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2011年03月08日 イイね!

これがほしくなった(激動のマクロ経済下でのミクロ経済とモデルチェンジについての一考察)

【我が国の製造業を守ることは、国益です、安全保障です】

新自由主義がグローバルに定着しつつある今、お金はモロに国境を移動して、国内会社の持ち主にも外人さんがいっぱいでてくるようになりましたね。
一昔前の日本では、会社を売る、とか、買ったとかなんて考えられなかったものですが・・・投資規制もさることながら、それに対して大した文句も出なかったのは、やはり日本人にとって企業というものは“お家”、或いは公器としての“共有財産”或いは“民族のより処”であったからでしょうか?
もっとも、21世紀突入に前後した少子化による国内市場の限界予測、長期不況、極端な供給過剰(デフレ)、そして外の世界との競争という現実を迎えるにあたり、にっちもさっちもいかなくなってからは(ほんとはこの時期に“日本モデル”を作るべきでしたね)、この国も“生きるため”WTO調印含め、金融投資面でも門戸を開き、“新自由主義”にすがらざるをえなかったわけです。

で、この“新自由主義”というフォースですが、バブル後の日本にとって、大いなる停滞を打破する“特効薬”的効果を持っていたのは勿論でしたが、それだけではございませんでした。
物事には表と裏、“特効薬”というフォースには、当然“暗黒面”がございます。
その“暗黒面”というのは、格差社会とか、雇用不安とかの社会現象を指すのは勿論でもあるのですが、それについてはもう、あちこちで語られ尽した感もあり、ここではそのお話はしないことにします。

“新自由主義”というフォースの“暗黒面”、それは換言するなら、“未来の喪失”とでもいいましょうか?

“新自由主義”を海の向こうから(外圧というカタチで)持ち込んだ外人さんはじめ、(私も含め)普通の人たちは、投資に対する“即金還元要望”が強い。
この“即金換言願望”に従って、企業にお金をつぎ込む指針となるのが、皆さんよくご存じの決算書。

この決算書には、数年レベルの会社の成績(P/L=損益計算書)やら、資産の構成具合(B/S=貸借対照表)やら、現時点での懐具合(C/F計算書)やらが書いてあるわけでして・・確かに、これはその会社のごく短期的な状態を俯瞰するのは大変便利。
決算書は、“短期間に”、“買って売って”を、“繰り返す”には不可欠の投資対策バイブルといえるでしょう。

しかし、企業、とりわけ製造業って、短期の価値だけで判断して良いんですかねえ?
だって、今は大した成績も何もないけど、当社には、実はこういう特殊な技術があって、近い将来にはこの技術を活かしてこういう商品をつくり、それをこの市場に幾らで投入し、(これをマーチャンダイジングという)。その結果こういう未来が開けてるんですよ!っていう“未来図”も、企業の立派な財産じゃないですか!

これも立派な投資対象だと思うんですけど、ね。
ですがこんな情報、残念ながら決算書には書いてございません。

そう、問題は、決算書には“未来”の可能性を数値化する=指し示す力がないこと。

で、“決算書”を指針とした“短期決戦指向”を拠り所とした投資活動は、企業、とりわけ製造業の研究開発、先行投資、設備投資を抑制させてしまい、結果この“暗黒面”のせいで、80年代に米国本土の製造業は、長年培った技術を大切にしてきた日本企業に負け、ボロボロになっちゃったわけです・・・まさしくこれが、フォースの暗黒面。

で、これじゃいけないって、この“暗黒面”を解消すべく、ナスダック、ジャスダックっていう、未来への投資を見込んだ新規市場が生まれてくるわけですが・・・

でも、ねえ。

この新規市場、やっぱり投資を呼び込むには、“未来図”を必要とします。
それも、具体的で、論理的に整合性があって、数値化されてればされてるほどよい“未来図”。
これがしっかりしてれば、機関投資家も、個人投資家も、貴重なお金をつぎ込んでくれる機会も増えましょうか。

でも、その会社を守っていこうとするなら、“未来”の戦略、特にその競争優位を裏付ける技術なんて、簡単には公開できるものじゃないんですよねぇ。

生産資本や技術的ノウハウ、熟練を必要せず、商品企画とアタマの良さで勝負できるソフトゥエア産業をはじめとするベンチャービジネスはともかく(※)、技術的にも品質的にも“優れたノウハウ”や“設備投資”を必要とする製造業が、よしんば“未来”の可能性を丸裸で出しちゃったら、アノ国や、アノ国なんて、金にモノを謂わせて技術者引っ張ってっちゃったり、会社ごと買い取っちゃったりしますからねえ・・・国内でさえ、◯ン◯の4WD技術は、◯T-Rの技術開発やった方のそれを利用させてもらった、なんてこともあるわけで。(※決してソフトウェア産業を見下していないよ)

これが“グローバル経済”環境下での“自由な投資”に晒されたら・・・アブナイあぶない!

