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器≪Utsuwa≫のブログ一覧

2011年10月19日 イイね!

しばし、お別れです

しばし、お別れです前略
秋冷の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
また、被災地にお住まいの皆様には、改めてお見舞いを申し上げます。
プリベンター“Wind”(旧称 青いしばわんこ)です。
本日ブログアップさせていただきましたのは、私儀当面、無期限にてみんカラでのブログ活動をお休みさせていただきたく存じ、皆様にしばしお別れのご挨拶を申し上げる機会を賜るためです。

私がこのSNSに参加させていただいたのは、確か去年の晩春のこと。
ブログについては、精力的と言うほどではないにせよ、時間を縫って色々とネタを選び、特に時事問題については、嘗て学んだ記憶を頼りに背景や立証資料を探し出して、忌憚なく意見も申し上げてきたつもりです。

しかし昨今、自身ここで様々なことを綴り、意見をやりとりすることに閉塞感を感じてきたことも確かです。また、互いに顔が見えない世界での情報のやりとりにつき、疑問を感じざるを得ない面もございます。
大義と現実のギャップについて知らないほど子供ではないのですが…発展的昇華というか、建設的な前進というか…その先の未来図を描くには、やはり仮想空間のもつ枠が厚すぎるような気がして…すみません、抽象論過ぎて判りにくいですね。

今までお友達になっていただいた皆さん
お友達登録はなくとも、沢山イイね!をつけてくださった皆さん
そして、ファンになってくださった皆さん

続けられなくて、ゴメンナサイ

今はそれだけしか申し上げられません。

ただ、お別れにあたってひとつだけ、皆さんにお願いがあります。
それは、私達が等しく持つ“責任”について、今の生活の中で一度立ち止まって考えて頂ければ、ということです。

私達の住むこの日本国は、明治23年に大日本帝国憲法が制定されて以来立憲君主制となり、そして1947年の現行憲法施行以来、その命運は誰でもない皆さん自身の手に握られることとなりました。
これはすなわち、この国を生かすも殺すも、その“責任”は、私含め皆さんご自身の手に委ねられたことを意味します。
この国が生まれて、今年で2670年と少し。
私達が暮らす日本の国は、一系国家としては世界で最長の歴史をもつ国です。
しかしてこのクニは現在、紀元の初め、すなわち神武天皇御即位以来、最大といってもよい危機に直面しています。

買い物、ご家族とのふれあい、オフ会、車いじり、走行会、グルメ、こういったものを含むありとあらゆる日常は、すべて

“当たり前の大前提として存在しているわけではありません”

これらは全て、政治や経済という土台の上に成り立っています。

日本人は、自分の国家について無関心すぎるという批判がございます。
確かに、我が国の戦後民主主義は、嘗て植民地だった南洋や南米の国々或いは欧米諸国のように“独立運動による建国”或いは“市民革命による在民主権”によって“入手”したものではありません。
従って、“民主主義”を手にするための苦労そして血と汗を知らぬままの、私含む今の日本人に、これについて関心をもて、というのは無理なのかもしれません。

しかし、です。
しかしそれでも政治は、皆さんが自由にものを考え、発言し、手に入れ、何より自分の意思で生きて行くことを実現するための器です。
経済は、生活そのもの、つまりそこに盛られた料理です。
これらどちらを失っても、私達は食べ物を手に入れることはできず、飢え死にしてしまいます。
そして言うまでもなく、これら全てが生み出す、“明日”は、皆さんご自身に委ねられているのです。

先日ある友人が、私にこう言いました。
“すべての結果は、過去から生まれた必然に過ぎない”
未来は、現在の結果。

現在(いま)、私たちは“考え”ねばならない。
未来のために。

そろそろ、お目覚めください。

嘗て、といってもたかだか60、70年程度の前のこと。
今の私達よりずっと若い、或いは私達の子供たちと同年代の、まだあどけなさの残る若者たちが、沢山命を失いました。

“彼等は、何を守るために死んでいったのか”

ご家族と、親しい方と、一緒に考え、じっくりとお話してみませんか?

