
自動車検査局(陸運局)にてユーザー車検というものを初めて受けて参りました( ⊙ Д ⊙)
あまり下調べもしてなかったんで、ほぼぶっつけ本番←
心臓バクバクのやつですwww
そんな初心者でもなんとか通りましたので、ユーザー車検に興味のある方にどんな感じかイメージが伝わればと思い書いてみます。
あくまで自分が受けたタイミングでのお話しなので、必ずしも同じとは限らないのでご注意を(o_ _)o
自分の車両は平成19年のワゴンRになります!
軽自動車なので軽自動車検査協会にて検査を行うことになります。ちなみに9年目の継続車検ですね。
検査協会に出向き受付にてまずは必要な書類等を集めてこいと言われるので指示通り行います。
自分で持っていくものと、向こうで発行される物とがあるので、必要な物を準備した上で向かいましょう。
・認印
・納税証明
・車検証
・自賠責
・お金
・点検整備記録簿(自分で書くのであれば受付でも買えます)
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【受付編】
①自動車検査票(無料)
これは検査実施日の日付、ナンバー、車体番号、エンジン型式を書き込みます。
それと受験者の氏名、電話番号を書きます。
残りは検査時に検査官に書き込みされます。
②続検査申請書〔OCRシート〕(30円)
継続車検はこれが必要となります。
OCRシートと呼ばれる物になっていて、上部は鉛筆で車両番号(ナンバーです。地域名・3桁・ひらがな・1〜4桁の数字)と車台番号(自分のワゴンRの場合MH22S-数字6桁)を書きます。
下側はボールペンです。申請者は車検証と同じ名義と住所で書き込み、認印を押します。
受験者欄は持ち込んだ人(自分)の氏名と住所を書き込みます。
③検査料(1400円)
窓口で検査料を支払います。どっかにハンコしてもらったんだっけかな?ちとその辺は曖昧です。
④車検証
車に乗っているはずなので車から降ろして準備しておきます。
⑤軽自動車納税証明書
これは納税時に貰っているはずなので、探して準備しておきましょう。というか車検時は必要なので、受け取ったら車検証と一緒に保管しておくといいですね。
⑥自賠責保険証明書(26370円/24ヶ月)
これは今まで使用していた物を用意して、窓口で新しい自賠責を購入します。このとき通常24ヶ月分を購入しますが、万が一自賠責保険期間内に車検が受からなかった場合、別途で1ヶ月購入などをするのですが、そうすると割高なので最初から25ヶ月買うとお買い得だし手間がないですよ…的な説明をされますが、期限切れにならなければ問題ないので24ヶ月購入で普通は問題ありません。
⑦重量税納付書(自分は6600円/13年未満車両)
窓口で印紙を買います。13年未満か以上か、18年以上か、エコカーかどうかなどで金額は変動します。
また納付書も受け取るので、購入した印紙を納付書に貼り付けます。
納付書には日付、氏名と住所(車検証と同じ物)を記入します。
車検の有効期限(継続なので2年。新規なら3年ですね)、自家用(事務用も選択肢にあります)、継続の持ち込み(他に継続の指定、新規の持込・指定、構造変更の選択肢あり)にレ点を打ちます。
⑧点検整備記録簿(10円)
こちらは自分の場合は車両購入時についてきたメンテナンスノートに付属していたものを使ったのでタダですね。
基本的には全部レ点チェックを入れます。もちろん点検した上で行なうべきなので、点検ができない方は事前に車屋さんで点検してもらいましょう。親切な所だと無料でおこなってくれます。
※自分の場合は前日に検査しましたが、記録簿を忘れたため、自分でメンテナンスノートに書き直しましたので、メンテナンスノートの項目での説明になりますw
[メンテナンスノートの書き方]
依頼者の氏名と住所は自分の名前でも車検証のものでもいいと思います。
型式、初年度検査年、自動車登録番号(ナンバー)または車体番号の記入、点検者の名前と住所(自分で行えば自分のもの、お店ならお店のもの)、点検日と整備日、走行距離などを記入。
自分で行った場合は認証または指定番号と主任者氏名は無記入で良いかと。
自分の場合は自分の氏名で書いて、残りを無記入で書きましたが通りました。
購入した物とは内容が違うかもしれないので参考程度にお願いします。
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以上を用意し終わったら、受付にて最終チェックと記入漏れやミスがないかを確認してもらい、問題がなければここからいよいよ車両の検査です。
記入はかなり苦戦したので、時間に余裕を見ておくことをおすすめします(笑)
40分ほどかかりましたwww
自分が受けた検査場では初心者ということを伝えると初心者マークを渡され、それをダッシュボードに置いて初心者レーンへと向かいます。
このとき一人で乗り込む事になると思うので、付添人がいる場合は待合室で待つか、検査場入り口で降りる事になると思います。
ちなみに検査場の見学もできるので、時間に余裕があれば見学をさせてもらうと流れがわかりやすいかと。
自分は時間ギリギリだったので見学無しで向かいましたwww