お金が欲しけりゃ裸になれ、裸になったら外人さんに買われて、ああ民族同化政策・・・
買ってくれる人が、日本と親しい人ならまだ良いけど・・・確信犯で裸になり、会社売って、自分だけお金持ちになりたい当の本人は良いけど、それって、国益に叶うの?
どうせ売るなら、高く売るでしょ(これを価格の需要弾力性という)?
高く買ってくれる投資家は、どんな人でも良いの?
世間には、投資先で手に入れた技術使って、パクリ商品作って、日本の国土さえ買いあさるフトドキ者もいるし、ある国なぞは、買収した企業に自国人次々と送り込んで、工場周辺にその国の排他的コミュニティ作らせ、結果として治安がめちゃくちゃ悪くなったという実例もございまして・・・。

それに何より、日本は基本的に加工貿易国ですよ、ね?一次産品となる資源もないし、この国の富は、基本的には製造業が、その優れた技術と優秀な品質管理能力に支えられた、素晴しい生産能力で稼いでいますよね?
戦後60年(当時)、製造業が抱える雇用数、これが生む国民の購買力は計り知れないですよ?
でも、この雇用についてだって、買収した外人さんは本当に日本人だけで構成させてくれるの?
ブラジルなんかは、この問題に対して後手後手に回り、2/3法って法律作って現地雇用を強制したわけだけど、日本の政府に、そんなことできる?

で、最近日本もこの手の動きが強くなってきて、大変怖がってる私です。


【“神の手”の反対側から投げ込まれた“神の手”は、やっぱり“神の手”じゃない】
まあ、でもこの“新自由主義”、(憤懣やるかたないけど)乗っかっちゃったものは仕方ない。
一方で、これを嫌って公開を取りやめた企業とか、ブラザーさんみたいに株主さんがその企業を守り抜くことで“未来を切り開く!(by 刹那・F・セイエイ)”ことを大切になさっておられるところもありまして、それはそれで大変喜ばしいことだと思っております。

しかして一方、世の中はそんな会社ばかりではないし、実際“失われた10年(~20年以上)”のなか、メインバンクの体力不足から外人さんに身請けしてもらうことで助けられた会社もいっぱいあるわけで・・・日産とか、西友とか、ね。即時的には“新自由主義”のプラス面も認めざるをえないところも、やっぱりあるわけであります。

しかし、そうはいっても、先に述べたように敵対買収どころか、あからさまに“国益”を損ねる買収行為もたくさんあるわけでして・・・ざっと見ただけでも最近ではレナウン、オギハラ、など、大変優秀な技術を持った企業が某国(亡国)企業に買収された事件は、誠にアタマに来るわけで・・・。
これって、先に述べたように、現状放置しとくと立派な“国益の損失”になってしまうのですが・・・“大企業ばかり優遇”なんていう代議士さんもおられて、なかなか国がこういった会社さんを助けないのは、ひとえに遺憾な限りです。

新自由主義の旗手たるアメリカだって、サブプライム問題の時にはその“国策”を担うメリルリンチ、ベアー・スターンズ、ファニーメイ、AIGだってイヤイヤながら助けたでしょ?グリーン・ニューディール政策の尖兵たるGM・クライスラーだってきちんと公的資金投入して守ろうとしたし、(名目は違うけど)昔のルノーだってそうでしょ?リーマンは助けなかった?あれは、モラル・ハザード対策の“お灸”でしょ?“オレら、何でもかんでも助けるわけじゃないんだよ”って、リーマンを見捨てたことは、“指導に従わないヤツなんかキライ”という米政府の無言の抗議と私は受け取ってます。

一方の日本、サービス業(にお勤めの方、ゴメンナサイ)はともかく、メーカーへの外資による買収は、雇用を支え(これ大事)、工業立国で生きていくしかない身としては、技術保護、ひいては未来の国力を保護するためには、ある程度規制を強化すべき、というか国が救いの手を差し伸べるべきではないかと・・・。
鉄鋼業界みたいに業界全体で自分たちを守ろうという動きを、どの業界もとれるなら良いけど。

