ジツは本日午前中から、センターコンソールにそそり立つ巨大タブレットの取り付けを仮付け状態から本格的にきちんと設置しようと、
先日すぱおーで調達したこれを流用して作り込もうとしたのですが、カンタンに出来そうでジツはかなり加工と工夫が必要であることが分かり、長考の末諦めましたw。
よって、多分この先も仮で作成した自作ステーのままになるかと思われます。
なので、出掛けるにも中途半端の時間になってしまったので仕方なくブログ書いてます。
時間がたっぷりあるので、冗長のことこの上ないことになるのは必至ww。
ところで冒頭の画像は、HF Playerのグライコにも採用されてる、FIRデジタルフィルタのブロックダイアグラム図ですが、カッコつけて載せたダケで、ジツは未だに完全に理解できていません(爆)。
・・・・・
さて、先週の
Dr.K・O・Dとのプティオフ で、その日のもう一つの目的のネタを前回ブログで記述するのを失念してしまいました。
先日K・O・Dサンが行かれたプロショップにて、『音が死んでる』と言われたそうで(ひ、ヒドイ(|||▽||| ))、それは主にイコライザーの過剰な調整のせいであるということらしい。
そこで、K・O・Dサンも抜本的改善に踏み切るかお悩みになってココロがさげさげになってしまったみたいですが、ワタクシもどちらかというと過剰に調整してる方なのでw、そのハナシがヒジョーに気になってました。
で、そのショップさんが、カーオーディオマガジンにも毎号必ず広告が掲載されてる『体験チューニング』でワタクシが2年前にお世話になったトコだと聞いて、矢も楯もたまらず昨日訪問したというワケなのです。
2年前の夏のブログ『
音質向上計画 for KARA(21呆+呆呆呆呆)【その11】白旗w 』
今回は、自分のクルマの中で試聴していただきながら会話していたダケなので、ザンネンながら写真は撮影できませんでした。
まず、フロントウィンドー越しの『ボンテージ巨乳』
ヤハリ、最初にここに目が行ったようですw。そしてセンターコンソール中央上部に巨大なカベのごとくそびえ立つタブレット端末。
非常に驚愕されておられました(悪い意味でwww)
『すごいですねぇ~、しかし私はお客様のクルマに絶対こんなことしません』
ばっさりと断罪(まぁ、そりゃそうですよね・・・爆)。
しかし、その理由は純粋に『音質』が云々という以前の問題で、、、
1.視界が悪くてキケン
2.取り付け方もキケン(特にタブレット)
そして、なんといっても
3.
カ
ッ
コ
ワ
ル
イ
|||||/(=ω=。)\ガーン|||||
・・・いや、本人もそう思ってんだから、とうーぜんですww。
しかし、音よりも何よりも『カッコワルイのはダメ』というセリフに少々驚きを隠せませんでした。
聞けば、その昔、店長サンも音圧系の競技にいしそんでいた際、見てくれ無視で音ダケを追及していたが、何度優勝しても、雑誌などではホンの小さく取り上げられるダケで、結局インストールがカッコイイ車両がでかでかと掲載されるのを見て、そのうち気が付いたそうです。
『もちろん、今は商売だからってのもあるが、このへんはDIYでずっとやってらっしゃる方には、なかなか分からないかもしれません』
そーなんです。今のトコ分かりません。ワタクシには(爆)
だって、見た目よりも、KARAの1stアルバムトップの曲『守れなかった言葉』の歌い出しのスンヨンのボーカルでキモチよく逝くことこそが重要なんですものw。
※またこの画像www
得意のKARAを中心に数曲聴いていただいた後の全体的な評価としては、『非常に良くまとまってる』とのお言葉を頂きましたが、「シロートのDIYにしては」という但し書きは当然ついてのコトでしょう。
なんだか、全部シロートのDIYの悪いトコを見透かされてるようで、参りました(さげさげ)。
やたら、『DIYならコレでいい』という発言が目立ちましたゆえにw。
しかし、店長サンは韓流は普段ほとんど聴かないそうですが、
『コレ、韓国語ですか?ニッポンでしか歌ってないと思ってたw』
(イヤイヤ、活動ベースはあくまで韓国ですがな。。。。母国では凋落著しいですが(涙))
『でも、ニッポンのそこらへんのアイドルと違って、すごいバックに優秀な作曲家とかスタッフがいるというか、すごく丁寧に作り込まれてて全体的に音におカネかけてますねえ~』
ち
ゅ
ど
ー
ん
(天にも昇るキモチ)
さ、サスガ、分かっていらっしゃる。。。。ツカ、いっかい音聴いたダケで分かんのね。