オフ会や走行会、こういったものにかける時間を裂いて…
クルマいじりにかけるお金をちょびっと我慢して…

長野県は上田の無言館、鹿児島県は知覧の特攻平和会館、同じく鹿屋の航空基地資料館、京都は宇治の彰史館、新潟の山本五十六記念館、そして東京の靖国神社就遊館…訪ねてみませんか?
いえいえ、皆様の土地のお爺さまお婆さまでもかまいません。
戦争を生き抜いてきた今は残り少ない80代以上の方たちに、お尋ねください。

“彼等は、何を守るために死んでいったのか”と。

時間の都合がつかないなら、遠くに行かなくても良いのです。
『ホタル還る』
『きけ わだつみのこえ』
『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』
『戦艦大和ノ最期』
『知覧からの手紙』
『今日われ生きてあり』
図書館に行って、こんな書物を、ちょっと借りて読んでみませんか?

訪ね、尋ね、読んで、そして考えてみて下さい。

嘗て小泉純一郎首相が、韓国、中国、或いは国内から発する反対の声を押し切って、彼等との関係悪化を知りながら、終戦記念日に靖国神社を参拝した、そのわけを。
なぜ、日本の歴史教科書について、近現代史の問題がこんなに取り上げられるのか?
なぜフジテレビへのデモが起きたのか?
なぜ国内大手テレビ局本社に韓国・中国のテレビ局だけが同居しているのか?
なぜ尖閣のビデオが今も全面公開されないのか?
なぜ日本人の国会議員は竹島に近寄ることもできなかったのか?
なぜ今この時期に、消費税を上げねばならないのか?
なぜ震災後の復興がこんなに遅れてしまったのか?
なぜ反日教育を行っている外国人学校の授業料を税金で賄うのか?
なぜ外国人に参政権を与えようとするのか?
なぜ政府は大した議論もせずTPP参画を推進したがるのか?
なぜ、台湾やベトナム、インドネシアといった国々が日本に歩み寄ってくれるのか?
なぜ、私達の自然権(健康に生き、精神的な束縛を与えられない権利のこと)が脅かされるような事件や出来事を、マスコミは報道しないのか?
そして、そしてなぜ、“あの日”以来、自動車のSNSである筈のこの場所で、
確実に“この国を真剣に考える”方々が増えて来たのかを・・・。

そろそろ、お目覚めください。

意見がぶつかっても良い、保守でも革新でもかまわない。

まず、考えることから始めて下さい。

“考えず、何もせずにいることが、一番の罪”

だということに気がついて下さい

正直押し付けがましい修辞だと思っています。
でも、敢えてもう一度、言わせてください。

“考えず、何もせずにいることが、一番の罪だということに気がついて下さい”



・・・私はしばしの間、このSNSを離れます。
でもこれは、決して絶望したからとか、投げ出したくなったからではありません。
だから、離れている間も、この国のこと、ふるさとのこと、考え、学び続けます。

そしていつかまた、皆さんにお目にかかれたら嬉しく存じます。

乱文乱筆御容赦、その時が来るまで、しばし、さようなら。
早々
  平成23年10月19日

このページを訪れてくださった全ての皆さんへ

プリベンター“Wind”


【追伸】
当面IDは放棄しません。皆さんのブログなど足跡はつくと思います。もっともっと、勉強させてくださいね。
Posted at 2011/10/19 01:19:40 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月15日 イイね!

旅空の下に思う 『後編』

旅空の下に思う 『後編』







あまりの美しさに心が惚け、また時間を潰してしまった。
取り急ぎではあるが、飯山の寺町をのんびり走る。
以前お邪魔した茶屋で一休み、主と談笑する。
ここを最後に訪れたのは、確か父を失い、この世に血縁者が一人もいなくなった頃だった。
冷たい抹茶をいただくなか、主は私のことを覚えていてくれた。
当時の私は頼る便もなく、未来のことを考えるよりも、唯々両親の菩提を弔いたく、この寺町を訪れたのだ。
あれから何年経ったのか…主の“元気になってよかった”という言葉に見送られつつ、
再び秋の銀色に染められた道をゆく。

