先日、近所で嘗ての愛車であったCX-5が変わらぬ姿で動いているのを見て「何ゃあの車。。。」とさながら他人事の様に戦慄したにゃごです、こんばんは。

構造変更もしているので合法的に太いタイヤが装着されている様は一線を画すオーラが滲み出ておりました(;'∀')
それはさておきまして、梅雨シーズン突入前の5月下旬。
長野県は高山村の林道ドライブに三女の二人でお出掛け致しました。
毎年お世話になっている本命の『林道 湯沢線』を前にかなり昔から気なっていた林道(ほぼ廃道)へ踏み込んでみました。
この林道、支線が何本かあったり入口には古ぼけた湯沢線の林道標識があったりと嘗ては毛無峠を結ぶ林道として運用されていたのでしょうか・・
ともあれ、ひたすら藪漕ぎ状態で路面も色々と酷い有様だったので写真を撮っている余裕が無かったのでアレですがともあれ県道112(大前須坂線)まで完抜け。
そして終点には渡河ポイントがあるので降りて確認を・・・
って、既に渡っている娘。靴の替え持ってきてないよ(;'∀')
娘のシャバシャバになった靴を車外で乾かしながら
勢いそのままに県道112号線を少し進み『林道 中日影線』へ
ダート区間が約8㎞程。フラットダートで道幅も異常に広く、写真を撮るよりも「走り」を楽しめる私の中ではある意味で貴重なダート路です。
道草に拍車が掛かりますが、そろそろメインイベントの『林道 湯沢線』に向かいましょう。
湯沢線は毛無峠へ至るダートが約14kmあるアップダウンに富んだルートで、途中になまじ欄干が低く、高度感たっぷりの真っ赤な閻魔橋があり、ここがちょうど出入口からの中間地点。
麓からえんま橋まではフラットで走りやすいのですが、閻魔橋から毛無峠までの区間は標高が一気に高くなり路面には雨によってできた溝(人工的なのも含む)が目立つようになります。と言いますか石ころゴロゴロな河原を走っている感じです。
(ぇ?河原を走った事ない??
五月の下旬ですので標高を稼いでいくと新緑が太陽光を透過した緑が眩しいです。
林道途中のセーブポイントで休憩
最近の三女、遠足気分なのか?やたら山でご飯を食べたい欲みたいのが強く、ブログには上げていませんが河原や山奥でのキャンプ飯が多くなってきましたw
標高を稼ぐにつれて木々が少なくなり、視界も開き眼下には美しい山並みが遠望できます。また標高1800mの毛無峠付近は、森林限界によって下界とはまったく異なる景色が広がっているのもこの湯沢線ならでは。
『湯沢線』を抜けた後は気持ちの良い風が吹きすさぶ小串硫黄高山跡地へ。
相変わらずの絶景とラジコン飛行機や登山を嗜まれる方々で賑わっておりました。
毛無峠にはまだ残雪があり、何が楽しいのか(コラ)飽きもせずに雪で遊んでいる娘を生温かく見守りつつ、最後の目的である万座温泉に向かいます。

↑↑温泉むすめの存在は知らなかったのですが、何でも擬人化するのは時代の流れですね~
ゃ、それにしても可愛いなw
そんなこんなで日本屈指の硫黄濃度を誇る湯を娘共々全身で堪能・浄化され、帰路に着くのでした。
~・~・~・~・~・~・~
週をまたいで6月某日、けものみちフレンズの皆さんと林道ツーリングにご一緒させて頂きました♪
山梨県は韮崎市の周辺の林道を巡り、北上しつつ3年?ぶりに災害から復旧した埼玉県と長野県を結ぶ唯一の路として名高いマスドライバー林道の『中津川林道』を目指します。
ホーナーさんの64、フェンダーミラーに換えてから渋さに一層拍車がかかっておりました^^
さて、先ずは山梨県の『林道 前山明神線』からスタート
以前はダートだったようですが、現在は舗装路。
それでも支線が多数あり、「何処につながっているんだろう・・」的な意味で非常にそそられる林道でした。

そんな支線の中にはガチなジムニー乗りさん達の遊び場もあったり、
ほぼ崖みたいな所に登り切ったであろう思しきタイヤ痕が付いていたりと色々な意味で侮れませんw
↑私も含めて青ざめる一行
前山明神線から『林道 金ヶ岳線』へ
所々眺望もよく、快適なフラットダートが約10㎞。
金ヶ岳線に接続している支線。名前を失念しましたが完抜けしており、とても雰囲気の良い林道でした~( ´∀` )

一帯は林道群で地図に載っていない道が多く難儀しましたが、初めて役に立った「ハイドラ」の恩恵を得て北上。信州峠付近の『林道 松平線』へ
途中で美味しいコーヒーを頂きまして、のんびりと休憩しつつ長野県は川上村を抜けて、埼玉県を目指します。
キタ━(゚∀゚)━!
マスドライバー林道こと『中津川林道』は3年前の災害でもう死んでしまったと思っていたので(ぉぃ)、またこうして走れる事は非常に嬉しいですし、何よりここが開通すると埼玉県は秩父方面に行くのが凄く楽になるので本当に有難いのです!!
そんな何年振りかの復旧と言う事もあり、当日の中津川林道は沢山のバイクとクルマの往来があり、凄く賑わっていました♪
閑話休題:交通量の多い悪路って離合がネックなのですが、私は(ジムニーの好感度を上げたいので)登り下り谷側山側関係なく退避スペースで待つか離合できる所までバックするのが殆どなのですが、その際に横柄な方もいればご丁寧に窓開けて挨拶して下さる方もいらっしゃいます。
この離合一つで運転手さんの人となりや余裕の無さって結構分かりますよねw
話が逸れましたが、「オマエのクルマどうなっても知らねえから」看板もご健在で何より。
約18㎞のダート区間は秩父の山間らしさ溢れる森の「匂い」やダイナミックな切り通しや緑のトンネルを駆け抜ける気持ち良さは勿論の事、綺麗な林道には浄化作用(精神的に)があるなと改めて感じた林道ツーリングでした。
ご一緒させて頂いたフレンズさん、当日はお疲れ様でした( ´∀` )
まぁ、そのお陰?で写真を撮らず終いでしたがw
そういえばCX-5では何度も訪れていましたが、シエラでは中津川林道は初訪問でしたね~
中津川林道を抜けて帰路に着くため国道299号線を目指しますが、国道に接続している林道が二本ともまさかの通行止めで、帰り道はマスドライバー林道しか無くすっかり日も暮れ月明かりが真っ暗な林道を照らす中津川をピストン。
シャッター速度を遅くしているので明るく撮れていますが実際は真っ暗。流石に往復すると洗車のし甲斐がありそうな感じに仕上がりますが、夜の林道は昼間の雰囲気が嘘の様な静けさと異常なまでの鹿の多さは一人だと些か恐怖すら感じました(笑
お別れは、けものみちフレンズと林道の一コマで
シグマ 70-300mm F4-5.6 APO DG MACRO (ソニー用)
シグマ12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL (コニカミノルタ用)
シグマ50mm F1.4 EX DG HSM (ソニー用)
Posted at 2019/07/06 21:09:06 | |
《2019年》 | 日記