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イイね!
2012年08月22日

脱線~いつか去ってゆく君へ~

脱線~いつか去ってゆく君へ~ いや~、文明論については勿論書くつもりなのですが、何分平成5年くらいから読んできた本をいちいち紐解きつつ、当時のチェックライン引いたところなんかを再読したりしてるので、なかなか資料がまとまらないのですよ。
で・・・本論を書きつけるまでのお目汚しに、全く別の随筆だけど、ちょっと書いてきます。








私は嫁と出会うまで、全くの天涯孤独の身の上でした・・・知ってる人は知ってるかもしれないけど。
で、私が最後の(人間の)家族を失い、その先の未来について途方に暮れていたとき、私に“生きる責任”を与えてくれたのが、ウチのぬこであり、しばわんこでした。
他力本願、依存心過多、バカ、我が儘・・・彼女達のことを言葉であげつらえば、こんな言葉しか出てこないのだけど、確かにあの日、彼女達がいなかったら私は今こうしてアホなブログなんて書いてないでしょうし、それどころか此処にいないかもしれません。
その意味では、今の私にとって、彼女達は“恩人”そのものなのです。

・・・今日はそんな“人外の家族”を思いつつ、(私も含め)彼等と永遠の別離に立ち会われた過去をお持ちの皆様に向け、綴らせていただきます。
このブログが目にとまり、そして読んだ後、少しでも微笑んでくださるような、そんなお心持になってくださったら、そしてもしもあなたの身近の方で“大切な家族”を失われ、悲しんでおられる方がいらっしゃったら、このお話、伝えてあげてくださいな。

本題。

皆さん、“虹の橋”って詩をご存じですか?
原文をネットから直接コピペしたものを、私なりに意訳してみたけど・・・景気、外交、社会不安が続くこの日本の国のなかで、これを読んで皆さんがちびっとでも懐かしく、優しい心持ちになってくださったら嬉しいなあ。



んじゃ、まずコピペから、ね。
ソースは、http://www.novareinna.com/bridge/ね。

Rainbow Bridge

Just this side of Heaven is a place called Rainbow Bridge.
When an animal dies that has been especially close to someone here,
that pet goes to Rainbow Bridge.
There are meadows and hills for all of our special friends
so they can run and play together.
There is plenty of food, water and sunshine and
our friends are warm and comfortable.
All the animals who had been ill and old are restored to health and vigor;
those who were hurt or maimed are made whole and strong again,
just as we remember them in our dreams of days and times gone by.
The animals are happy and content, except for one small thing:
they each miss someone very special, someone who was left behind.
They all run and play together,
but the day comes when one suddenly stops and looks into the distance.
His bright eyes are intent; his eager body begins to quiver.
Suddenly, he breaks from the group, flying over the green grass, faster and faster.
You have been spotted, and when you and your special friend finally meet,
you cling together in joyous reunion, never to be parted again.
The happy kisses rain upon your face; your hands again caress the beloved head,
and you look once more into those trusting eyes,
so long gone from your life, but never absent from your heart.
Then you cross the Rainbow Bridge together...
*Author Unknown*




で、訳。所詮私の英語は受験英語だから、ヘタクソだけど文句いわないで。
こんな事が書いてある、程度には伝わると・・・いいなあ。

虹の橋 ~詠み人知らず~

天国の入り口間際に、“虹の橋”と呼ばれる場所がある。
沢山の愛情を注がれ、そして去っていった動物たち・・・死して後、彼等(或いは彼女達)の魂は、この“虹の橋”に辿りつく。
その橋のたもとからは緩やかな丘陵が続き、風にたなびく果てのない草原を彼等は駆け回り、じゃれ合い、楽しげに遊び回る。

飢えもなく、乾きもなく、優しい日差しのもと、心地よい風に包まれ、温もりに包まれるその地の名は、“虹の橋”。
ここでは病に倒れた者、或いは老いて去った者はすべて若き生気を取り戻し、傷つき、四肢の自由さえ失った者でさえ、いつしかその傷は癒やされ、もとの身体を取り戻す。
その逝き方を問わず、この地に辿りついた彼等は、私達と過ごしたあの夢のような日々の姿を取り戻すのだ。

しかし幸福に包まれ、充ち満ちた日々を過ごす彼等にも、ちょっとした気がかりがある。
そう、たったひとつの気がかり・・・それは、彼等が残してきてしまった、特別なひとたちに向けた寂しさ・・・それでも彼等は今日も駆けまわり、遊び回る。
残してきてしまった寂しさを引きずりながら・・・。

そんなある日のこと、彼等のなかの一匹が突然立ち止まり、遠くの一点に釘付けになった。
見つめる間にも彼の瞳はみるみるうちに輝きを増し、震える四肢は歓喜に満ちあふれ、そしてわななきはじめた。
彼は群れを離れた。そして、駆けた。
駆けて、駆けて、駆けて・・・緑の草原を、一直線に・・・

そう、瞳に捉えたあなたのもとへ・・・!

