【石破先生のブログより】
『今回の選挙は確かに「民主党に鉄槌を下す選挙」になるのでしょう。「小異を捨てて大同につく」という所謂「第三極結集」の動きもありますが、原発や消費税が小異であるはずもなく・・・(中略)・・・確固たる国家観や主義主張を持たない候補者たちがそのスローガンに縋って当選をもくろむ様は、かつての民主党の姿を彷彿とさせ、ただ権力獲得だけが目的であるとしか思われません。』
【太陽の党、維新の会に吸収?】
・・・なぜそれを“是”としたのか?
消費税・原発だけではない。半島との関係(については石原先生曖昧だったが)、シナのこと、TPP、憲法改正、いずれも、“小異”ではなかろう。
まだ、“減税日本”とのほうが、理念は近いのではないのか?
【本当にしたかったのは】
“大同”とは・・・地方分権なのか。そうか。
地方分権とは、“権限と富の委譲”である。
確かに“所得の再分配”や“効率的な財政政策”を行うには、地方分権は有効かもしれない。
しかるに、地方分権の危険性について指摘する者がいないのは、何故?
地方分権とは、徴税と財政政策を観点とした、“Re-Engineering”という一手段に過ぎない。
これに深慮を及ばせず、ただただ大衆に対して、さも有り難いものであるかのように報道する“マスゴミ”に釣られ、責任感を持たない“Silent Majority”が、再びポピュリズムに走り、国家を自壊させる。
地方分権は、決して“万能の神”ではない。
“豊かなエリア”はより豊かになるが、“貧しいエリア”はより貧しくなり、更に言えば道州制レベルにこれを展開するとすれば、そのエリアの広大さゆえに、再び“せっかく地方分権が進んで豊かになると思ったのに、何で貧乏な地域の面倒を豊かな自分達が見なきゃならないのか”と余計大きな問題が顕在化し、更に“地方の分裂”が進むことも考えられる。
国家とエリア、エリアと地域・・・人は全てを相対的に見てしまう。
だから、格差なんて決してなくならない。
また、もうひとつ大きな問題がある。
ちょっと想像の翼を羽ばたかせてみて欲しい。
もしも地方交付税がなくなり、その分地方税が大幅に拡大され、その運用は自治体の判断で自由に行いえる、となってしまったら・・・どうなる?
権限と潤沢な資金を手に入れた首長或いは議会の過半数の人間達が、もしも国家社会主義的理念に囚われていたり、或いは自虐的な国家観に盲従する人間達であったら・・・。
日本の周囲・・・前近代的中華思想のツナ、その縮小コピーである北チョン、捏造とゴネ特で富を手に入れたい南チョン、陰謀と復古主義のロシア・・・ミンスのアホタレ共のせいで、国家の常道たるエゴが顕在的に渦巻きつづける極東アジア。
ここにおいて、“売国危険度”溢れる自治体が、ウジャウジャ出てきたら、どうなる?
岩国哲人(元出雲市長・北チョソ大好き)、篠田昭(新潟市長・シナに土地を売却)、泉田裕彦(新潟県知事・篠田と共犯)、奥山恵美子(仙台市長・震災でパンダwww)、熊谷俊人(千葉市長・地上の楽園)、中田宏(元横浜市長・日本創新党を崩壊させた)、大村秀章(愛知県知事・パチ屋の手先)、山下真(生駒市長・外国人参政権推進)、細川護煕(元熊本県知事/日本新党代表/元総理)・・・売国大好きな地方分権推進派は、沢山沢山いるのだ。
だから、私は地方分権については、教育・安全保障・外交・治安・公序良俗・防災・エネルギーなどを主軸に、これに影響を及ぼす各種施策については、やはり“国家”による管制が必要である、と考える。
一方で地域経済や福祉、雇用、公益施設などの整備については、このなかで地域ごとに強化すべき点を列挙し、そのうえで“選択と集中”を実行させるべき、と考えている。
地方分権とは、ゼロ・サムゲームで捉えるべき問題ではないのだ。
もうひとつ、今回の件、維新の会、橋下の方向性は、一見すると“たまたま”安倍先生の“美しい国”に通じるところがあるが、日頃の本人の言動を捉えると、私には“三権分立を無視”した“民主主義への挑戦”と見て取れなくもない。
地方分権による権限強化と富の増大、一個人による行政と議会の掌握・・・人、これを“独裁”という。
だから、あの男についてはずっと“グレーゾーン”だったのだ。
橋↓徹という一個人が、ある日掌を返したように(最近化けの皮が剥がれかけてるが)売国行為に走ったとき、それを誰に止めることができるのか?
そのようなニトロを持ち歩くような連中に・・・なぜなのだ?
石原慎太郎よ、平沼赳夫よ、あなたたちは・・・自らスケープゴートになるつもりなのか?山田宏、土屋たかゆき、西村真吾・・・彼らに道を拓く為に。
【創生「日本」】
『石原慎太郎氏や平沼赳夫氏など、高い保守の理念を持った人々がどうしてこのような動きに走るのか、私には理解ができません。ただ数だけ揃えてもかえって混乱を招くだけなのであり、「たちあがれ日本」の方々には、たとえ数は少なくとも純粋に政策や理論を深化させ、自民党と連携しながら良い効果をもたらす働きを期待していたのですが、何とも残念でなりません。』
・・・再び、石破先生のブログより。
私は、今の日本を救えるのは、やはり“真の保守”しかないと思う。
そして、その一番近いところにいたのが、安倍先生、麻生先生、石破先生、平沼先生等をはじめとする愛国保守の諸氏が集まる“創生『日本』”だ。
ここに石原先生が、山田宏先生が、土屋たかゆき先生が、西村真吾先生が、甘利明先生が、いや、あらゆる保守政治家が合流し、“真の保守”政党を結成し、本当の第三局を作って欲しい、というのが理想だった。
そう、安倍先生が、石破先生が自民党という柵から抜け出せない、という現実がわかっていたとしても・・・それが、理想だった。
平成24年11月16日、“たちあがれ日本”のページが“太陽の党”に代わり、一瞬の喜びも束の間、あと1週間もすれば、このページも消滅する。
私は今、何を信じればいいのだろう。
追伸:ある方に求められた、preventer“WIND”が安倍先生を支持する理由については、後で新しいやつちゃんと書く。
Posted at 2012/11/17 20:11:43 | |
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