
【まえがき】
今回は感情論ね。
いやー、中田先輩、やってくれたわ。
私元横浜市民として、この人には市長職中途投げ出し、のイメージが強くて保守愛国といわれてもピンとこなかった。
ましてや民主の支援受けたり、地方分権国家分裂、売国の岩国あたりを支援したり、さらには選択的夫婦別姓賛成したり、と同じ“宏”でも、旧日本創新党の山田宏先生とは天と地の差がある、と思っていた。
でも、今回の件で少し、見直した、かな?
【引用】(26日付BLOGOSより)
『「
NHKの番組は低俗になっていないか?」ロンブー淳さんの反論でも話題の質疑全文』より
中田宏氏と新藤総務大臣アニキの衆院総務委員会質疑応答
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中田先輩(以下、“中”と記す)「評論家の大宅壮一さんの50年以上前の言葉。ご記憶でしょうか。
「テレビによる一億総白痴化」ということをいいました。
私も久しぶりに紐解いてみると、こうおっしゃっているんですね。
『1958年2月 テレビにいたっては紙芝居同様、いや紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと並んでいる。ラジオ、テレビというもっとも進歩したマスコミ機関によって一億白痴化運動が展開されている」』
(中略)
中「これもまた言い方を乱暴に片付けてはいけないですが、民放の番組見ていても、本当にひどいですよね。なんていうか、うまい、まずいというようなグルメ番組だったりですとか。これもまた私自身が出来がいいわけじゃないので言いたくはないのですが、
どちらが物を知らないかを競い合うようなクイズ番組であったり、本当に民放を見てると
あまりにもくだらないなと思う機会が増えすぎております。 」
(中略)
中「NHKにおいても、娯楽番組すべてを否定するつもりはありません。しかし、「これNHKがやる意味があるのか」と思うような番組が中には並んでおります。」
(中略)
中「民放がこの種の番組を通じて、とにかく数字を稼ぐ。そしてスポンサーを見つけるということに精を出しているとすれば、NHKはいったい何のためにこういう番組をやっているんでしょうか。NHKは数字を稼ぐということに問題意識を持つのではなく、
何のために公共放送として、国民から義務的な意味をふくめた受信料というものを徴収をしているのか。
ここについての自覚というものが疑われる、と私は思うわけであります。」
(中略)
中「NHKがやるべきことというのは、ある意味では
民間がやらないことをしっかりとやってもらうことが第一義的には重要な視点
であり、そこにNHKの誇りをもってもらわなければいけない。こう思うのですが、このお笑い番組は、あまりにも民放の真似をしすぎじゃないかと思えてなりません。新藤総務大臣、所管大臣として、どう思いますか? 」
(中略)
新「放送法第4条の「番組編集等に関する通則」というのがあるのですが、これは
「善良な風俗を害さない、政治的に公平であること。報道を事実を曲げない。意見の対立は~」
というものです。
これは
民放も含めて放送事業者すべてにかかっているわけでございます。
ですから、民間放送なら何でも良くて、NHKがという風にいわれる方がときどきいるんですけども、民放といえども放送事業者は、放送法で独立保障されているとともに、自ら自主的な番組基準によって、
公平・中立の報道をしなければならない。
そういったことはNHKも民放も同じなんだと。こういうことを私たちはきちっと知るべきだと思っています。 」
(中略)
新「申し上げたいのはNHKには「豊かで、かつ、良い放送番組の放送を行うことによつて公衆の要望を満たすとともに
文化水準の向上に寄与するように、最大の努力を払うこと」という
放送法第81条の1項の規定があるんです。 」
新「ですから、民放であろうが、NHKであろうが、豊かでよい放送番組、公衆の要望を満たす。ここが重要なのでありまして、今委員がおっしゃっていることも国民の意見であります。また、そういったものを見たいという意見もあるでしょう。
放送というのは国民の意識の鏡でもあるわけです。 」
(中略)
新「何よりもやはり、
豊かな番組、そして公衆の要望を満たす、
文化水準の向上に努める。
こういう意味でNHKには良い番組を提供していただきたいと思います。 」
(長くなるから引用ここまで)---------------------------------------------------------
先の中田先輩の言葉・・・「公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与するよう、最大の努力をすること」
放送“法”では、このように謳われているわけだ。
翻って昨今のバラエティーとやらに、
“文化水準の向上”に寄与している向きはあるのか?
・・・否、断じて否!
