留学生特区、領事館問題、市議会解散、そして市長再選と知事選。
権力闘争ネタ、そして外交安全保障ネタでは、最近いろいろと話題にこと欠かない我が地元“愛知県”。
で、ですよ。
先の同日投票の結果、市議会は解散、パチ屋さんのロビイストが知事と成り、そして市長がパフォーマンスを以って自分の立場を戦略的ステップに、再選早々(小政党ではあるにせよ)市長の身にありながらフィクサーとして国政への進出を目論んでいくこととなったわけです、が・・・!
このうちの“
市議会解散”について、原住民としてひとつだけお話したいことがございます。
実は市議会解散、議会制民主主義を否定してしまうかもしれない危険性についてはわかっちゃいるんだけど・・・私も(独裁政権摂政の筈の)ハマーン様も、賛成票入れてます。その理由は・・・河村たかしという人間云々言う前に・・・
ちょっと↓をみてくださいな。
≪解散数ヶ月前の名古屋市議会会派別議員数≫
民主党27人・自民党23人・公明党14人・共産党8人・その他2人・民主党クラブ1人(=河村が民主から離脱したときについてきたひと)
どうでしょう?嘗ての“革新王国”、昨今“民主王国”の呼称どおり、解散前の名古屋市議会は、保守系政党(といってもこの地域では自民も怪しいのですが・・・)が圧倒的に不利な状況であったこと、おわかり頂けますでしょうか?
この勢力図下、このまま市政を議会コントロール下においたまま放っておくことは、折からの
“領事館問題、留学生特区問題、そして製造業救済政策”等、“国益に関わる”重要事項はいずれもなおざりにされ、結果名古屋市が
“甘やかし売国運動の尖兵”
となってしまうこと、予感させるに充分だとは思いませんか?
“まともに議論もなく、欠席ばかり目立ち、ただ議員というだけで高額の報酬をとる”者達の集団となってしまった議会。
“天下りの温床たる”たる行政と外郭団体。
“公共事業の既得権化”云々・・・
これは河村たかしが変節する前(正体をあらわす前)、2009年春に市長となった当初以来良く言っていた言葉です。一般メディアではあまり語られてませんが、中小企業とはいえ経営サイドにいた人間として、かの者がこれら現実を放ってはおけなかったことは義憤といっても良かろうかと。
再々言うけど、議会制民主主義を否定してしまうかもしれない危険性もあるのだけど、今回は、あくまでも
“市民”が投票して決めていくのですから・・・減税云々関係なく、“寄生虫”どもの“定数半減”“報酬半減”は賛成。
もっとも、ここまで変節し、小沢くんだりと共闘するが如き暴挙に出た今となっては虚しく響く言葉ではありますが(河村さん、平成18年6月の衆院本会議、歴史認識についての貴方の
質問状って、どう考えても“反小沢的”なんですけど)・・・佐藤夕子、田中美絵子なる秘書を小沢ガールズ(大爆笑)に仕立てた過去を考えたら・・・もうわけわからん。アンタ一体、何?
でも、それでも
寄生虫を養うお金を出す謂れはないので・・・
“解散には、やはり、それでも賛成”
で、話を戻させていただきますが、実はこの市議会解散、私は“革新王国に訣別する大きなチャンス=
保守系立候補者に今一度チャンスを与える”重要な一幕であったと捉えてます。確かに世間では“河村市長続投への賛否投票”とのセットものという一面でみられることも多いかとは思います。が、前述のようにそれは事態の一端に過ぎず、実は前者の視点から解散に賛成票を投じた方々も、多かれ少なかれおられるのではないか、と。
勿論この解散劇は、“
諸刃の剣”であり、ひとつの大きな賭けであることは否定しません。
解散後の市議選(来週日曜)で、減税、医療費無償化の拡大、学校給食制度の拡充といった、“聞こえの良いお話”ばかりを打ち出す自称“人権派”に票が流されるようであれば、人口2100千人を抱えるこの大都市にも“先が見えた”と、“保守”を自称する全国の皆さん、
“ポピュリズムの悲劇”と嘲笑って下さい。
でも、案外とこれまでの市の政策に対し、“節制”を促し、“モノづくり愛知”を支え、“技術の継承と発展”に力を注ぎ、そして“お年寄りを大切に”し、“自律・自尊”の責任ある教育を打ち出すような方たちが沢山票をとり、
“地方から日本を護る”動きが見えたら、名古屋市民に、ちょびっとでもいいので拍手をください。
尖閣問題に端を発した護憲支持派に対する疑問、民主内の権力闘争という茶番劇、円高不況と政府の無策、破綻寸前の国家財政、民主幹部と民団或いは総連との絡みなど、この国の自称リベラル派或いは彼らで構成する左派政権の危うさに国民がようやっと気がつき始めたことも大きな追い風です。
今度こそ、名古屋が生まれ変わることができれば・・・!!
(ここからがオチ)
で、当然私は、保守系の立候補者になんとしても勝ってもらいたいわけで・・・
地元選挙公報見てみたら・・・(氏名言えません)
まあ、みなさん会派は違っても、言ってることあんまり変わりませんねえ・・・“雇用対策”“待機児童問題”“医療費無償化”“事業仕分け”“議員報酬カット”“定数削減”“公務員改革”“減税”“保育”・・・云々
自民党候補者でさえ、“給食無料”“保育”“医療費無償化”から入ってる・・・
“領事館”、“留学生特区”、“製造業救済策”、こんなニュアンスの言葉は・・
・ない!!!
“節制”、“モノづくり”、“技術の継承と発展”、“責任ある教育”こんな感じの言葉も・・・
ないやんか!!!!!!
解散には賛成したんだぞ!
保守による刷新に期待したんだぞ!!!!
これで・・・
どうせいっちゅーんじゃ!!!!!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻!!!!
・・・白紙投票します・・・
【オマケ:私の河村たかし評】
その“なりふり構わぬ変節ぶり”に、
“貴公は小沢一郎の尻尾だな”
どんとはれ。
Posted at 2011/03/06 00:36:49 | |
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