すんごいですね、プロフェッショナルは。
『そー、なんス。だからワタクシ、韓流アイドルが好きなんス(だからこそ『音質向上計画』なんです。嬉し泣き)』
※ニッポンのアイドルの名誉のために加筆すると、中にはヒロスエのMK5とか、歴史に残る名曲もたくさんありますがな(サシコバージョンも忘れずにw、あとZONEとかww、東京パフォーマンスドールとかwww)
と、思わず、韓流アイドルについてのうんちく講釈をタレそうになるのを必死で堪えてwww、色々と質問を。
まあ、要するに『次の一手』のヒントが欲しかったワケなのですが、
まず、ワタクシの現在のシステム構成をお教えすると、真っ先に『やっぱりDSPが古いですねぇ・・・』と。
やっぱし、そこかぁ=( ̄□ ̄;)⇒
『他の部分が勿体ない。ALPINEの後継のH800なんかいいですよ』
『え?、世の中にほとんどユーザーいませんよね?』
『ええ、確かに。でもこのH700と操作性はほとんど同じだから、DIYで行くならそういうの結構重要ですよ』
ほー、そうなんですね。確かに例えば最新のHelixのDSPプロとか、なんか調整に際して理屈は分かってもあまりに多機能過ぎて自分では慣れるまで相当難しいかもしれなかったり。
そうすると、(ホントは機能的に出来るのに)思うように調整が出来なくて途中でやんなっちゃうとかあるかもしれない。
あと、『巨乳(ミッドハイ)で鳴らしてる帯域で1.6kHzが異常にディップしてるのですが、エンクロの中の定在派かナニかでしょうか?』
『いや、取り付け位置の問題ですね』 (なるほど・・・運転席ではアタマをどう動かしても変わらなかったので、てっきりそもそも出てないと思ったが、今日助手席で初めて1.6kHzのサイン波を聴いたら思ったより大きく聴こえた)
そんな会話をしながら、HF Playerのグライコ画面を表示させると、、、
『あぁ~、ダメです。ぜんぜんダメ。こんなに弄ったら、位相がぐちゃぐちゃになる』
あら~ダメすか?しおしお・・・
しかし、このやり取りで一条の光が。
というのは、コレより前に、
『プロの観点では当然気になるところは沢山あるけど、バランスはいいですね。グライコはほとんど使ってないですよね?』
って訊かれたからです。
あら、結構ガッツリ調整入れてますがな。
ということはだよ、プロの耳をも欺くHF Playerのグライコ機能。なんかスゴくね?(嘘爆)
確かに「位相ズレなどの音質劣化を防ぐリニア位相FIR フィルタ・・・」ってことですが、そんなにも効果あるんですかね。理屈はワカッてるふりですがw。
でも、やっぱし出来ればグライコは使わん方が理想なんでしょうね。
『最近のコンペでは、イコライザは使わない方向性』と店長も仰ってたし。
位相が狂ってる箇所が多い(イコライザ使いすぎるとそうなる)と『音が死ぬ』ということね。
店長サンも、体験チューニングなどの短時間で結果を出さねばならないときはもちろんイコライザは使う。ただ、最近は本来のメニューで有償で調整するお客様には、最後の最後ぎりぎりまで使わずに、TAとクロスだけで調整するとのこと。だから今までの3倍調整に時間が掛かると仰ってました。
5年くらい前から、なるたけイコライザを使わずにあれこれ頑張ってようやく最近になってノウハウを確立したと。
プロでさえこうですから、こちとらシロートにゃ死ぬまで辿りつけないジャマイカー(おお、シェリー、俺は辿りつけそうもないwww)
・・・・
そーして小一時間ほどの時は流れ、そろそろ潮時というタイミングで、
店長サン曰く、『それにしても、この巨乳(モチロン店長さんはそんなコトバ使いませんがw)が無い状態で、この音だったら、「おおっ」と思うんだけどなぁ・・・』と。
無理でつ。シロートには| ̄ω ̄、|。
この辺なんですかね。なんか先程の店長さんの『自分なら絶対やらない』の意味が分かり掛けてきたような気がしました。
例えば、中高域を改善したけりゃ、そんなような場所にユニット置けばあらかた想像通りの結果になる。でも、それはもはやカーオーディオではない(カッコワルイしw)。
言い過ぎかもしれないけれど、そーゆーコトなんでしょうか。
だからこそシロートのDIYだからこそ許されるモンなんだと。
ワタクシも別にDIY至上主義というワケではなく、シロートの限界を超えたとこはプロにお任せしたいキモチもありますし、ただ、どこがシロートの限界だか分からない。そういう会話もしたのですが。
