
【まえがき】
この記事は、
【台湾】 台湾の女の子が日本語で「今の台湾に何がおきているのか?」を動画で説明していますについて書いています。
・・・最初に、カテゴリに『ロータス』持って来たこと、“釣られた”諸氏には申し訳なく思います。
お察しの通り今回のこと、ロータスも何も関係ありません。
ただ、今回のことだけは“近未来日本の黙示録”にも通じかねないこと、そのためにも“伝えねばならぬこと”と、ご寛恕頂けたら幸いです。
次回以降このような絡め手は、拡散希望の大事でない限り使いませんので、ご容赦いただけましたら幸いです。
また、本ブログをご覧いただいておられない方につきましては、トラバ元のMondoさんのお話、および拙著前回および前々回ブログをご覧いただけましたら、御理解もより深まるかと存じます。
TrackBack元 Mondoさんのブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/2072525/blog/32647454/
拙著ブログ
(緊急:台湾)親友を見捨てるな!
https://minkara.carview.co.jp/userid/712411/blog/32625379/
(台湾に想う)日本を壊すのは、日本人の無関心だ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/712411/blog/32627649/
なお、本編は署名活動について修辞させていただいておりますが、これは決して
勧誘を意味するものではございません。この点につきご留意賜りますようお願い申し上げます。
--------------------------------------------------------------------
【3月23日付 保守速報より引用】
台湾と中国間の貿易協定に反対する署名!!!既に目標の10万票達成!!!まだまだ署名数上昇中!!!
http://hosyusokuhou.jp/archives/37124338.html
165:名無しさん:2014/03/21(金)08:57:18 ID:auxGtjzjY<> ID:
まずは日本人立ち上げの署名
↓ ↓
中国と台湾間の「サービス貿易協定」の撤回を希望します。
https://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/%E5%8F%B0%E5%8C%97%E9%A7%90%E6%97%A5%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E5%87%A6-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E9%96%93%E3%81%AE-%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E8%B2%BF%E6%98%93%E5%8D%94%E5%AE%9A-%E3%81%AE%E6%92%A4%E5%9B%9E%E3%82%92%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99
次に、海外版
↓ ↓
>>Change the present "Taiwan, Province of China" to "Taiwan"
https://www.change.org/petitions/iso-change-the-present-taiwan-province-of-china-to-taiwan-4
最後に、ちょいと手間がかかるが正統派署名
↓ ↓
>>台湾と中国の間の貿易協定に反対
https://petitions.whitehouse.gov/petition/oppose-trade-agreement-between-taiwan-and-china/C80BsZ11
(中略)
185:名無しさん:2014/03/21(金)09:32:17 ID:WLE6QDHRH<> ID:
署名サイトより転載。こういう事なのね。
以下、現地台湾の方のメッセージです。
世界の皆様へ:
ただいま台湾の国会は民衆により占拠されています。
先日に「両岸(台湾と中国)サービス業貿易協議」法案が無理やりに可決されたことが原因になっています。
その協議は、とてつもなく不平等で、数多くの市民と学生が国会で反対運動をしています。
但し、政府はいま鎮圧部隊を集めており、台湾を守りたい民衆たちを強制的に排除しようとしています。
今こそは、台湾にとって大切な時です。世界諸国からの支援と注目を頂きたいです。
もしこのメッセージをご覧になったら、台湾のためにシェアして頂けませんか。
そして、少しだけでも、台湾の民主と未来のために一緒に祈って頂けませんか。
ご注目、誠にありがとうございます。