斑尾の山塊を東から北へ、谷底を縫うように荒れたアスファルトを駆ける。
私がR-1やファイアーブレードなどの超速スーパースポーツに乗らず、彼等のパワーの半分しかないこのスーパーモタードバイクに乗る理由は、このような道を走りたいからだ。
高低差は激しく、路面は継ぎ接ぎだらけ、(先頃の地震の影響だろうか)時には大きく凹み、時には盛り上がり、ブラインドコーナーの向こうには砂利が、或いは大きな水たまりさえ待ち構えている。
そんな環境でも、モタードバイクはストロークが長いサスペンションと、コントロールしやすい車体で、これらを悠々と乗り切らせてくれる。
まさに水を得た魚である。
ラリー仕様だろうか?途中、古のサニークーペと楽しくランデブー、国道に出たところでホーンを鳴らし、分かれる。
そして早めの昼食は…やっぱり…

そのうち胃を壊すこと請け合いである。

新潟県に入る。
新井市の郊外、未だ山間を縫う旧街道を走れば、突然現れるのが妙高山…の筈。


今年は見れなかった…orz。
午後には志賀高原に出て、(当日こちらに向かっている)関東のロータスエリーゼグループに挨拶もしなければならないが、まだ時間に余裕はある。
来た道とは異なる道程で、野沢温泉方面を目指す。

南東に向けて国道を走り、進路は千曲川方面へ。
右手に北信五岳、左手に米どころ新潟の田園風景を捉え、未舗装のダートに土煙を上げる。
ブロックパターンのタイヤではないが、路面はフラット、そこそこ食いつく。
時にアクセルをワイドオープンし、テールスライドを楽しむ。
ここは5月に来れば、路傍には蕗の薹の黄色い花が咲き誇り、しかし水田は厚い氷に覆われて、さながら巨大な池を切り裂いて走っているかのような錯覚に陥るところだ。
しかし今は秋、何処までも続くススキの穂は風にたなびき、景色は何処までも鮮やかで、明るい。

途中飛び出してきたイタチを驚かせてしまった。
スミマセン…。

千曲川の鉄橋を渡り、野沢温泉へ。
陽は最早中天に差し掛かろうとしている。
温泉街巡りでもしたいところだが、それはまたいつか。
先を急ぎ、奥志賀スーパー林道へ。
野沢温泉のスキー場のなか、つづら折れのヘアピンが続く。
杉林の中、一気に高度を稼ぎ、遠く長野盆地を見下ろす。

車線巾ギリギリ1.5台程度、数え切れないコーナーを巡る。
途中、タンデムのFZ-1 FAZERを追い越す。
彼女か奥様か、ちょっと羨ましい。
ウチの嫁さん後ろにのっけたら、多分今頃は酔っぱらってヘルメットの中はゲロまみれになっていることだろう。
そうしたら、帰るなりいきなり秋冬新作のブランド物コートなど買わされるかもしれない。

と、少し寂しい思いをしながら短い直線を走っていると、右手の斜面にガレた小径を発見。
思うより先に、バイクを止めてしまった私。
こういうのを見ると、オフロードバイク乗りはたまらない。
無謀にも、リッターバイクでついついゲロ道アタック開始。
ムリだよ、タイヤもタイヤだし、荷物は積んでるし、なにより軽いとはいえ、990SMRの車重は半乾燥で189キロ、パワーは116馬力…もう少し冷静になれ、私。

でも、心とは裏腹に、ついつい右手はフロントブレーキにかかり、車体を思いっきり傾けて、同時にアクセルワイドオープン…あーあ、突入しちゃいました。
で、何とかかんとか、大波に呑まれる笹舟のように暴れる車体をもてあましつつ、登りました、登りましたよ、汗だくになって。
凄まじい動悸と息切れ、真面目にゲロ吐くかと思った。

でも、その先で振り返って見たものは…!!!!!!!!!!


絶景でした。

さて、リッターモタードバイクでゲロアタックなどという、アホなことを試み、数え切れないほどのコーナーを駆け抜け、ガソリンは空っぽ寸前、運転手はブラックアウト寸前のていたらくでやっと辿りついた志賀高原。

途中、白樺林に覘く雑魚川の清流に心奪われ、野猿の群れ、お母さんの背中にしがみつく赤ちゃんの姿に癒され、陽溜まりを求めてアクセルを開ける私の心は、もう十分すぎるほど混じり気もなく、瑞々しさに満たされていました。



