ライトノベル読後メモ３　「レンタルマギカ　２」「レンタルマギカ　３」

いやあ、面白いです「レンタルマギカ」。
ということで、今回はシリーズ２巻目と３巻目。

「レンタルマギカ　魔法使いVS錬金術師！」
（著：三田誠　2005年　角川スニーカー文庫）
「レンタルマギカ　魔法使い、集う！」
（著：三田誠　2005年　角川スニーカー文庫）

順番どおりに読まなくてもいいよ、という
製作側の気遣いなのかも知れませんが、
刊行順に番号が振っていないのは、個人的には不便に感じています・・・
「ハルヒ」シリーズもしかり。以下、ここでは便宜上、
「魔法使いVS～」を２巻、
「魔法使い、集う！」を３巻と呼称します。
ちなみに、さっきから何度も、
「まほうつかい」を「まほうちかい」とミスタイプしています・・・。

２巻は長編、３巻は短編×４本になっています。
で、３巻のあとがきにも書いてあるのですが、時系列的には、
１巻→３巻→２巻、の順です。



人が思うより、少しだけ世界には魔法が多い。
人が思うより、少しだけ世界には神秘が多い。

という言葉が、２巻、３巻の冒頭にあるのですが、
作品の雰囲気がよく出ていると思います。

特に３巻は、短編集であるがゆえ、話の規模？も大きくなく、
なんというか、僕らは本当は気づいてないだけで、
実は魔法があるんだよ、みたいな感じが出ています。

２巻は長編のお約束どおり、仲間たちと力を合わせて、
強大な敵に立ち向かうストーリー。
いつき（←主人公ね）の秘密の力も少しずつ明らかになり、
頼りなげながらも自己主張もするようになり、
成長していく様子が良いです。

３巻はこれまでいまいち目立たなかった仲間たちも大活躍。
反面、ヒロインたる穂波とアディリシアの出番は少なめです。
まぁアディはカラーの口絵で値千金の大活躍ですが。

また、やっぱり３巻のあとがきに書いてあるのですが、
シリーズで最初に世に出たのは、３巻の１話目です。
なので、３巻を最初に手に取るのもいいかもしれません。
色んなキャラの人となりや能力が大体分かるし。


さて、今回借りてきた分は読み終わってしまったぞ。
このまま続きをまた借りるか、違うシリーズに手をつけるか・・・