
エンジニアなので、
自分のデザインしたものが現物の部品になると
やっぱり嬉しい♪
エンジニアとしてちょっとした感動のひと時です。
さて、4A-G ネタでは有りませんが、
今回はお客様のご要望により、
敢えてセミカウンター/4ウェイトにて高回転化を狙います!
目指せ Over 10,000r.p.m. !!
とにかく純正のクランクに対しての剛性アップ!
その上で出来るだけの軽量化。
鍛造丸棒からの削りだしてすので、
ストローク変更やカウンターウエイトの形状変更など、
デザインの自由度はかなり有ります。
また、アメリカで生産しておりますので、
アンダーカットやピン部分のライトニングホールなどの軽量化をはじめ、
ビッグバルブで 9,500r.p.m.以上周す、
V8 NASCARエンジンのクランクシャフトの、
高剛性と軽量化を両立する要素を取り入れました。
当然ピストン、コンロッドも弊社デザインで、
こちらはずでに完成しておりまして、
その重量に合わせてバランスを取りました。
腰下だけの問題ではありませんが、
これで10,000r.p.m. を安心して狙う事が可能になったと思います♪
お客様の我侭な(笑)ご要望にお答えできる事、
その達成感が次のモチベーションに繋がりますので、
また頑張ります♪
ただ、ピストンは基本4週間、コンロッドは5週間で上がるので、
それほど待たされるという感じは無いのですが、
やはりクランクシャフトになると工程も多く、
標準で12週間/3ヶ月...
生まれてくる子供は待ち遠しいものです(汗)。
Posted at 2010/04/16 09:49:07 | |
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