
※一番最後まで読んで欲しい。一番大事なのは、【感想】以降のところなんです!
(17:30付加)
下記の件、なんか誤報との情報もでてきた・・・立法院占拠続いてるし。
ニコ動の中継にも
“妨害”が入っているとのこと、現地からの放送で確認しました。
でも、私が言いたいことは変わらない。
誤報でなくても審議終了“撤回”であって、
“協定廃止ではない”のは間違いない。
再審議しても与党国民党と親民党が多数である限り、まだまだ予断を許されないのは間違いない。
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はじめに・・・主、いや
某氏のブログを読んでくれ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2072525/blog/32664259/
【まえがき】
会社を休み、明日に控えた亡父の法事にひとり勤しんでいた朝のこと。
出張で白馬村に出かけていたハマーンから、一本の電話。
「喜ぶのだな!台湾の協定が否決、再審議に入るそうだぞ!」
「何だと!?ソースは何処なのだ?」
「貴様・・・こちらは寒い雪のなか電車で移動しているのだ。それくらい自分で調べるのだな、俗物!」
「了解した。そうさせてもらおう・・・“家庭に仕事にがんばれ私(笑)!”」
「仕事中だ、無礼なもの言いはやめい!」
「なるほど・・・“自立した大人の女性(笑)”を気取っているのだな?“ツンデレ系でカレの気を引いちゃえ!(笑)”、といったところか。さすがは“ガイタメジェンヌ(笑)”!」
(プツっ!)←電話を切る音
【引用】 24日づけサーチナより
※誤報らしい
『台湾国会:大陸との経済協定で「審議終了」を撤回、協定締結を否決』
『台湾国営通信社の中央社によると、台湾の国会に相当する立法院の内政委員会など8つの常設委員会が24日、合同審議を行い、大陸との間のサービス貿易協定について、行政院(政府)に対して「撤回し、大陸側とは改めて交渉するを求める」決議を行った。同会議に与党国民党の代表(議員)はすべて欠席した。
(中略)
内政委員会など連合で開いた24日の審議は「審議終了宣言」を含めて17日の審議をすべて無効とした。
行政院に対しては大陸側と合意済みのサービス貿易協定を撤回し、大陸側と改めて協議をするように求めた。
馬政権は既存の法規のもとでのサービス貿易協定の発効を目指していたが、24日の審議は、大陸側との協定締結などについて監督メカニズムを持たせる新法を定めてから、改めて審議することにすると決めた。』
【感想】※此処からが大事
まずは台湾の若者達、そして愛国者たる知識人の諸氏へ一言。
「感服いたしました」
(誤報なら、“加油”に切り替えます)
そのうえで、ここからが正念場。
今回の件は、あくまで“再審議”への扉が開いたに過ぎない。
協定が“無効化”されたわけではないのだ。
アメリカの相対的地位が下がり続けるなか、シナーはまた、あの手この手で経済レベルの植民化をはかろうとするだろう。
何より民進党と野党すべてが“合作”されても、与党国民党+親民党の勢力には及ばない。総議席113名のうち、68が与党勢力なのだ。再審議をかけても協定を完全廃止することは難しいのではないか?
馬英九政権が倒れ、民進党が議会を掌握し、真の“台湾人の、台湾人の為の政治を手にする”まで、我々は決して安穏とできるわけではない。
【政治を軽んじる者に、政治は必ず復讐する】
それと・・・今回の“平和的占拠”は、(ちょこばさん仰るように)“議会制民主主義への挑戦”という側面もある。
それは今回の件につき、“政治的権威の正統性を有した機関で決定された事項については、これを覆すには同様の手法を採る”以外その有効性は認められない、という議会政治の大原則を逸脱していることを指す。
想像してみるといい。
もし日本で特秘法や集団的自衛権、武器輸出解禁、などお花畑が毛嫌いする事案について、法改正・法成立が国会で行われたとしても、
「ゲンパツハンタイ~!ジミンハヤメロ~!TPPハンターイ!」とデームパミンジョクチョチョンガチョン!の人たちが“物理的暴力”なりを用いて立法機関や司法機関をのっとってしまえば、当該事案を“葬り去ることができる”ということだ。
これは恐ろしい。
故に私は、政府或いは国会では今回のこと、批判してもらって良いと思う。勿論クリミアの件も同様だ。
“議会制民主主義国民国家の決定は、議会制民主主義の大原則に基づいて覆すなり廃止するなりしなければならない”と。
一方で、私たち“民間人”は、民意を伝える権利がある。
私たちは政治家ではないし、行政官でもない。
だから私は、“署名”で“声”を伝えた。日本を守るために。
これは、“自由と繁栄の弧”を創るという理想において、保守愛国議員の皆さんや行政の皆さんには為し得ないことを、“器”として代行させていただいた、と思っている。
それにしても、だ。
クリミア、ドニエストル、そして台湾。
誤った決定を“民主的に”覆すにおいて、アンシャン・レジームが機能しない場合、最後はやはり“市民”が“実力で”動くしか手はないのか?
そもそも(王制国家を打倒した)近代自由主義経済活動はそこから始まったのだし、なにより国民国家というものは、国民のものだ。議会制民主主義というものは、その政治体制のひとつ、便宜上の手段に過ぎない。
ここを見誤り原理主義に陥ると、行く末はシナーになる。
民主主義とは、怖いものなのだ。
この恐ろしさを、台湾の若者そして知識人たちは知っていた。
これは警告なのだ。
それを知ろうともせず、世界に背を向け、目の前の諸事に心奪われるものたちよ。
この国が滅ぶとき、その責任は自分達にある、ということをあなたたちは知っているのか?
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任務 | 暮らし/家族
Posted at
2014/03/25 13:27:46