現在、日東電工、日立製作所、三井金属、三菱重工そして関東甲信越の重要なインフラを司る東京電力なども、主要株主にアノ国が名を連ねるなど、大変な危険状態ですよ。
既にメディアの世界もこれが進んで、思いっきりあんな国や、こんな国に都合の悪い報道はなされないようになってるし、金融面でも三井住友なんかどうなっちゃうのかなあ(アノ国の企業への優遇策が実行されたら、どうしよう)?ブルドックソースなんか抵抗むなしく・・・でしたからねえ。

政治ってのは、結局エゴを何処まで通すか、です。
規制緩和と言っても、守らにゃならんものは、ウソついてでも守らにゃアカンでしょ。
“国益”に背く動きには、時には建前と違った動きもあってしかるべき、なんですが。
(なんか、最近やってるどっかのテレビドラマみたいな話ですね)

今の政治家で、そこまでやれる人、どれくらいいるだろ?


【これがほしい~そろそろ趣味ネタ~】
まあ、何にせよ、小泉・竹中ライン以降、日本企業も“短期利益重視”の波からは逃れられなくなりまして・・・大事なのは、10年後の未来よりも明日の配当。
より短期に投資して、より短期に元を取り、株主様に配当しなきゃならない。
経営者のかた、大変ですね。

で、先に述べたように、「株を買ってくださった皆さんには、なるだけ即効で利益を還元せい」というからには、年次の決算書を良くすることはとっても大事な道理。

ためには企業収益や安全性の向上結果をより短期に出さねばならなくなるから、メーカーなんかは技術開発・商品開発のスピードを上げて、時には優れた技術を持った会社を買収して、モデルチェンジをバンバンやって、短期間に沢山売る戦術をとるようになる(最近のBMWとハスクバーナ)。
一方で、それには沢山の資金調達が必要。運転資金や設備投資資金調達のためには、その調達方法がエクイティファイナンス(新株とかワラント債の発行とか)となるにせよ、デットファイナンス(借金や社債)となるにせよ、製造業公開企業にとってはここでも経常収支やROE向上が最優先事項になっちまうわけです(まさに堂々めぐりですな)。

また、成績向上には、内部努力も必要。中国はじめ新興国の経済成長が著しくとも、市場拡大は短期(1年単位)とかでは一気に進まないですからね。そこで商品開発や営業にプラスして、内部努力も必要になる。

その内部努力の一環として行われるのが在庫調整。勿論これは通年で間断なく行われるものなのですが、特に決算前や中間決算時には、これにプラスして部品や中間財、原材料の消化(カタチにして売っ払う)を目論むようになる。

この目論み戦術、数字面では棚卸在庫を消化(売却)することでC/F計算書の内容を改善したり、それでも売れなかった在庫には付加価値評価(製品化=加工・設計などのコストをのっけることができる)をつけてP/L粗利(売上総利益)を向上(※)させることができるのですが・・・。
(※期末の棚卸高と期首の棚卸高の差は利益として見なすことができる。でも、これはC/F面から会社の安全性を悪化させるし、次年度には期首棚卸高としてより高いハードルとなるので、何とか利益を出したいときに使う劇薬みたいなモノである)

・・・やっぱり、リスクをとりたくないから売っぱらっちまえ、と。

で、決算に間に合うように売っぱらうという、という課題を手っ取り早く解決する、ある意味短期商品戦略として定着しているのが、所謂“限定バージョン”の存在。
わかりやすいって言ったらわかりやすい戦術ですねぇ。

ウチのロータスなんぞ、モデルチェンジが近くなると、まあ出てくるわ出てくるわ、次から次へと限定車なるものが!
エキシージだけでも、最近ではCUPカーシリーズに始まり、ステルス、そしてType72、ロジャーベッカーVer.、枚挙に暇がない。

みなさーん、最近の自動車やバイク、限定車が沢山出だしたら、モデルチェンジ近いですよ~!!



さて、(あー疲れた、ここまで書くのに1時間半。)・・・



私、先日のブログにもあるように、近々オフロードバイク買い換え予定なのですが・・・
ここへ来て、ロードも買い換えたい要求が・・・カネないけど=買えないけど。

実はエキシージの足のセッティング、参考にしたバイクがございまして・・・


YAMAHAのFZS1000 FAZERっていうんですけど・・・この足周りの味付け、大好き。

で、これについて最近、限定車が出ました(現行モデル、私が乗ってたのは初代モデル)。



その名も、FZ-1 ABARTH。
そう、あのABARTHがチューンしたFZ-1(FAZERのカウル無し)。

あ、別にこれが欲しいんじゃなくて、ですね。

こういうのが出てきたからには、そろそろ新型が???なんて思って、ググってみたら・・・


ありました、ありましたよ。

新R-1のクロスプレーンクランクを採用した、All New FZS1000(って言うのかな?)



