フォーミュラ・ドリフト・ジャパン
日本のD1GPや映画「ワイルド・スピード」などに触発されてアメリカで作られたドリフト競技でその逆輸入バージョンとでも言っておきましょう(笑)。
先週末に富士スピードウエイにてRound.1が開催されたので観に行ってきました♪
もうだいぶ昔にD1GPやドリフト・マッスルのドリフト競技は観に行ったことはあります。
最近はモータースポーツの観戦チケット価格の高騰でF1はもちろん、スーパーGTやスーパー耐久、モトGPなどにも行かなくなって久しい今日この頃。
今回の競技にはWRCラリーで最年少優勝した「カッレ・ロバンペラ」選手や現役ラリージャパンドライバー、D1GPドライバーに加えてなんと現役中学生!選手(14歳!)も出ているというので興味が湧きました。
まず土曜日の予選。
人出が少ないであろう予選はいろんな位置からゆっくりと撮影できるので撮影練習も兼ねてのんびりと過ごします。
しかし、富士SPWの「レースコース」としか前発表されていないドリフト・ジャパン。
富士でドリフト競技をするとなると、S字定番スポットの「ダンロップコーナー」か?
競技ポイントはゲートで受け取ったパンフレットと案内図で判明しました。
「100R」手前からスタートで「ADVANコーナー」出口までのS字区間。アドバンコーナー上部の土手の上に実況席が設けられていました。
この短い観戦エリアでどう撮るか?立ち位置や場所を変えながら撮っていきましょう。
また、練習走行や予選では時間がたっぷりとあるため、撮影方法もいろいろ試せます♪
朝8時を過ぎて爆音とタイヤのスキール音がサーキットに響きます。
ドリフト競技で流し撮りをするとスピード感の他にタイヤスモーク(煙)が幻想的に写るので後ろ姿もお気に入りです♪
カメラの設定を少し変えてポスターちっくに攻めてみます(笑)。
まず「TOYOタイヤ」のポスター・・・・風に(爆)。
「CUSCO」のポスター・・・・風に(爆)。
自画自賛ですが、ちょっとCoolな感じになりました(笑)。
ドリフト車はロア・アームやナックル類を変えてフロントタイヤの切れ角をアップさせてスピンしにくく改造されているのですが、分かっていても異常な切れ角(笑)。↓
そして上のクスコGR86は中学生(14歳)の「箕輪大也」選手が運転しています(驚)。
スムーズな運転で昨年の年間ランキングでもなんとオジサン選手に混ざって堂々の2位ですぞ!!!
そして外せないのがWRCラリー最年少チャンピオンの「カッレ・ロバンペラ」選手のGRカローラ。

予選ではスタートからゴールまで非の打ち所がないほどの走り(汗)。
こちらも若干24歳だそうです!
他にも現役高校生時分からドリフト競技を始めた選手も参加していたり、フォーミュラでも世界でチャンピオンになった現役女子高生ドライバーの「JUJU」選手が居るとか時代の違いを痛感しますね!(汗)(いやいや、オジサン選手たちも頑張っていましたよ(笑))
外国人選手も多数出場しているのがフォーミュラ・ドリフト・ジャパンの特徴。
ブラジル、タイ、中国、シンガポール、イタリア、フィンランドにもちろん日本。
そして予選を撮影していたらマフラー付近からファイヤーしていた車両が!
「草場佑介」選手のGR86。
エンジンブローか!?と思ったらどうやらデフブローだった様子。びっくりしました。(@ ̄□ ̄@;)!!
当然、積車にてお戻りになりましたがコースにはオイルが散乱。予選は一時中断。
そりゃ600~1000馬力クラスの車でコーナーの最初から最後まで流し続けるんだから車両への負担はものすごいものがあるんでしょう。
そういえば予選の時から一走りごとに競技車両の真後ろをドローンカメラが追いかけていました。
観戦席脇の巨大モニターでも走行時の後方上部からの映像が流れて分かりやすい。
特に追走などでは白煙で後ろの車の挙動はほとんど見えませんから(笑)。
最短50cmくらいまで接近してドリフト車両の動きに合わせて高速飛行するドローン、その操縦技術にも驚かされました(笑)。
さて、翌日日曜日。
前日の予選で勝ち上がったTOP32名が2台で決勝追走トーナメントを行います。
ここで先日のオフ会でちらっと「フォーミュラ・ドリフトに行こうか迷ってる」とおっしゃっていたみん友さんに連絡してみたところ「土曜日は仕事だが日曜日は観に行く」とのことで朝から現地で合流しました。
「tabosukeさん」無事に朝の練習走行前に合流できました♪
前日の単走予選の倍のタイヤスモークなので、練習走行はずっと霞がかかったような状況(笑)。
でも土曜日と同じで早朝セミウエットから本番では完全ドライ路面になったので観る方としては嬉しい限りです♪
やはり2台同時走行だと迫力が段違いです。
後半の上位同士の戦いは熾烈を極めており準決勝でクラッシュが発生してしまいました!
ドリフトで横向きになりながら高得点を狙ってベタ付けで走ってきます。
そのタイヤ同士が接触して1台が宙に浮きました!(汗)
手前の「小橋正典」選手のスープラにタイの「エス・チャナポン」選手のS15シルビアが接触してしまいました。
エス・チャナポン選手の車は前後タイヤが曲がってしまい、走行不可能でリタイヤ。
心配なのは小橋選手のスープラ。既定の時間内に直して走行できるのか?(汗)
しかし、メカニックたちは規定の10分でアライメントを取り直してフェンダー部を修復。
決勝は無事に執り行われたのです!当然、暫定的な修理だったのでしょうが凄いですね。
決勝の画像。↓
そうそう!サーキットでは上空を「トビ(トンビ)」が飛来して観客の食料を狙っていました。
急降下!
あ~あ・・・・・パン盗られちゃった・・・・・。
湘南海岸でもあるあるですが2~3組のお客さんがやられてました(泣)。
そしてお昼休憩で呟いた「サーキット飯」。
「かつカレー&焼きそばBOX」と「たこ焼き」、「コーラ」(爆)。
どうしてもジャンクフードになっちゃいますよね(笑)。(tabosukeさんも同じものに「ホットドッグ」(笑))
他のレース同様に協議車両はパドックで整備中。
Aパドックでは他の競技車両展示やメーカーブース、イベント広場では織戸学氏のイベントやショートコースでは女性ドライバーのドリフトイベントなどもやっていました。(チラ見しかしてないけど(笑))
超久しぶりのモータースポーツ観戦、決勝ではレース関係に詳しいtabosukeさんとご一緒したこともあり一層楽しく過ごせました♪
私の中でもこれからまたちょっと火がつきそうな予感がします(笑)。
ちなみにこのレース、前売り3500円(駐車料込み)で2日間楽しめました。
他の写真は後ほどまたフォトギャラリーにでもアップします。
※決勝トップ16の公式YouTubeを貼り付けておきます。雰囲気を味わってみてください♪↓