なんだか、ずばーっと、プロとDIYの線引きをされてしまった、そんなキモチを引き摺ったままショップを後にしました。。。。
でも、全く商売になりそうもないこんなワタクシに貴重なお時間を割いて頂いて、本当に感謝しております。ありがとうございましたm(_ _)m。
が、
このまま、転んだままでいられるかぁーっ。(タダで起きることも割と多いですがw)
てなワケで、
ショップからほど近い、コチラに立ち寄り、
『イコライザー無しで、ぎりぎりまでクロスとTAでなんとかする』に無謀にも挑戦w。
(この先はよりマニアックで細かいハナシになりますw)
そーいや、タブレット+USB DACになってから、まっさらからの調整ってヤッテ無かったワ(てへぺろ)。
調整は基本に帰ってコレ
出ました、得意ワザの「ジャシンサ」チューニング。得意ワザもナニもそもそもコレしかワザを持ってないのだがw。
2013年に1年間に渡ってカーオーディオマガジンに連載してた調整記事で、クロスの調整音源として使われてました。とーぜんそっこー密林で買いましたw。
このアルバムのトラック11「Here's To Life」。ボーカルとピアノだけの曲(最後の最後にチョットだけサックス入る)で、特に位相の具合が悪いと、ボーカルのリバーブ音がキレイに鳴らないため、比較的分かりやすいということです(受け売り)
HF Playerのイコライザをフラットに戻し、アップサンプリングも解除して、音は助手席側のみにします。
今回は、サブウーファーまではあえて手を付けずに、ミッドバスとミッドハイ、そしてツイーターとのクロスとTAのみ再調整することにしました。
まずミッドバスとハイの間。クロスは今までのまま。TAは実測計算値からの値にします。
分かりやすくするためミッドハイはLPを切って上まで鳴るようにして音量仮調整から。
ジャシンサを再生しながら、ミッドバスのみ鳴らした状態で徐々にミッドハイの音量を0から上げて行って、低域と高域がばらばらにならず助手席側のある1点から聴こえるように、かつ音場ができるだけ高い位置になるようにします。
そこで、いよいよクロスオーバーの調整です。
ジャシンサのこの曲には、歌い出しからほどなくしてボーカルのリバーブ音が特に分かりやすい、
♪・・・ぷれいしんぐ ばっつ(っーーーーーー残響音w)・・・という箇所があります。(ナンて歌ってんだかホントは分からん。CDに歌詞カードが付いてないので)
この半小節をそれこそ7,80回くらい再生して(爆)、
クロス周波数:710Hz、800Hz、900Hz
スロープ:‐12oct、‐18oct
ミッドハイ側の位相:0度、180度
※周波数とスロープはミッドバスとハイは同じにする。
この計12種類の組み合わせを、1時間以上気が狂いそうになるくらい"♪ぷれいしんぐ ばっつ"の部分のみ聴きまくりながら、なんども設定を試しました(@Д@;)。
そうすると、今までは、800Hzの-18oct逆相で繋いでましたが、同じ周波数で-12oct逆相の方が断然ヨイではないかぁーっ。
前後の周波数でも試してみましたが、やっぱし周波数は800Hzが何となくヨカッタので(気のせいレベル?)、それはそのままで。
その状態で今度はさらにツイーターを加えて調整。
ミッドハイに再びLP設定して、ミッドバスのときと同様に7.1kHz、8kHz、9kHzに2種類のスロープ、位相正逆の全ての組み合わせで、"♪ぷれいしんぐ ばっつ"を死ぬほど再生w。
なんとなくイイかなという、8kHz、‐12oct正相ということにして、今度は運転席側も全く同じ方法で調整します。
ここで、問題発生。運転席側はスピーカーの位置、距離ともに助手席側より圧倒的に不利な状態で、そのせいか、助手席側のみ鳴らして一番ヨイと思った設定が通用しません。
(この時点で巨乳の位置が悪いんだなぁと痛感。デカけりゃイイってもんでもない。位置も重要ってのはホンモノと同じwww)
かといって、左右で全く異なる設定なんていうのは、シロートでは難しすぎる(と思ってるダケで試したこと無い)
なんとかクロス周波数変更だけで多少マシにならないかと、ミッドバスとハイの間のクロスを900Hzに上げてみたら800Hzよりはよさげなカンジだったので、助手席側も900Hzに変更。
6つのユニットを全部鳴らして(サブウーファはまだ無し)、何曲か試聴してみると、
こ、これは・・・
いままで聴いたこと無かった、なんだかぴたっと合ってる感。位相が合ってる状態ってこーゆーこと?
