皆様、新年明けましておめでとう御座います。
今年も色々なものを作って参りますので、
是非よろしくお願いいたします ♪
今度はこんなクランクを作りました!
さて、何用のクランクシャフトでしょう?
重量を増やさずに、クランクの剛性に非常に大切な、
アーム部分の断面2次モーメントを出来るだけ大きくする為、
アーム形状を細くせず、ピン・ジャーナルの部分に貫通穴を開けてあります。
これによりクランクシャフト自体の剛性を確保しつつ、
ピンジャーナル周りの軽量化を達成し、
更にその分バランスをとる為のカウンターウエイト自体も軽量化できるので、
全体重量を軽くすることが出来ます。
また、イナーシャに影響のない、かつ剛性を落とさずに軽量化できる、
メインジャーナル付近の肉は出来るだけ削ぎ落として有ります。
ここまではいつものデザインですが、
3気筒の振動バランスを適正化しつつ、尚且つカウンターウエイトを小さく、薄く保つ為に、
カウンターウエイトの要所にサイズの違うヘビーメタルを入れました!
今回、やる気を出しすぎてちょっとコスト掛けすぎました...(汗)。
でもきっとご依頼主様には喜んでいただけると信じております!
正解は SUZUKI K6A ロングストローク クランクシャフトでした。
Posted at 2012/01/04 17:32:39 | |
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