（付記しました!）【義理を返さねば男がすたる】親日国の友へ

このエントリー、内容が内容なので消されるかもしれない（確か署名活動とか寄付活動期はダメだったと記憶）。

でも、敢えて綴っておく。
義に報いるために・・・！












（２０１５年４月２７日付記）

国連世界食糧計画日本事務所におきましても、募金が頁が開設されました。
日本語で簡単に寄付ができるようになったようです。

国連WFP日本事務所の頁↓
https://www.jawfp.org/oneshot?btn=NPL



あと、『何シテル?』にも書きましたが、これを機に世界銀行やアジア開発銀行が、復興ファンドを作ると思います。特に世銀は先ごろ、ネパールに超高出力のメガ・ソーラーシステムを導入するプロジェクトに向け、１億３０００ドルの融資を発表したばかりです。

世銀からは復興とエネルギーインフラを交えたファンドが出てくると思います。
こういうのを買ってネパール政府の当面の資金需要を満たし、同時にネパールの皆さんの生活向上に貢献申し上げ、さらに投資した人には毎月利息が入る、というのも良いかもしれません。

ファンドと言っても、AIIBなんかに投資するよりよほど清廉性が高いし、出どころも十分与信があります。




もっとも、今一番大事なのは物資なのでしょうが、当面私達にできることは、やっぱりお金かなあ。

（以上 付記終わり）



【ネパール連邦民主共和国】

名目GDP・・・196億4000万＄
経済成長率・・・5.48％(OECD内38位)
人口・・・2800万人
平和度指数・・・76位（日本:8位）
基幹産業・・・観光・一次産業

世界最貧国の一つ。

一人当たりGDP僅か760＄、貧しい家計・・・少女たちはインドへ身体を売り、家計を助けている。



そのネパールを襲った、80年に一度の大震災。

・・・私達に、なにができるだろう？


【親日国ネパール】

先日来の『何シテル？』をここにもう一度綴ろう。

①4月26日 0:03より

ネパール人20人が靖国参拝！「靖国神社は不戦の象徴。他国が参拝批判すべきではない」

『日本在住が１０年になるディネス・ギャワリさん（３４）は「靖国神社は日本にとって、不戦の象徴ともいえる場所。他の国が参拝を批判すべきではない」と話し、ナビナ・カルキさん（２３）は「日本の歴史をもっと勉強したい。母国に発信して、ネパールの人にも知ってほしい」と意欲的だった。』

・・・日本の文化を愛し、日本に学び、祖国を豊かにしたいと訪れていた彼等が、靖国の心を汲んでくれている!!

②同 2:01より

東日本大震災の折、ネパールは苦しい財政のなか、我が国に毛布を5000枚も寄付してくれた。

そして…

『首都圏などに滞在するネパール人３０人が１日、いわき市中央台飯井のいわき明星大でネパールカレーの炊き出しを行い、避難所生活を送る市民に振る舞った。
1300人分が用意され、市民らが長い行列をつくった。消化しやすいようにと、ネパール本来のスープカレーで提供し、ご飯も疲労回復の効果があるというターメリックを混ぜて炊いた。
来日１５年の会社員ギリ・ラムさん（３９）は「物資が届きにくいと聞いていわきに来た。日本人にお世話になっている私たちが少しでも恩返しをできれば」と話した。（2011年４月２日付　河北新報より）』

③同 0:49より

一方で…私達は彼等に、恥じねばならないことがある。

大阪、飲食店経営ネパール人殺害事件：『抵抗するな!同胞に迷惑がかかる!!』

『ネ
パール国籍の飲食店経営、ビシュヌ・プラサド・ダマラさん＝当時（４２）＝が殺害された事件で、殺人罪などに問われた彫師、白石大樹（ひろき）被
告（２３）の控訴審判決が２３日、大阪高裁で開かれた。（中略）　弁護側は、１審に続いて殺意を否認し「量刑は重すぎる」と主張。しかし、森岡裁判長は判
決理由で「頭などを集中的に狙って暴行しており、死に至る可能性を認識していた」と殺意を認定。（2013年8月23日付 産経WESTより）』

・・・何故かこの件については、産経以外は記事を削除している。

【あらためて】

日本人として、ひとりの大人として、中央アジアの友に報いたい。日本人の名誉を挽回したい。

今は義捐金くらいしか出せないけれど・・・もしこれを読んでいる貴殿が、私と同様にネパールのひとたちの義に報いたく思われ、寄付金というかたちでこれを実行なされたいなら、参考にしてくれ。

義捐金に関する説明→http://rocketnews24.com/2015/04/26/575334/

ひととおり見てみたけど、私は国連世界食糧計画のやつが一番やりやすいと思う。

出処も（いくら事務総長がアレでも）しっかりしてる。

以下、やり方を綴っておく。

①国連世界食糧計画の頁

https://give.wfp.org/5279/?step=country&lead_source=2015-wfp-nepal-emergency&form_tag=2015-wfp-nepal-emergency

↑クリックすると、以下の頁が開くので、寄付する側の国名を入力する。

次に、決済通貨を決めて、金額をクリックする。

寄付するひとの姓名とメアドを入れる。

メアドは後々必要になる。

クレジットカードが一番便利だ。


決済が終了すると、以下の画面になる。
しかし、これで終わらせてはいけない。

寄付したお金は税額控除対象になる。

だから、きちんと領収書をDLして、来年の確定申告に役立てること!




先に示したように、記入したメアドに『寄付を受け付けました』というメールが来る。




【まとめ】

エベレストは崩れ、農村部は壊滅的な打撃を受けたそうだ。
死者2800人以上（４月27日 10:40現在）。
ダルパール遺跡を含め、世界遺産の殆どが倒壊した。

既に日本からも昨夜、７０人の救助隊が第一陣として飛び立った。

「東日本大震災では各国から支援があった。日本の代表として恩返しをしたい（小林成信国際緊急援助官）」

「たくさんの方々が死傷され、日本人も亡くなったと報告を受けている。遺族にお悔やみを申し上げたい。日本も緊急援助隊を派遣しているが、今後の復旧、復興をしっかり支援したい（安倍先生）」

繰り返すが、ネパールは世界最貧国の一つだ。

にも拘らず、東日本大震災の折、彼等は私達に多くの恩を与えてくれた。
一方で私達は、彼等に対して何をしてしまったのか?

どうかそのことを忘れず、今私達にできることは何か、考えてみようではないか?

山が萌え、甘い香りを含んだ風が野にも里にも、そして街にも訪れている。
長い冬が終わり、待ちわびた季節（とき）が訪れた。
オフ会、車イジリも結構。外に出ることを心が、身体が、そして細胞が望んでいる。

でも・・・それでも、それにかけるおカネなり時間なり、少しだけでいいから・・・中央アジアの友のため遣ってみるのも悪くない、そうは思わないか？
西南西の空に向けて、そっと手を合わせてくれるだけでもいい。

あなたが、日本人であるなら。

【追伸】

おそらくシナは今回の件、AIIBと絡めて動くだろう。インフラの整備には、格好のタイミングだからだ。
世界銀行も、アジア通貨基金も同様だ。
大国のエゴと、国益に向けた政治的思惑が、鎌首をあげはじめるのも時間の問題だ。
そして早速『（地震が）日本で起きたならよかったのに』なんてほざくクズも出てきた。

しかし、今回はそんなことは書きたくはない。

それよりも私達には、すべきことがあるのだ。