(否、今までよりマシと言い直しますw)
確かに、イコライザーはフラットなので、自分が気に入らない強い低域の音(80~200Hzあたり)があります。だからこそ、ソコを今まで弄ってたワケだし。
でも、これまでのクロス、TA設定でイコライザフラット状態と同じ音量感があるものの、そんなにイヤな音質じゃない。聴感上の音量の問題では無かったワケね。きっとw。
ここで、比較的録音がヨイと思う音源で試してみました。
ひとつは以前に音質向上計画でも紹介したコチラ。
4Minuteというグループの『CRAZY』に収録されている『Cold Rain』という曲
VIDEO
それと、60年代っぽいレトロな曲調が得意な超実力派新人グループ(昨年デビュー)のMAMAMOO
VIDEO
余談ですが、このグループ、昨年はスルーしてしまっていたため(ラッパーが千原ジュニアに似てるwww)、今年になってから1stアルバムを入手するのにえらい苦労いたしました。(韓流は、よっぽど人気のあるグループでなければ初期ロットが履けたらもうプレスしないでそのまま事実上廃版)
ネットのショップは、どこも受注後数週間で向こうから『本国で製造予定が無い』とのことでキャンセルお詫びメールが来るというw。全国のHMV店舗にほんの数枚あった在庫をようやく手に入れました。
あと、韓国特有の幅広い解釈により一応『アイドル』カテゴリーですが、容姿担当メンバが不在なことがザンネンなところ(酷爆)
まあ、とにかくこれらの曲で、明らかに以前の設定の時の音とは別モノと感じました。
しかも、DSD変換やアップサンプリングが無しの状態でもゼンゼンいけるし。
KARAの曲だと、そこまでの差がカンジられなかったもののw、まあ総じてヨイ方向に。
ただ、どうしても我慢できない帯域だけは、少しイコライザーで調整しました。リニア位相FIRフィルタのジツリョクを信じて(^▽^;)>
にしても、今までよりは全然弄ってません。高域は特に。
まあ、サブウーファ調整とTAの微調整がまだですが、TAはこのままでもイイかなってくらい。
音場のバランスもこれまでより段違いにヨイと感じます。
今までは、例えば、ダッシュボード上の音場を左、左中、中(ダッシュボード中央)、右中(運転席の目の前の空間)、右とざっくり分けたとき、右中ダケが妙に音が少ないカンジがしてたんですが、それが幾分解消されたような気がします。
これは、やっぱしミッドバスとミッドハイの位相がズレてたってコトなんですかね。
すぱおーの帰路、MAMAMOO聴きまくりでなんとキモチのヨカッタことか。思わずうっとりと眼を閉じてしまいしまいそうなくらいキケンなドライブでしたw
な
ん
て
ね
w
大体、プロに散々イコライザーがダメって言われたもんだから、多分にプラシーボ要素が精神作用してるに間違いなく、後日得意のヘンタイ計測ごっこと、お友だちに試聴して頂くのは必須であることは間違いない(爆)
今までの経験上、大きく設定を変更すると、そんときは『さいこー、べいべーっ』って思っても、1週間後に聴くとがっくりすること数知れず。
ひとつは、以前の設定が固定化された期間が長ければ長いほど、その音の記憶の方が強くて、1週間後に新しい設定に慣れた耳が元に戻っちゃってるってのがありますよね。
まあ、そんときが、今回の設定値の本当の勝負です。
イコライザーレス(ほぼwww)でいけんのか?ほんとーに
なら
そ う 。 おわ
れ げ よ り
で ごき ん さ
は よう
※イコライジングカーブ風w
■余談:
ショップ訪問前に、アポの時間には早すぎたため、ショップから数キロ手前の広い駐車場があったコンビニに立ち寄ってDIY(爆)
先週、やっと導入したSTEREO誌付録のノイズフィルターが基盤剥き出しのままだったので、、
小型タッパー容器に収納
厚みは少々過ぎましたが、タテヨコは超ぴったりです。
半透明なので、中のパイロットランプの青いLEDが妖しく光ますw
余剰デンキ放電装置のアンバーのLEDがやっぱし下品だなぁ。
まあ、タブレットの裏側なので、運転中はまったく見えないんですが。
あと3個余ってるので(ダイソー4個で100円w)、この基盤の収納に悩んでる貴兄はお気軽にお声掛けください。当然無償で差し上げます(爆)。