
~キミは最後まで読めるか(こんなにもくだらない長文を・・・爆)~
少し前ですが、教授の
こんな記事がアップされてまして、その中にあった『メンバーの並び順は、商品によって違うようです』に対して、以前から思ってたことをなんとしてもここに論じたく、巨大かつ大量ファイルコピー待ちという思わぬ暇(@会社・・・涙)が訪れた機会に筆を取ったという次第ですw。
かなり勝手な私見となりますので、そこは何卒ご了承願います(;´▽`A``。
※写真は、記事の内容と間接的に関係ありますが、これを選択した理由は特にありませんw。
・・・
さて、先日沸騰し、そして一気に冷めたT-ARAの『いじめ脱退問題』でありますが、総じて韓国の女性アイドルグループはニッポンのそれと比べ、グループ内の揉め事は多い傾向にあるようです。
古くは、モー娘。のなっち対ゴマキ(形勢が不利だったなっちの激太りに発展w)など(ワタクシにとっては、つい昨日の出来事のようw)、あれこれ事例はあれど、ほとんど表面化することなく見せ掛けだけでも平和に活動してる例がほとんどです。
揉め事の原因は、主に人気差と収入差。
後者はニッポンでは大体平等のようですが、韓国はかなり極端な差がある場合も少なくないそうです。
YouTubeにアップされてる韓流女性アイドルグループの韓国でのTV出演の映像を見ると、たまに不思議な感覚を覚えることがあります。それは、メンバー全員ではない一部の2,3人のみ、バラエティやクイズ番組に出演していることです。
ニッポンではあまりこういうことは無いですね。
常に全員で出るか、もしくはグループ内ユニット企画や何かタイムリーな話題を持つひとりだけとか、「単に人気があるから(数字が取れるから)」以外の大義名分が必ずあったりします。
でも、韓国ってその大義名分が無さそうなんですよね。見る限り。
そして、そのまま出演回数の多いメンバの収入がダイレクトに上がるっちゅうスンポーらしい。
これは、韓国の各プロダクションも認めるところで、そりゃモメますわなwww。
(ガキの集団なんだからある意味仕方ない。大人なら人気の無い(実力の無い)者は収入が低いのは考えるまでも無く当たり前の常識なので)
あえて意識して『ウチは平等に分配してます』なんて言ってるところもあるので、そーゆーのは少数派なんだと思います。
群雄割拠の乱れK-POPな今(爆)、なんとかグループの認知度を高めようと人気が高そうなメンバー(制作側から全員分のギャラがとても出ないんだろうな)を集中的にTV出演させる戦略は、割りと常識的なものとしてあるようで、これも各プロダクションの経営者も認めています。
ただ、この経営側の選定基準にどーも韓流ガールズは納得がいかないようで、
『真のセンターはアタシ』と全員が心の中で本気で思っているそうです(爆)。
これは女性グループだけのハナシではなく、実際に、とある男性グループのメンバがインタビュアーにこんなことを語ったということがネットの韓流直訳サイトのどこかに書いてありました。(元ネタサイトのURLが分からなくなりましたスミマセンw)
ココこそが、揉め事の始まり、ニッポン人とのメンタル面の相違であるとワタクシは強く思ふ。
要するに、ニッポン人は全員が全員とは言わないが、例えば『センターポジションの自覚』というのは、まずはグループ戦略として明示的にとある一人に定められてること以外に、『周りが自分をセンターと認めてくれている事実を、できるだけ公的な尺度を持って自覚する』ことよってようやく芽生えるものと考えます。つまり何の後ろ盾(自分勝手な思い込みでない証拠)も無いと『あたいがセンターだ』と心の底から本気で思うことは多分出来ないでしょう。そういう場合はどんなに『オレ様』演出をしたところで、心の中ではとっても不安なハズ。それがニッポン人。
その後ろ盾の最たるものがAKBの総選挙。メンバにとってこれほど公的で、ある意味心安らかな(誰もが認める第何位)制度はないでしょう。
対して、韓国では最初ッから、本気で『あたちがセンター(に、ゆくゆくはなる)に決まってんでしょ』とまだ何も始まってない前から本気で思っていることが多いようです。(もしくはその親御さんたちw)
やはり、四方を海で囲まれ平和な歴史を積み重ねてきたニッポンと、常に陸続きの後ろ側から攻められ続けてきた韓国との差なんでしょうか。とにかく前向きにどんどこ攻めて行かないとすぐに淘汰される。そういう意識がDNAに深く刻まれているのでありましょう。
センターポジションという『No.1』意識と並んで、順位付けというのもニッポン人にしては非常にシビアに思えることを、韓流アイドルグループはグループ内のこととして平然と語ります。また聞く方も別にフツーに聞いたりします。
KARAのDVD映像ですごく印象的なのがありました。
韓国でのメンバひとりづつのインタビューで、全員に同じ質問をする企画なのですが、すべて何かのテーマに沿ってそれぞれがメンバを順位付けするという内容でした。
『だれがイチバン○○と思いますか?』
と尋ねて、ひとりのメンバが各メンバを模したマスコットを並べ替えるということをしたのですが、
その質問内容があまり笑えない(ニッポン人にとってはシャレにならない)少々エグイ内容ばかりで、しかしKARAのメンバは軽く微笑みながら平然とメンバを順位付けして並べ替えるのです。
要するに普段からこういう感覚で生きてるってことなんでしょうね。
『だれがイチバン人気があると思いますか?』
ニッポンなら、例えばグループ内でお笑いキャラが確立されてる者ならば、ギャグで『ハイ、ハイ、アタシぃ~(爆)』といって手を挙げ、そして聴衆は予定調和的に『んははははは』と乾いた笑いで返す。(笑い声そのものが実は後入れの効果音だったりしますがw)てのが一般的と思われます。
しかし、KARAのメンバはなんと平然と自分は『何番目』と答え、さらにその映像を見てたワタクシを凍りつかせたのは、インタビューアーが、『自分はメンバの誰々(特定のメンバを挙げて)より人気が上だと思いますか、下だと思いますか』なんてことをシツコク尋ねるのです。確かに多少わざとイジワルなことを尋ねている風な演出ではあるものの、フツー、こんなことが延々続いたら空気が凍りつきますよね。しかしKARAの面々は終始笑顔(爆)。ガマンしてるそぶりも全く無いのです。
なんか、すげえし。いろんな意味で( ̄∀ ̄;)。
韓流の実力を支える恐ろしいマグマの源泉を見たような気がしましたw。
以上のような『揉め事』のさまざまな原因のひとつの解として発明された、韓流独自のフォーメーションダンス。
1曲の中で誰もが平等に交代でくるくるとセンターに立ち、見せ場を与えられる。
痛し痒しとはこのことで、プロダクションの真意としては、ほんとーはイチバン人気をセンターに固定したいのがヤマヤマなのを(多分その方がグループ全体の売上が上がる)ぐっと堪え、後々のトラブル回避のため止む無くセンターの固定化しない。
負の要素からの出発とはいえ、全くすばらしいアイドル演出方法です。大発明ですw。
ニッポンの土壌では決して生まれない。
そう、ワタクシはここで語ったいろんなコトも全部ひっくるめてK-POPアイドルを愛してやまないのです。
(誤解を恐れずに胸を張って言います。男性グループも好き・・・ ばく)
・・・・
という以上なワケで、『メンバーの並び順は、商品によって違うようです』 に繋がっているという結論ですが、如何でしょうか(核爆)