猛禽類たちの集い&運動会。
日曜日に「フライトフェスタ」という鷹匠さんの発表会に行ってきました。
以前よりみん友さんにお誘いをいただくも、コロナで中止になったり都合が合わずに今回初めて見に行けたというイベントです。
以前、千葉県某所にて鷹匠さんたちの「訓練風景」を撮影させていただきましたが、その方々も出場されるとのことで期待していました。もちろん出てくる猛禽類も種類が豊富です♪
午前10時、やや風が強い中競技スタートのアナウンス。
紐の先に餌を付けて振り回し、猛禽が捕まえる「ルアーパス」~A地点からB地点への飛翔時間を競う「タイムトライアル」など。
競技なので撮影もしやすいと思っていましたが、猛禽の飛翔姿を至近距離で撮ることの難しさったら・・・・・・・(汗)。
最初に出てきたのがハヤブサ。
これが難しいのなんの!ある程度飛ぶ方向が決まっているのに全然撮れない!
ゆっくり飛ぶコミミちゃんに慣れた目はついていけません(泣)。フレームに入ってもピントが合わなく玉砕。
しかしこんなチャンスもめったに無いので必死にレンズを振っていると少しずつ撮れるように♪
シロオオタカ。
ルアーパスではこうして横目で見ながら(笑)餌に狙いを定めて飛びます。
背中に付いている青いのは個体の居場所を知るための「GPS」です。
紐を付けて飛ばすわけにはいかないので離れてしまった時に位置を把握するための装置だそうです。
また競技中にもこの「GPS」でどのくらい上空まで上がったのか、また少し離れた際の距離もアナウンスしてました。
以前の訓練時にも飛ばしていた鷹匠さんのお嬢さんも。
でもすべての個体が上手く飛ぶわけでなく、普段と違う雰囲気と大人数の観客に警戒したのか思い通りに飛ばない個体も居て鷹匠の訓練の難しさも垣間見えました。
最後の競技「アジリティ」が始まりました。
これは犬の競技「ドッグスポーツ」でもやる競技で飼い主(今回は鷹匠)が横につきながら色んな障害物を時間内にクリアしていく競技です。
猛禽類にそんなことができるのか?半信半疑でした。
始まるとそんな不信感は吹き飛びます。
ハリスホーク。
こんなポールの一番上に留まったり・・・・・・
星型の穴が空いたボードの反対側から鷹匠が呼び、猛禽が飛びながらその穴を抜けるという荒技!!
こんなことまでできるようになるんですね~♪驚きです。
でも中には言うことを聞かずピョコピョコと歩いてしまう子も居て会場の笑いを誘います(笑)。
オオタカも居ます。
鷹匠さんの中にもこんな個性的な方もいらっしゃいました。
きつねの面を被り、和楽を流しながら競技に参加。
ハリスホークは割と飼いやすいとのことで出場個体数も多いようです。
以前はアジリティにもワシミミズクや多数の他の猛禽も出ていたようですが、今回は残念ながら種類が少ないようです。
やはり目を引くのは白っぽい綺麗な個体ですね。(この子も件の訓練にも来ていた個体です)
フェルギナス。
野生の猛禽類はもちろん大好きですが、こうして訓練を積んだ個体が鷹匠の指示どおりに飛ぶ日本の文化に触れるイベントも楽しいものです。
貴重な体験でした♪
使用機材:キャノン EOS R5、 EF600mm F4L IS II USM、×1.4TC装着。三脚使用。(競技によってテレコンを付けたり外したりして撮影してます)
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Posted at
2022/03/07 21:37:01