以上です。
(中略)
引用①
『190:名無しさん:2014/03/21(金)09:41:43 ID:UDP7vUa9O<> ID:
これ日本の安保が飛ぶよ
台湾の金融、証券の資本比率の15%が中国資本になる
これは表向き
馬の子分がそれに乗れば
台湾のほとんどの企業が食われる』
以上、引用終わり
--------------------------------------------------------------------
…企業食われるどころか、この協定ではシナーの植民が自由だから…
①台湾にシナーの工場進出名目で、従業員の殆どがシナーとなる。
②現地雇用率の規程がないから、台湾の国民が相当給与下げられるか、失業
③一方で台湾内にシナー村続出
④シナー外省人の議員続々
⑤シナー、合法的に台湾乗っ取り完了
⑥台湾内省人とシナー植民、軋轢増える
⑦シナー、“自国民保護”の名目で軍事介入
ってなりかねない。
もし台湾がシナーに奪われたら…私は本当に怖ろしい。
↑の署名運動は、決して“他人事ではない”のだ。
以下、それを説明していこう。
【パクス・アメリカーナの終焉と局地紛争】
植民政策と軍事併呑、コレ、対岸の火事ではない。
ノンフィクションなのだ。
既にウクライナのクリミア共和国・モルドバのドニエストルラインで同様のことが起こってる。これを読んでいるあなたが、テレビでウクライナの件、“ふ~ん”なんて見ていたら、それは大いに反省すべきことだ。
オバカ大統領のおかけでパクス・アメリカーナの終焉が加速し続けるなか、世界中を蓋然的に覆っていた抑止力が低下し続けている。
ソ連崩壊後の旧ユーゴを思い出せ。中央アジアの民族紛争を、カナダのケベックや北アイルランドを思い出せ。アフガンを、イランを、イラクを思い出せ。
蓋然性が失われた世界に、グローバリズム的相互依存体制など生まれはしない。
それはアダム・スミス的原理主義者の誤算だ。
具体的にはウクライナ、モルドバ、チベット、モンゴル・・・これらは、“アメリカの時代の終焉”が生んだ、必然的結果に過ぎない。
抑止力が薄らげば、世界の火薬庫にはすぐ火種が生まれる。
こういった動きはこれからどんどん出てくる。
ロシアも、シナーも、(トンスルと違って)バカではない。
彼等はこのタイミングをねらっていたのだ。
お尻に火が付いたら、アメリカも動かざるを得ない?
楽観的すぎないか?現にアメリカ、ウクライナでも、ちっぽけな経済制裁でお茶を濁してるだけでしょ?
ぶっちゃけ今この時代、アメリカにとって、自身が“世界の警察官”たる意義は、嘗てほど重要な問題ではない。
アメリカはもう、シェールガスに目覚めてる。
“石油?何それ美味しいの?”に向かっている。
ボスポラス海峡がどうなろうと、シリアの難民が中部ヨーロッパになだれ込もうが、バルカンでドンパチ起ころうが、スーダンで内線泥沼化しようが、ニダー同士でトンスル戦争はじめようが、それはアメリカ人の暮らしに与える影響は薄らぎつつある。特に民主党にとっては、票田の人たちが困るようなネタ、あまり無い(共和党の支持層はちがう)。
そう、アメリカは自分だけで生きていける道を見つけちゃった(某氏、適当にまとめちゃってゴメンナサイ)。
【シナーとロシアとアメリカと】
今の時代、アメリカが嫌なことは…
“覇権国家思想を持つ連中と隣り合わせになること”
という地政学的見地の安全保障、それだけ。
だから、この意味では依然、アメリカは“防衛のため”東アジアと西ヨーロッパ、そして中南米だけは大事にしてる。
特に“防波堤として”対露には英仏独を置き、そして対中には日台南トンスルを置いている。影響力を残している。
故にこれらエリア、“今のところ”まだ何とかなってる。
つまり、“当地で”大きな軍事的緊張は起きていない(ように見える)。シナーやロシアが正面切って“防波堤”壊そうとしたら、さすがにアメリカも本気出さざるを得ない。
放っておいたらこれら“新覇権主義”の連中と隣どうしになっちゃうから。
ロシアやシナーと国境を接することは、アメリカにとっては悪夢だ。
【軍事的対峙はまだ大丈夫】
今回取り上げてる台湾を例に挙げてみる。
もし台湾がシナの傀儡国家に成り下がれば、台湾海峡という重要なシーレーンが、実質的にシナの手に落ちることになる。同時に、地図で言えば台湾の右側、所謂“第一列島線”がシナーのものになってしまう。
そして日本という“防波堤”は、このシーレーンを“敵国”に収奪されてしまうと、資源交易ルートを断たれ、日干しになる。
そうなると、アメリカとの国境=第二列島線もすぐにダメになる。
アメリカにとって台湾海峡をシナーにとられることは、日本がボロボロの“防波堤”になってしまうことと同義なのだ。アメリカにとって台湾海峡を守ることは、日本という“防波堤”を生き残らせることにもつながるのだ。
だから少し前の危機でも証明されたように、アメリカは危険な“中華思想”と直接対峙しなくて済むよう、台湾を意地でも守りたい筈なのだ。
