
古い言い伝えによると、コレは
ザビ家伝来の家宝だったと聞く(爆)。
深紅のボディは、世のいろんな例にならって通常の3倍音が良いとされる伝説の名機だ(言い過ぎw)
約1年半くらい前にY2せんせーより譲り受けたのは、現ザビ家当主は知る由もないでしょうwww。
それ以来ずっと蔵に眠ってたワケですが、ついに覚醒の時がきました。
SONY XM-1002HX。
AB級の2chアンプです。AB級のは使ったことないので非常に楽しみ。
んで、ナニに使うワケぇ?
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コレです。
巨乳エンクロージャ完成そしてJLaudioの10cmコアキシャル(写真左)導入とともに、単なるオブジェと化していたALPINE DLX-Z17Proのウーファの片割れDLX-Z30T。コイツを復活させ、ついに真の3Way化を果たすときがやってきたのです。(正確にはフロント3chの4Wayスピーカーwww)
『・・・やってきた』って、なぜ今?という理由は全くなく、むしろもっと前からやろうと思えば出来た(爆)
そのうちヤリたくなったとき困らないようにと、
こんなのや、他にテクニカの電源ジョイントブロックなんかを、ふと最近思い出して買ったら、結構直ぐにヤリたくなっちゃったというのが薄い理由ですw。
ウチの既設アンプは、4ch+サブウーファ用のmono。独立駆動のスピーカーを追加するには、アンプが足りません。
他にも、あとナカミチの2chが1台、ALPINEの5chが1台ストックしてるのですが、せっかく頂いた名家伝来の家宝、使わない手はありませんw。
更に・・・
2年以上前に、これまた最近スーパーカー(ワタクシ的にはwww)に箱変えなさったizumi-8サンの伝説のオーディオ仕様エイトのオーディオグレードアップの際、ポンと気前よく下さった、ワタクシ自前では決して買えないAT7326/5mが2本(定価24,000円×2 ( ̄Д ̄;)!!)
コレもついに使用するときが。(ツカ5mって超余るんですけど。まあ、しゃーないw、高級ケーブル使ってみたいんだモン)
そして、昨日、超炎天下の中(途中一瞬通り雨)、最終的に音が鳴らせるようになるまで計8時間に渡る格闘の末、ようやく設置できました。
センターコンソール内は、スピーカーケーブルとRCAケーブル、そしてオーディオ以外のケーブルでもうびっちびちw。
ヤルコト自体はぜんぜん大したことないんですが、ちょっとケーブル類を追加しようとすると、大体は既設のものを全部ひっぱり出して再敷設を余儀なくされるため、非常に時間がかかります。
問題は、追加アンプをどこに置くかです。
この赤いヤツは、今までのD級アンプと違ってサザビー並にデカイのでw、

(※サザビーは言い過ぎでした。スミマセンww)
悩みに悩んだ末、開き直って、ココに置きました。
後席の足元(爆)
ええ、どうせ既にウチのは乗員定数が変更されてるので(運転席後ろは車室内向きサブウーファ設置のため常にシートバックが倒してあってヒトは座れない)、考えてみたらイイ場所が空いてましたwww。
写真だと写ってませんが、アンプの下にはいつ買ったかのか全く記憶のない小型のスノコ板が敷いてあります(既に設置後に撮影)。
それにしても、ツイーターだけを鳴らすのに、往年の名機のAB級アンプ(周波数特性50kHzまでイケる機種なのでハイレゾOKですw)、テクニカの高級ケーブルとは、ウチの装置の他の部分と相対的に比較して随分贅沢な仕様だww。
その前に、相当しばらく使っていなかったので、おウチの中でバッテリーチャージャーを使って通電確認。
と
こ
ろ
が
ぁ
デンキ流れへん ( ̄Д ̄;) アラー、ココマデキテ
あせって、クルマまで持ってきて、バッテリに直で繋いでみたら、ランプ点いた。

どうやら、アンプ側のリモート端子が全体的に通電が悪くなっていた様子。少しヨゴレを落とし、全ての端子に接点復活剤をぶしゅーっとしておきました。
・・・・
設置までは、ほぼ7時間くらいで完了したんですが、さてさて早速鳴らしてみようとするも、
『音出ない』 ( ̄Д ̄;) アラー、ココマデキテ
のぉ~、オーディオは音質云々以前に『音が鳴ってナンボ』です。
ここから原因を解明するのに1時間以上掛かりました。
ツイーターからミッドレンジに繋ぎ換えてみて、アンプ自体は音が鳴ることは途中で確認できたものの、DSP上での「リア」にツイーターを繋いでたんですが、そこから音が出ない。
H700のSETTINGメニューを色々弄ってると、「SPEAKER SETTING」でリアをONにするだけではダメで、「5.1ch SETTING」メニューの方でもリアをONにしないと音が鳴らないことが分かりました。リアの出力を使ったのは「初」なもので。
このメニュー体系の理由が全くナゾだw。
・・・・
とりあえず、仮設定はコレで、

■ミッドバス

■ミッドレンジ

■そして今回復活のツイーター
元々のフロント片側2ch用設定のミッドを、8kHz/-18octでローパス掛けて、その上をツイーターで鳴らすように。
DLX-Z30Tはイマドキの2Wayコンポーネントスピーカーにはない、8~10kHzという高い帯域が推奨クロスなんですの。
なので、メーカー推奨に従ってっつーワケでして。
が、しかし、ゲイン調整が全く分かんない。
コレが4chなら、分かりやすいミッドバスで仮調整して、その値に合わせるとこから始めるってのも出来ますが、なんせ8kHz以上しか鳴ってスピーカーを、聴感で仮調整とは不可能に近い(爆)
最近最も頻繁に聴いてる曲を使って、元々のセッティングと聴き比べながら高音域に耳をそばだてて、ようやくなんとか粗々に調整。TAに関しては、コアキシャルのツイーターと助手席側はほとんどドライバーに対して同距離、運転性側が3cmほど手前なので、TAを0.08mSec(に近い値)をコアキシャル(ミッドレンジ)に対してプラスしました。
位相は、ミッドバスに対してミッドレンジ同様逆相に。
その状態で、試聴してみると。。。
ん~、こりゃ、この先、調整は相当に難儀というのを自覚しました(T▽T;)
確かに、音の密度は格段に向上してるし、ツイーターの位置的に音場の左右も広がりが出ています。
が、しかし、音のまとまりが悪い。元々の2Way(正確には2chの3Way)と比べて、ぴしっと1本筋が通ってた感触が失われてしまったカンジです。
どうも、ツイーターの位相がおかしいカンジですね。
0°、180°どちらも中途半端でその中間が欲しいとこですw
幸いにして、『Aピラーから吊り下げてる』ツイーターは左右にいくらでも角度が変えられるので、現時点でほぼミッドのコアキシャルのツイーターと同角度にしてるのを、後日思い切った角度を試してみたいと思います。
まあ、まだまだ勉強&修行が足らんですな。 これからです(爆)
お
わ
り
最後にまとめ、ウチの装置をハイレゾの観点からイメージ図にしてみました。(アンプ追加前の一昨日までの状態ですが)
けっこう細かいネタを仕込んでますので、スマホな方は、おヒマなときに拡大してご鑑賞くださいw。
(本日のブログ執筆とは別に、先日6時間かけて作成。やってるウチにすげー楽しくなってきて、どんどん細かくなっていきました)