こり、ほしい・・・。
Posted at 2011/03/08 00:26:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 時事 | クルマ
2011年03月06日 イイね!

いいこともあったよ

徹夜開けの昨日(5日)、気分転換に岐阜県南部の『養老天命反転地』なるB級スポット楽しそうなところに行くことにしました。
で、ちょびっと高速に乗り、眠い眼をこすりつつ広々とした駐車場に車を停め、随分と遠いチケット売り場まで歩いて財布を出そうとした、そのとき・・・!

ない!

財布が・・・

オサイフが・・・

ない!!!!!!
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工


もう、パニック!

私は睡眠不足、ハマーン様は朝からの空腹の身体で、悪寒と悪心にのたうちつつ、ととりあえず駐車場までの長い長い坂道を折り返し、HSの社内を探す・・・

ない!
お財布が・・・ない!!!!!!!!!!

歩いた道を往復し、チケット売り場で尋ねても、期待した返事はなく・・・

でも、落胆なんかしてられない。
財布の中には、現金30000円弱、キャッシュカード1枚、クレジットカード3枚、健康保険証に免許証、タスポカード、その他もろもろ。

とにかく警察に届け出。
落とした場所は愛知県内か岐阜県内か、縦割りを考え、二つの行政区に遺失届を出した(最近は電話でも受付してくれる)。

現金は最早諦めるしかなく、それより心配なのはカードの悪用、個人情報の流出・・・ひょっとして私の免許やタスポの写真、偽造パスポートに使われたりしないか?ある日突然、不法難民の受け入れ武器密輸がらみで警察に捕まったり、治安維持法適用されて特高が乗り込んできたりしないか?

(((((((( ;゚Д゚)))))))

みんカラで随分民主叩いてるしなあ・・・いよいよ私も強制収容所行きか?なんてビビリつつ・・・そんな様子は臆面にも出さず、ひたすらカード会社、銀行に電話しようと、行動開始。

出先なので手元にはカード会社のマニュアルもなし、こういうときは携帯ネットで紛失届け先を調べるのですが・・・ろくな情報も出てこない。それでも傍らでハマーン様は泣きそうな顔で一生懸命問い合わせ先を探してる。
私はHSの通信機能を使い、レクサスオーナーズデスクを通して探す、探す。

それでも何とか全ての届出先を調べ上げ、窓口のマニュアルどおりのモタモタした対応にブチ切れつつ、全てのカードの効力を停止、陽も傾きかけた名神高速を家路に向けて走りました。
途中、財布落とした最有力候補地である一宮PAに行き、私が歩いた場所を隈なく探すも、やっぱり出てこない私のお財布。

暗~い気持ちで再び家路をたどる。
ハマーン様は殆ど無言(落ち込みのためか空腹のためかわからんが)。
途中、都市高速で赤いデルタインテグラーレと黄色いエリーゼRを見つけ、(私だけ)はしゃぎまわる。同じランプで下道に出たし、ウチの近所にエリーゼがやってきた(ちょっと嬉しい)!
あ、私、こういう悲惨なトラブルには結構強いんです。普段仕事でもっと嫌な突発事件が多いので・・・結構耐性できてるみたい。

で、家に帰り、炬燵に入ってあられなんぞをポリポリしてると・・・やっぱり気持ちも暗くなってくる。

神様にお祈りする。
“明日からきちんと前向きに生きます”


仏壇の両親に頭を下げる。
“自分が悪いんです”


・・・だから、おさいふ、帰ってきますように・・・!


で、ふと、本当に何の気なしに会社の携帯を見てみると・・・
着信11件!
今日はお休み・・・何で?何で?

着信番号、登録してないやつばかり・・・試しにリダイヤルしてみると・・・

『こちら、○○警察署です』





えっ?






あ・・・末尾が0110・・・








もしかして・・・!!!!!








Σ(゚∀゚ノ)ノキャー




ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・!!!!!!!!!!!!!


・・・世知辛い世の中、何時の間にか人を信じることなどできなくなってましたけど・・・

拾い主さん、私の財布のなか、(私の)名刺を見つけ、警察に届けてくださったみたい。

しかも、お名前も名乗らず、応対した警察官に


“届けてくださればいいですから”って・・・



もう、感激!!!!!!