再会・・・キス、キス、キス!幸せのキスの雨。
彼はあなたの胸に飛び込み、涙のうちに誓う。
あなたは彼を抱き、優しく撫で、涙のうちに誓う。

“もう二度と離さない!”と。

あなたは、一点の曇り無く信頼を寄せる彼の瞳をのぞき込む。
もう随分長い時間が過ぎたにもかかわらず、一日も忘れえなかった、その瞳を。

・・・そしてあなたは、“虹の橋”を渡り、天国へ歩みゆく。
あの頃のように、傍らに“家族”を伴って・・・。

--------------------------------------------------------------------
(リンク:↑名曲です

おしまい
ブログ一覧 | ペット | 暮らし/家族
Posted at 2012/08/22 19:16:53

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この記事へのコメント

2012年8月22日 20:41
にゃんこが死んだとき、この詩を見つけました。
当時は後悔だらけだったので、本当に救われました。

うちのチャミは、いっぱい美味しい餌食べて待ってるよね~なんて今は笑いながら会話しています。


コメントへの返答
2012年8月23日 8:56
誰が詠んだのかは知らないけれど、きっと優しい心の持ち主なのでしょう。

ウチの静里(上の犬)は、現状アレですので、逝去された後はもっとお肥えになられるかと存じ、今はあの世に行かれてからの健康に不安を感じずにはいられません。
2012年8月22日 21:04
家族にならなくとも、会えなくなった猫たちがいます。
不幸な死にかたをしてももしほんとにそんな場所で元気にしていてくれたら
とても救われます。
コメントへの返答
2012年8月23日 9:03
私も、家族にはなれなかったけれど死に際を看取ったぬこが2匹おります。

一匹は単車運転中、前を走っていた車が轢いてそのまま走り去っていったのを見過ごせず、血だらけの彼女(頭蓋骨が陥没していた)を抱き上げ、家の裏山に葬ってあげました。お線香と、お水と、般若心経を詠んで。
もう一匹は、深夜に買い物に行ったとき(徒歩)、路上で轢かれて苦しんでたのを24時間対応の動物病院に連れて行きました。医師の“助からないだろう”の言葉に涙しながら、安楽死させてあげました。

あの子達が“虹の橋”のたもとで日向ぼっこしていることを信じたいです。
次のお話も、虹の橋の続きを書こうかなあ。
2012年8月22日 21:51
素晴らしい名訳です! 思わず涙が;;

ウチも昔犬5匹ネコ7匹同時に飼ってた時があり、一人(一匹)また一人(一匹)と去って行き、最後は動物を飼うことを止めてしまいました。

いつかはまた逢いたいなぁ~
コメントへの返答
2012年8月23日 9:06
ご無沙汰してます。
英語より日本語の方が、情感のある文章を綴りやすいですね。
それだけ日本人の心の豊かさ(奥ゆかしさ)が素晴しいと思えます。

>最後は動物を飼うことを止めてしまいました。
・・・そうですねえ、私も今の犬猫がいなくなったら、多分もう動物を飼うことはないでしょう。
もっとも、動物愛護センターなどで引き取り手のない子達については、何かしてあげたいと思ってますが。

シナチョンは犬食でしたな。

プロフィール

「5年乗ったスピトリRSから乗り換えた。旅先でどうしてもダートを見ると心がときめくからだ。林道レベルならモタードはオフも走れる。問題はタイヤだが、純正のスーパーコルサSPはナラシ終了時に坊主になってるはず。次はスコーピオントレイルあたりにしたい。だが情報が大陸に漏れるのは必至。」
何シテル?   09/19 00:51
平成30年2月現在、 【四輪】 家車…モデル末期、叩き売りのアウディA4 AllroadQuattro。 使用用途は主に近所のスーパーへの買出し、...
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