• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

mosyaのブログ一覧

2022年07月15日 イイね!

2022.7.15  走りに走った777キロ

2022.7.15  走りに走った777キロやっと乗れました。

富士山周辺と八ヶ岳界隈へ。
距離にして777キロ。

色々試した割に16キロ/L以上は凄い。
タイトル画像はちょっと給油した後なので
燃料残と距離が合ってないが
出発時は満タンで980キロの表示だったので
追加給油無しでも走れた計算。

感想としてはとにかく乗員の疲労度が低い。

きちんと作った車を
ちゃんとしたデバイスで支援すると
ここまでできるのかと。

乗り込むと運転姿勢が一発で決まる。
シートの大きさや硬さ、視界の広さなど
個人的には現行マツダ車の中で
最もシートポジションを決めやすい。

エンジンを始動すると、それ自体の音は小さくないが、
ディーゼル特有の高周波ノイズとバラける爆発が抑えられ
芯を揃えたような音で車外放出音は悪くない。
車内では高い遮音性のおかげで
アイドリングだけなら「ちょっと賑やかなガソリン」でもばれない。

走り出すと、大きいトルクについ気が向いてしまい
それ以外の事に殆ど気が行かなくなるが
これまたディーゼルらしからぬ音色で嬉しくなる。
アイドリングから僅かにタコメーターの針を上げるだけで
大トルクが炸裂するが、決して過激な特性は与えられておらず
過渡領域の調整が素晴らしく優秀で、
右足にこめる加速への如何なる要望にも完璧に応えてくれる。
おかげで豪雨の東名でもタイヤのグリップに気を遣うことはなかった。

ブレーキも文句の付けようがない。
踏み初めから、制動を終えてペダルから足を離す時の「放れ方」まで
抜群のコントロール性で機械にこちらが合わせることは何一つ無い。

ステアリングは修正舵に使うような切り始めのギヤの速度から
深く切り込んで行った時の反応まで、すべてが完璧にマツダ調。
マツダに慣れ親しんだ人には完璧に「いつもの」感じ。
余計なキックバックは勿論、パワステの癖も一切感じさせない。
思いがけずコーナーがきつくなって切り足してもそれとばれ難い。

実は走行中に車輌姿勢へ様々な制御が入っているのは
逸脱した時に初めて知ることになるのだが
唯一、Gベクタリングコントロールだけは頻繁にその存在を意識した。

MPVだったら絶対にこうはいかない、
という身のこなしを披露し続けてくれるのである。
例えば、下りのコーナーでシフトダウンしてスッと切り込んだとき、
減速が足りないとフロント外側のタイヤが外に押し出され
アンダーとまでは行かないが「おっとっと」となる場面でも
CX-5は何事もなかったかのようにするっと曲がってしまう。
同乗していた娘いわく「コンパスみたいに曲がる」そうな。
山道だけでなく、高速道での直進時で
横風や路面の凹凸で姿勢が乱れるはずの場面でも
とにかくフラットに真っ直ぐに走らせようと制御してくる。
豪雨でできた大き目の水溜りに高速のまま片輪だけ入ってしまった時など
MPVではステアリングを握り締めたものであるが
CX-5では車輌の方で安定させてしまうのでこちらの役目が無い。
とにかくあり得ない位に挙動が安定する事でその存在がわかる。

さらにはクルーズコントロールである。
レーダークルーズは勿論の事、前車に合わせて停止まで完璧に追従。
渋滞での疲労度低減には覿面に効果ありました。
再加速も遅すぎず速すぎず、予想通りの加速をしてくれる。
また、豪雨で前方視界が悪いときには
前車との車間を長めに設定しておくと
対向車の跳ね水などで一瞬視界が遮られる事があっても
安心して運転を続ける事ができる。
勿論、最終的にはドライバーの仕事なので
ペダルはいつでも操作できるようにスタンバイしているが殆ど出番が無い。

他には、オートハイビームのLEDヘッドライトにも感激。
暗くなってからの山道ではビックリするくらい明るい。
対向車が来ると対向車に照射する部分だけ光軸を下げ他の視野を確保。
街中ではその効果を知ることが殆どなかったが
山間部や街灯の無い郊外の道では感激した。

強いフロアとそこから立ち上がる高剛性のフレームのおかげで
決して硬くない脚で乗り心地を損なわずにビシッと走ってくれる。
着座位置が高めなのにも拘らず
高視点特有のふらつきや余計な揺れが皆無なのも凄い。

全長が4.6m以下なのも地味に素晴らしい。
さすがに幅はあるが、MPVと同様に見切りが良いので
幅で困る事は少ないと思う。
4.5mちょっとという全長はアクセラやCX-30ともほぼ同等で
取り回しのしやすさに大いに貢献してくれる。
室内の広さも前後席スペースに余裕を持ってポジションをとった上で
さらに荷室もキッチリ確保されているので
個人的にはMPVの代わりとして全く問題ない。
まさにアクセラのガワでMPVの中身である。

ハリヤー純正のトーヨー製タイヤは
荒れた舗装面通過時の音がやや賑やかな事を除くと
現時点では文句の付けどころがない。
綺麗な路面では静かで、乗り心地もよく、
ドライもウエットも何の不満もなくきっちりグリップする。

過去の車で経験したOEMタイヤ達は2年くらいで味が落ちていたが
これはどうだろうか。

とにかく現時点では車自体には一切不満がないCX-5。
自身に「次」があるかわからないが
あるのであれば2台目、3台目にいきたい車である。

実のところ、60は車としては興味もあるし
あの内容と価格なら良いはずなのだが5を経験した身には長すぎる。
MPVや8からの直接の代替ならめちゃくちゃアリなのだが
5からだと長さがひっかかる。
実は今回も一瞬検討したのだが、長さを見てやめた経緯がある。

とにかく、今は5である。

これは何年何万キロ乗れるかな。
Posted at 2022/07/16 21:53:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「フレアの充電が3時間経っても終わらない…」
何シテル?   08/05 21:52
最近はクルマ以外のネタの割合が多くなってきてしまっているので 無理矢理にでもクルマネタを捻出中・・・ 今年は「できるだけ」毎日書こうと思いますが 書け...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/7 >>

     12
345678 9
10 11121314 1516
17 18 19 20212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

KURE / 呉工業 LOOX ヘッドライトクリア&プロテクト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/02 06:36:34
立たせます('Д') 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/30 11:57:22
電子スロットル洗浄 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/25 08:29:21

愛車一覧

トヨタ クラウンハイブリッド トヨタ クラウンハイブリッド
個人的に初めてのトヨタ車。 この歳になってようやく憧れのクラウンに。 じっくり堪能したい ...
マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
平成2年車です。 元々がオプションてんこ盛りでしたので できるだけ純正を維持しています。 ...
マツダ デミオ マツダ デミオ
平成15年に新車からの付き合い。 個人的に初めて買った新車。 買った当初はファーストカー ...
マツダ フレア マツダ フレア
まさかの人生2台目のフレア。今回は妻用なのでCVT車。決して速くは無いけれど、ちゃんと走 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation