
野鳥撮影をしているとどうしても「近くで撮りたい!」とか「少しでも大きく写したい!」という思いが出てきてしまうのはカメラマンの性なのだろうか?
カワセミちゃんから始めて野鳥、カメラ(レンズ)沼へと沈むが撮影時にどうしても追いかけてしまい野鳥は怖がってどんどん離れてしまう。望遠レンズを使っても限界がある。野鳥ファンとしてのジレンマの始まり。
私有地へ入るなどもってのほか。
その場(自分)さえ良ければと野鳥を怖がらせてまで近くで撮るのも本末転倒。
そんな中、冬のアイドル幸せを運ぶ青い鳥のひとつ「ルリビタキ」が人懐っこい♪という情報をいただき、さっそく飛んで行きました(笑)。
県内のその公園は記録を見ると4年前に訪れて以来でした。
その頃は何も分からず闇雲に森林内を歩き、見つけた野鳥を片っ端から狙うというものでした。
どの辺に出ているのかは分からず、目と鳴き声を頼りに歩いてみます。
地鳴きがとてもよく似ているジョウビタキ(メス)のジョビ娘がお出迎え♪
鳴き声が似ているのも当然。同じ分類の「ヒタキ類」でルリビタキの仲間ですから(笑)。
つぶらな瞳もおしりふりふりも愛らしい♪
ちょっと耳障りな地鳴きのアオジ。
よく見かけるヤマガラですらアップではこんな愛らしい表情を見せてくれます。
散歩やバードウオッチングでも有名なこの公園は週末でなくても盛況。ですから鳥たちも人馴れしているんですね。
急な動作をしなければもの凄く近くで撮らせてくれました。
さて肝心のルリビタキ。
鳴かない音無しの構えで、湿地部分に現れました♪
自分がアイドルなのを自覚しているのかお立ち台でいろんなポーズを決めて、可愛らしさをアピールしてきます。
よおし、そっちがその気なら相応な撮り方をしなければ申し訳ない。
少し気合を入れ直して頑張ります。(手持ち撮影の機動力を最大限活かして挑みます)
ちょうどいい具合に湿地の暗い部分と陽が差してきて明るい部分ができ、スポットライトのようなコントラストを生んでくれました♪
玉ボケを有効活用したり・・・・・
ルリの青と背景の青を活かしたり・・・・・
うまい具合に背景もボケて、後ろ姿のルリもアンニュイな感じ(笑)。
一度やってみたかった超どアップ!(トリミング拡大してます)
別の場所にはルリビタキのメスもお出まし。(尾の部分のみうっすらと青い)
ルリビタキのオスは最短2mまで「向こうから」近寄ってきてくれました。
アオジやジョウビタキ(メス)などは2m切ってます(汗)。
アップで撮れるのが偉いわけではありませんが、たまにはこうした至近距離の出会いも悪くないです。
(朝7時ごろより撮影)
使用機材:キャノン EOS R5、RF 100-500mmF4.5-7.1L IS USM、✕1.4TC使用。手持ち撮影。
Posted at 2022/02/09 23:27:49 | |
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