このブログを見てくださった皆さん、この場を借りて、改めてお願いです。
ご本人でも、ご家族でも、お知りあいでも構いません。
3月5日、名神高速一宮PAか養老天命反転地にて、紺色の二つ折り財布を拾って警察に届けて下さったお話を聞かれましたら、私宛メッセージいただけませんでしょうか?是非御礼申し上げたく存じます。
その際、個人情報保護やいたずら防止のため、大変恐縮ですがその財布に入っていた名刺なり免許証なりに書いてあった、私の苗字と、会社の名前を二つ、書き添えていただけましたら幸いです。

本当に、本当に助かりました。

やっぱり日本はいい国だなあ!
Posted at 2011/03/06 02:55:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2011年03月06日 イイね!

市議選、どーせいっちゅうんじゃ!【民主王国愛知】

留学生特区、領事館問題、市議会解散、そして市長再選と知事選。
権力闘争ネタ、そして外交安全保障ネタでは、最近いろいろと話題にこと欠かない我が地元“愛知県”。

で、ですよ。

先の同日投票の結果、市議会は解散、パチ屋さんのロビイストが知事と成り、そして市長がパフォーマンスを以って自分の立場を戦略的ステップに、再選早々(小政党ではあるにせよ)市長の身にありながらフィクサーとして国政への進出を目論んでいくこととなったわけです、が・・・!

このうちの“市議会解散”について、原住民としてひとつだけお話したいことがございます。

実は市議会解散、議会制民主主義を否定してしまうかもしれない危険性についてはわかっちゃいるんだけど・・・私も(独裁政権摂政の筈の)ハマーン様も、賛成票入れてます。その理由は・・・河村たかしという人間云々言う前に・・・

ちょっと↓をみてくださいな。

≪解散数ヶ月前の名古屋市議会会派別議員数≫
民主党27人・自民党23人・公明党14人・共産党8人・その他2人・民主党クラブ1人(=河村が民主から離脱したときについてきたひと)

どうでしょう?嘗ての“革新王国”、昨今“民主王国”の呼称どおり、解散前の名古屋市議会は、保守系政党(といってもこの地域では自民も怪しいのですが・・・)が圧倒的に不利な状況であったこと、おわかり頂けますでしょうか?

この勢力図下、このまま市政を議会コントロール下においたまま放っておくことは、折からの“領事館問題、留学生特区問題、そして製造業救済政策”等、“国益に関わる”重要事項はいずれもなおざりにされ、結果名古屋市が

“甘やかし売国運動の尖兵”

となってしまうこと、予感させるに充分だとは思いませんか?

“まともに議論もなく、欠席ばかり目立ち、ただ議員というだけで高額の報酬をとる”者達の集団となってしまった議会。
“天下りの温床たる”たる行政と外郭団体。
“公共事業の既得権化”云々・・・

これは河村たかしが変節する前(正体をあらわす前)、2009年春に市長となった当初以来良く言っていた言葉です。一般メディアではあまり語られてませんが、中小企業とはいえ経営サイドにいた人間として、かの者がこれら現実を放ってはおけなかったことは義憤といっても良かろうかと。
再々言うけど、議会制民主主義を否定してしまうかもしれない危険性もあるのだけど、今回は、あくまでも“市民”が投票して決めていくのですから・・・減税云々関係なく、“寄生虫”どもの“定数半減”“報酬半減”は賛成。

もっとも、ここまで変節し、小沢くんだりと共闘するが如き暴挙に出た今となっては虚しく響く言葉ではありますが(河村さん、平成18年6月の衆院本会議、歴史認識についての貴方の質問状って、どう考えても“反小沢的”なんですけど)・・・佐藤夕子、田中美絵子なる秘書を小沢ガールズ(大爆笑)に仕立てた過去を考えたら・・・もうわけわからん。アンタ一体、何?