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【検査場編】
初心者レーンに並び、検査場前まで行くと検査官が近づいてきます。
先ほどの書類をまとめて渡しますが、このとき古い自賠責も必要になるので、忘れず一緒にまとめておきましょう。
①検査場前にて
窓にスモークフィルム等が貼られてないか確認されます。
このあとは指示を聞いてなければならないので、ほぼ常時窓が開けっ放しになります。冬場は…頑張りましょうw
指示に従ってライト類の点灯、クラクション、ワイパーの動作確認等をします。言われた通りに行うだけです。
次にボンネットを開けて車から降ります。
検査官が車内を運転席から乗り込む感じで覗いて車内を見ます。シートベルトの警告灯とか、メーターの走行距離の確認ですね。あとは保安部品の確認でしょうか。かなり短時間です。
次にボンネットあけて車体番号等の確認などをされます。
②検査場内1
検査場内に入り排気ガスのチェックをします。検査装置をマフラーに突っ込んで持ってろと言われました(笑)
あと各項目が終わるごとにチェックの紙を機械に投入して記録します。初心者コースなので紙の投入などは全てやってくれました。
③検査場内2
続いてサイドスリップ(トーイン)とホイールベースの確認(白線に沿って走るだけです)。
自分はここのサイドスリップで引っかかったので再検査の印鑑押されましたw
車高を変えるとトーインがズレてしまうので、車高を変えてる方は要注意です。おそらくスペーサーなども影響する場合があります。
ここは再調整になりますが、その点はまた後で詳しく書きます。
④検査場内3
続いてローラーに乗ります。
光軸、スピードメーター、ブレーキのチェックです。
ライトを点灯して、ロービームとハイビームで光軸を測り、ローが怪しかったですが、ハイで通ったのでここはオーケーでした。
スピードメーターの検査は40キロまでメーターを回し、40キロになった段階でパッシングします。(パッパッではなく、ハイビームでオーケーが出るまで光らせます)ここではメーター誤差が極端になければ(5キロほど?ちょっとわかりません)オーケーなので、ホイールを変えていても通常のインチアップなどの範囲であればここも問題ないはずです。
続いてブレーキです。フットブレーキとサイドブレーキの効き具合をチェックするのですが、掲示板をよく見ていないと間違えやすいので注意です。ここもあまり問題ないと思います。
⑤検査場内4
リフトに乗り下回り点検を行います。
ハンドルを全切りして小刻みに揺らし、また反対側に全切りし直して小刻みに揺らすくらいでおしまいです。このときエンジンを切るのでそのままハンドルを切るとハンドルロックがかかってしまうので、エンジンオフをしたあとにキーを1段階回せば(エンジンはかけずにACCオンの状態で)ハンドルロックが解除になります。
あとは検査官がマフラーの錆びや足回りの劣化や緩み、オイル漏れなどがないかのチェックをして、問題なければこれにて終了となります。
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自分のように再検査になると、一度受かった検査項目はパスで、ひっかかった箇所のみ再検査になります。
トーイン調整するだけですので、まずは検査場の付近にあるテスター屋を探します。検査場で聞いたら近くのテスター屋の行き方を教えてもらえました(笑)
付近にはたくさんテスター屋があるので、おそらくすぐに見つかります。
とりあえず試験場をあとにしてテスター屋に向かいます。受付で内容を伝えるとそのままレーンに入って調整が始まります。
待ち時間もなく5分するかしないかのうちに調整作業終わりました!激はやっ(笑)
サイドスリップ(トーイン)調整で1500円です。早いしお安いですwww
で、ちょうど検査協会もお昼休憩になってしまったのでコンビニでお昼買って食べて休憩。
そしてまた検査場前に並びます。昼一は混むので早めに並んでおくといいですね。
で、再度ボンネット開けて車体番号の再確認のみされ、また同じようにレーンを進みますが、一度オーケーだったところの検査はスルーです。
サイドスリップも問題なく通りました。
スルーばかりで暇だったんですけど、検査官のおっちゃんがフレンドリーなので退屈せずにすみましたwww
最後にまたリフトに乗って調整跡をチェックして、問題なければこれにて検査終了です。
中に戻って書類などを返却し、車検ステッカーや車検証を貰って全て終了となります。
感想としては、思っていたよりかは簡単でした。
初心者用レーンがあるんで、場内検査もほとんど手取り足取りやってくれるんで誰でもやれます(笑)
本当に大変だったのは書類書く作業ですねw
まあでもほとんどは車検証見ながら書けば書けるからね。
間違いあっても最後に直してくれるし(*゚∀゚*)←
費用も35000円以内で収まりました。サイドスリップ調整料は別ですが。
ユーザー車検の前後できちんと最低限の点検と整備を済ませれば車検費用としてはかなりお得だと思います。
点検整備記録簿は適当に書いても通ってしまうと思いますが、安全面上よろしくないので、きちんとしたお店でチェックと記入してもらうことをおすすめします。