ライトノベル読後メモ１　「時載りリンネ！１」

プロフィールにも記してあるのですが、
僕はライトノベルが好きで、
この１年間でも50冊くらいは読んだんじゃないかと思います。

で、せっかくなので、読んだ本について
ブログでちょろっと感想を連ねていこうかと思います。
ネタバレの無い程度に。



というわけで記念すべき第１回は

「時載りリンネ！１　はじまりの本」
（著：清野静　2007年　角川スニーカー文庫）

です。今日読み終わりました。
いい年こいてこんな可愛い雰囲気の本ってのもアレですが。


ザ・スニーカーの特集記事やショートショートを見て、
前々から気になっていたシリーズです。

なんとなく、絵本のようなやわらかい感じのイラストから
期待されるとおり、序盤から中盤はなんとなくジブリアニメのような、
ちょっと不思議な世界、とでも言うようなイメージで展開します。
ま、舞台は日本ですが。
少年少女の、夏の小さな冒険、といった雰囲気。
こういう雰囲気は好きです。

中盤以降は、隠れた能力とか、敵とか出てきて、
バトルなんかもあって、マンガ的になっていきます。
その割りに盛り上がりが少々欠ける感じは受けました。
状況がわかりにくい描写もちらほら。
タイトルからも分かる通り、
時間を操作する能力が登場するのですが、
その能力もちょっと分かりにくい。

スニーカー大賞の奨励賞だし、
デビュー作らしいし、今後に期待ですね。
（というかすでにシリーズ５冊出ていますが）


昨今のラノベにしては、挿絵もそんなにキレイじゃないし、
たぶん「萌え」を求めるときっと肩透かしをくらいます。
でも僕は逆に、アニメみたいな挿絵は好きじゃないので
これぐらいがいいです。

でも雰囲気から感じられる期待は裏切らなかったし、
まあまあ面白かったし。
続きも買おうかな。


ブックオフで105円でゲット（笑）