でも、それでも寄生虫を養うお金を出す謂れはないので・・・

“解散には、やはり、それでも賛成”

で、話を戻させていただきますが、実はこの市議会解散、私は“革新王国に訣別する大きなチャンス=保守系立候補者に今一度チャンスを与える”重要な一幕であったと捉えてます。確かに世間では“河村市長続投への賛否投票”とのセットものという一面でみられることも多いかとは思います。が、前述のようにそれは事態の一端に過ぎず、実は前者の視点から解散に賛成票を投じた方々も、多かれ少なかれおられるのではないか、と。

勿論この解散劇は、“諸刃の剣”であり、ひとつの大きな賭けであることは否定しません。
解散後の市議選(来週日曜)で、減税、医療費無償化の拡大、学校給食制度の拡充といった、“聞こえの良いお話”ばかりを打ち出す自称“人権派”に票が流されるようであれば、人口2100千人を抱えるこの大都市にも“先が見えた”と、“保守”を自称する全国の皆さん、“ポピュリズムの悲劇”と嘲笑って下さい。

でも、案外とこれまでの市の政策に対し、“節制”を促し、“モノづくり愛知”を支え、“技術の継承と発展”に力を注ぎ、そして“お年寄りを大切に”し、“自律・自尊”の責任ある教育を打ち出すような方たちが沢山票をとり、“地方から日本を護る”動きが見えたら、名古屋市民に、ちょびっとでもいいので拍手をください。

尖閣問題に端を発した護憲支持派に対する疑問、民主内の権力闘争という茶番劇、円高不況と政府の無策、破綻寸前の国家財政、民主幹部と民団或いは総連との絡みなど、この国の自称リベラル派或いは彼らで構成する左派政権の危うさに国民がようやっと気がつき始めたことも大きな追い風です。

今度こそ、名古屋が生まれ変わることができれば・・・!!




(ここからがオチ)


で、当然私は、保守系の立候補者になんとしても勝ってもらいたいわけで・・・

地元選挙公報見てみたら・・・(氏名言えません)
まあ、みなさん会派は違っても、言ってることあんまり変わりませんねえ・・・“雇用対策”“待機児童問題”“医療費無償化”“事業仕分け”“議員報酬カット”“定数削減”“公務員改革”“減税”“保育”・・・云々
自民党候補者でさえ、“給食無料”“保育”“医療費無償化”から入ってる・・・

“領事館”、“留学生特区”、“製造業救済策”、こんなニュアンスの言葉は・・ない!!!
“節制”、“モノづくり”、“技術の継承と発展”、“責任ある教育”こんな感じの言葉も・・・ないやんか!!!!!!

解散には賛成したんだぞ!

保守による刷新に期待したんだぞ!!!!

これで・・・

どうせいっちゅーんじゃ!!!!!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻!!!!

・・・白紙投票します・・・




【オマケ:私の河村たかし評】
その“なりふり構わぬ変節ぶり”に、
“貴公は小沢一郎の尻尾だな”
どんとはれ。
Posted at 2011/03/06 00:36:49 | コメント(4) | トラックバック(0) | 時事 | 日記
2011年03月03日 イイね!

仕事中@ちょっと息抜き

2011年3月3日 19:30現在、まだ仕事中。
来週大事なプレゼンがあるので、パワーポイントで資料を作っています。
でも、office2007、未だに慣れません。
メニューも表示方法も変わってしまって、しかも裏ではいちいちWEBに接続して何かやってる・・・


多分今日は徹夜。でも、誰かさんから“ブログアップしないの?”なんて言われてるし・・・


イライラストレス溜まるばかり、で、ちょっと30分休憩



先日はハスクを手放す話を載せましたが、その後は・・・おいといて。


実は、ロードで最近無性に気になるモデルが・・・いえ、買えませんけど


それが、
 

 


なんですけどね。


で、何で気になるかというと・・・これがつまらない理由でして・・・

まあ、写真 を見ていただければわかりますように・・・




キュベレイに似てるから・・・

ウチのハマーン様に乗らせたら、ファンネルなんか飛ばしてくれそうで・・・面白そう。
(ハマーンは免許を持っていない)



それだけのお話。

つまんない話だけど、どんとはれ。




【追伸】時間できたら“リベラル派を気取るグローバリストたちは”というタイトルで、安全保障と経済絡みのやつ、書きます。






Posted at 2011/03/03 20:33:45 | コメント(8) | トラックバック(0) | のりもの | クルマ

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「5年乗ったスピトリRSから乗り換えた。旅先でどうしてもダートを見ると心がときめくからだ。林道レベルならモタードはオフも走れる。問題はタイヤだが、純正のスーパーコルサSPはナラシ終了時に坊主になってるはず。次はスコーピオントレイルあたりにしたい。だが情報が大陸に漏れるのは必至。」
何シテル?   09/19 00:51
平成30年2月現在、 【四輪】 家車…モデル末期、叩き売りのアウディA4 AllroadQuattro。 使用用途は主に近所のスーパーへの買出し、...
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