
先般呟いていたとおり、富士スピードウエイにて先月末に行われていた「スーパー耐久24時間レース」を観に行ってきました♪
数年前に40年ぶり?だったか24時間レースがこの地で開催され、夜間のレース撮影のチャンスはめったにないので観て以来、虜になりました。
長丁場なので焦らずのんびりと撮影できて普段と違う夜間走行の雰囲気も最高なのですが・・・・・・オジサンは年々体力との闘いになってきております。(-_-)zzz
決勝は5/31(土)の15時スタートで6/1(日)15時ゴールの予定になっておりました。
前売り入場券は前日金曜日の予選も観ることができましたが、体力と相談し決勝のみに集中することにしました。(笑)
決勝当日のスタート前にはピット内に入れる「ピットウオーク」とスタート直前にスターティング・グリッド内(コース上)にまで入れる「グリッド・ウオーク」券まで奮発して購入しました!
その辺の詳細はまた後日♪ということで、明るいスタートからの時系列は無視して24時間レースらしい夜間の模様からご紹介です。
久しぶりの夜間撮影、レース撮影では定石の流し撮りも暗い夜間では超が付くほどの難しさに変わります。(撮れたからどうだ!という自慢ではありません(汗))
今回撮った写真は手持ちでは難しいので約7割は一脚を使っての撮影です。(それでも成功率は激低です)
実は今回の撮影で自分に課した課題として「普段と違う流し撮り」を念頭に撮影しました。
特に明るい日中の流し撮りではシャッタースピードを極端に遅くできないので、NDフィルターという特殊なフィルターを使って幻想的な写真に仕上げる目標を掲げます。(SSを遅くすればするほど背景がより流れた写真が撮れる)
各種フィルターの一部は持ってはいたものの、レンズに合わせて交換するのが面倒で使っていませんでしたが今回の撮影用に別の便利なフィルターを購入して挑みました。
市販車に近いレーシングカーが走る耐久レースは年間シリーズ戦で行われていますが、24時間はこのレースのみ。
メルセデスAMGやアウディR8からロードスターやフィットまで排気量や馬力の違う車種が混走するレースは見ていて面白い♪
市販車に近いと言ってもスーパーGTマシンのようなエキゾーストノートで爆速です。
ちょっとおしゃれに撮ってみたり・・・・
夜間と言えば・・・・のテールランプ流し撮り。( *´艸`)

と長時間露光の幻想的なこの手の写真は都会での流し撮りでもよく使う技法ですね。
わざとピントを外して遊んでみます。(笑)
いやしかし、夜間撮影ってこんなに難しかったっけ?と焦りながらシャッターを切っています。(汗)
赤く焼けるローターは夜間レースならではの光景♪
さあ、ここから今回の課題。
超低速SS(シャッタースピード)で遊んでみます。
撮影時の状況にもよりますが、少し明るい場所でもSSを1/4秒から1/40秒で撮ってみます。
写真を撮る方にはご理解いただけると思いますが、夜間のレースでこの設定(一桁台)は連写の無駄使いなのですが「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」の精神で。(笑)
欲を出してこれ以上SSを下げると車体のブレが酷く、溶けたように写る車体は何の写真か判らなくなってしまいます。(笑)
19時を回ったころには熱気球で上からレースを観戦できるイベント(別料金)もやっていたり・・・
20時から花火も打ち上げられていました。(毎年恒例)
しかし、今回はこの花火がレース中断の原因に!
煙が風に流されてコース上の視界不良で一時赤旗中断!(汗)
そして夜間はサーキット内の飲食店も開いていないため、予め買っておいたコンビニ飯で空腹を満たしながら撮影に没頭。
横のテントスペースではバーベキューを楽しみながら観戦している家族多数で、その香しい香りに眩暈がします。(泣)\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
だがしかし!!!
夜明けが近づくにつれ濃霧が・・・・・・
ついにAM4:30ごろから再び視界不良でセーフティカー導入。
1時間ほどそのまま追い越し禁止状態のだらだら走行し、それでも濃霧が晴れないので赤旗中断!
結局AM7:30くらいまでレースストップ!!!
既にヘロヘロになっていた私はこれ幸いに愛車へと戻り、仮眠をしたのです。(笑)
再び爆音が聞こえたのを目覚まし時計代わりに起床。
日中の撮影用にカメラ機材を交換し、再び次のコース脇へ移動です。
一周4.5kmほどのコースの外周は歩いていたらこんなに行動できません。
今回も折り畳み電動チャリが大活躍しました♪
この長時間のレース中断も初めてでしたが、実はスタート前にもひと悶着ありました。
ピットウオークは晴れていたものの、スタート直前のグリッドウオーク前に雷雨になりそれに伴いスタートも1時間遅れていました。
雨についてはスタートから数時間で止み、その後は曇り空のまま夜明けを迎えたので助かりました。
さあ、日中の超低速シャッター流し撮りは如何に?
期待を持たせつつ次のブログへと続きます。(@_@;)