しかし、そこには“違反への罰則規定はない”のだ。
しかして、先の新藤アニキの言葉・・・「
放送というのは国民の意識の鏡でもあるわけです」」
国民の意識の“鏡”・・・だってさ。
“鑑”ではないよ、
“鏡”だよ!
そして実際、バラエティーとやらは・・・
本来なら、「(引用続き)低俗というようなことを誰かが勝手に決め付けられるものではないのですが、やはり娯楽番組ひとつとっても、
もっともっと
地域性や日本の様々な歴史や文化を紐解くような娯楽番組であったり、
若い人たちが関心をもてるような娯楽番組をやってもらいたいと思うんです。 」
という中田先輩の言葉が、
“放送法にのっとったNHK”のあるべき姿ではないのか?
同様、籾井会長の「NHK含む機関放送業者に対して、テレビ放送の編集にあたって、「教養番組又は教育番組並びに報道番組及び娯楽番組を設け、
放送番組の相互の間の調和を保つようにしなければならない」にとされています。」
を“鑑”とすべきではないか?
ついでに、以下も御覧頂きたい。
中国共産党 「日本解放第二期工作要綱」 中央学院大 西内雅教授(故人)昭和47年 西アジア歴訪時入手 より抜粋
2-2.テレビとラジオ
A.これらは、資本主義国においては「娯楽」であって、政府の人民に対する意志伝達の媒介体ではない。この点に特に留意し、「娯楽」として利用することを主点とすべきである。
具体的な方向を示せば、「性の解放」を高らかに謳い上げる。劇又は映画、本能を剌激する音楽、歌謡等は望ましい反面、スポーツに名を借りた「根性もの」と称される劇、映画、動画、または歴史劇、映画、歌謡並びに「ふるさとの歌祭り」等の郷土愛、民族一体感を呼び醒ますものは好ましくない。前者をより多く、後者をより少なく取り上げさせるよう誘導せねばならない。
(本文献については、小生ブログ
『この“くに”を守るのは、私達自身です(https://minkara.carview.co.jp/userid/712411/blog/20536765/)』(2010/11/26付参照のこと』)
で、ロンブーの淳とやらのセリフから・・・
「テレビをよく知りもしない議員がNHKで、低俗な番組を流すなだとさ…今のNHKの幅の広いテレビプログラムは
他の局が真似できない内容のもので、視聴者の気持ちをくみ取って、新しいNHKに変わろうとしてると僕は感じるけど…簡単に低俗番組と決めつけて流す意味がないだとさ」
「NHKという公共放送の中で、バラエティー番組を作るのは本当に難しいと思う。他の局に比べて制約も多い…そんな難しい状況で番組作りをしてる人たちに低俗だって言えるのは、テレビを知らない証拠だ!
テレビを知らない人がテレビの演出にとやかく言い出すと面白い番組なんか作れない」
「少し譲って低俗でもいいや…低俗なバラエティー番組と高尚なバラエティー番組両方あることが、多種多様なモノを求められる時代の視聴者への歩み寄り方なのではないですか?高尚なバラエティーばかりだと、また昔のNHKに戻ってしまう…どうかそんなことになりませんよーに。
低俗番組大好き男より」
(以上すべて26日付YAHOOニュースより)
・・・
メディア戦略の怖さを知らない人に、テレビのこと云々言って欲しくないわ!
【感想まとめ】
・・・一言言わせてもらうわ。。。
「“一億総白痴化”に荷担している分際で、能書きたれるな!!!!!」
バラエティーが高尚だ低俗だと低次元の能書きたれる前に、
テメーの立ち居地そのものが、今の日本にとって“害なのか益なのか”
わかってんのか?
ったく、オメー等みてーのが蔓延るから、こっちが苦労してるんじゃねーか!
アル中患者に呑ませる酒は、ワインだろうと発泡酒だろうと毒であることにかわりはないんだ!!!!!!
その“低俗な”バラエティーとやらが、どれだけ
“患者”を拡大再生産させたか、わかってんのか?
解ってないから、いけしゃーしゃーとこういう発言が出るんやろ!?
目の前のことしか見てない、
自分達のやってることが何を生み出すか
考えたことがないガキ脳だから、こういうこと堂々とほざけるんだろうが?
こういう馬鹿共にこそ、台湾の若者達の爪の垢でも飲ませてやりたいわ。。。
で、〆として・・・
“バラエティなど、NHKには不要!”
・・・てか、国会中継録画をゴールデンタイムに流せや。
Posted at 2014/03/26 23:09:25 | |
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