これが、南トンスルへ統帥権返すこととの違いだ。
シナーにしてみれば、痩せても枯れても世界最強の軍事力と直接やりあうのはまずい。
といっても、“今のところ”だけど。。。
【シナーの戦略】
そこでロシアとシナーは、軍事力に頼らない、別の戦略をとってきてる。
ロシアは民族問題で、“西側”のなかに傀儡政権をつくろうとしている。
そして、シナーは経済レベルでの植民地化を進めている。
それが今回の、『台中貿易協定』の底流に流れている、シナーの思惑だ。
これまで何度も言ってきたが、このシナーの思惑だけは、絶対に阻止せねばならない。
理由は、先に述べた。
台湾海峡を奪われたら、日本は日干しになる。
我々は何としても、アメリカと共にこれを阻止せねばならない。
アメリカの大統領がどんなにアレでも、だ。
【私も任務を果たした】
台湾を守ることは、日本を守ること。
次世代の子供たちに、日本の郷(クニ)を残すこと。
それが私達大人の責任だ。
台湾へ
世界へ
そして(頼りにならんが)アメリカへ
・・・貴殿等は、どうなされる?
【入植の次にくること】
『A Specter Is Haunting Asia:China’s Rising Military and Its Implications for America’s Interests in Taiwan』より引用
…邦題は(多分)『アジアの留意点:増大するシナーの武力と、台湾におけるアメリカの権益に対するその意味について(2011年1月24日付)』
『At the current rate of Chinese military growth, within a decade the PRC will be able to gain victory in a war against the US over Taiwan. The RAND Corporation, a global policy think tank,conducted research for the outcome of such a war.
The study’s researchers concluded that the US would most likely lose a Taiwanese war with China:
According to a 2009 RAND study, by the year 2020, the United States will no longer be able to defend Taiwan from a Chinese attack.
The Chinese, argues the report, will by that time be able to defeat the United States in a war in the Taiwan Strait even if the United States has F-22s, two carrier strike groups, and continued access to the Kadena Air Base, in Okinawa, Japan (Kaplan).
Clearly, if China were to sustain military growth and felt the desire to overtake Taiwan, she could do so in 2020 at the earliest. The more significant question is whether or not China would wish to take such action in the first place. 』
以上、引用終わり
ま、訳書くのが面倒いから要約すると・・・
アメリカのランド研究所ってシンクタンクが、
①シナーがこのまま軍事力を増長させると、2020年までには台湾を巡る戦いでアメリカに打ち勝つ、と結論づけた。
②たとえアメリカがF-22や空母持って来て、嘉手納から補給続けても、勝ち目はない。
③シナーの台湾併呑第一歩は、台湾海峡を自分のものにすることから始まる。
・・・台中貿易協定のつぎにやって来るのは、この“危機”だ。 経済レベルの入植問題なら、まだまだ止めることはできる。しかし、これが発動したら、もう“平和的に”解決することはできない。
こうならないためにも、我々は何としても“世界一の友人”を守らねばならない。
これは、感情論の話ではない。
“国益”に関わる問題なのだ。
【あとがき】
もしも日本がシナーに奪われたら、我々はどうなるのか、についてはTrackBack元の主水さんのお話や前回前々回の私のお話に書いてある。
でも、本当はもっと述べる必要がある、と思う。
・・・ここまでは私が書いたから、あとは誰か書いてくれ。
私はウチの柴犬(末期癌)を医者に連れて行かねばならないのだ。