しかれども、当然会うべき筈のロータスグループには会えず、仕方なく、暮れゆく秋空の下、本日の宿に辿りついたりのです。

【3日目】

実質最終日。
蒼天のもと、志賀高原を後に蓼科を目指す私とKTM 990 SuperMOTO R。
真っ盛りの北信、果樹園のリンゴはいよいよ赤く、高く、拡がり続ける空の色と見事なコントラストを描きます。
高速に乗り、長野道から上信越道へ、湯ノ丸のインターを降り、県道を南下して立科山の北側を目指します。
振り向けば浅間の山嶺には絹雲がたなびき、黄金色に拡がる大地は、やはりここでも実りの彩りに満ちています。
アキアカネの朱がこれに華を添え、世界は青、黄、そして赤の絢爛豪華な色彩に覆われています。
何という華やかさ、何という豊かさ、そして溢れんばかりの息吹。
お金なんか出さなくても、ほら、世界はこんなにも美しい。


目的地の女神湖までは、あと数十キロ。
白樺林の中、道幅十分な2車線の高速コーナーが続きます。
さながら大空をゆくジエット旅客機のように、大らかな弧を描いて私のSuperMOTO Rは滑走するかのよう。
重力をコントロールしつつ、気持ちよく、本当に気持ちよく、目の前の景色はあっという間にバックミラーの彼方に遠ざかって行きます。
世界は明るく…明るく…ん?…あ…!

目についたのは、またもやガレた脇道。
農道?林道?好奇心がまた、悪さをします。
で…懲りないわたし、当然のようにそこへ吸い込まれていきました。
轍の激しいカラマツ林のグラベルロード、そこで突然視界が広がりました。


ヒャッホーいっ!て感じで、乗り入れてはみましたが…
どうにもこれ、牧草地。
咎める良心に急かされ、『昭文社 2009年度版 ツーリングマップル』を拡げてみると…
げっ
こりゃマズい。
ここ、立科牧場のなかじゃん!
タイヤで牧草荒らしてないか確かめ、何も損傷ないことを確認し、急ぎ退散。
あー、ロードタイヤでよかった。
次からは気をつけます。

改めて本道に戻り、今度はきちんとした道のりで立科牧場の外延部を巡ります。
ここでも空はどこまでも高く、突き抜けたよう。
大気の天井がなくなって、宇宙の色とでもいうのかな?
牧草の明るい緑と、放牧された牛たちの白、そして黒のコントラストが、のんびり、というより清々しい気分を励起させます。

どう?写真じゃ伝わらないかなあ。


間違えた、こっちだ。



心が満たされたら、次は遅めの昼食。
献立はやっぱり・・・

私、同じもの何度食べても飽きないんです。

さて、腹ごしらえも終わり、雲行きも怪しくなってきました。
路面からはあの、鉄錆のような臭い…雨の予感です。
宿も近いし、早めにチェックインして、疲れを取りたいところです。
それに、1日目2日目と違い、本日の宿はとっておき!

そう、邪道とも言えるリゾートホテルです。
事前に確認した情報では、一泊2食つき、しかも夕食は部屋出し、

お値段15200円(税・サ込み)!!!!!!

しかして、泊まるのはむさ苦しい中年男一人、しかもバイク乗り、汚らしいバイクウェアに泥だらけのブーツ、すり切れたレザーパンツ…さて、どうなる事やら…。

これほどバイク一人旅が似合わない光景もないな。

(↑Stigさんではありません)

で、やっぱりございましたよ、落とし穴が。
こんなにでっかいリゾートホテルだもの、チェックインしたときのフロントのびびりよう、周囲の目、何かあるかとは思いましたが、まさか食事部屋出しがこんなだとは・・・



ぱ、ぱ、パ…パック入りお味噌汁!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

これ、たまにウチの朝ご飯で出るやつじゃん・・・orz
小学校の給食を思い出しました。
他は豪華なんですが、なんか・・・。
一泊15200円(税・サ込み)…涙目。

【4日目】

昨夜の鬱憤を晴らすように、ビーナスラインを南下します。
蓼科の高原地帯、針葉樹林の中を脇目もふらずに駆け抜けます。
低めにギアを落とし、後輪から抜重。
ブレーキと同時に、思いっきり身体を前に、そう、フロントのピボットにしっかり荷重をかけます。
と、スルスルと滑り出すリヤタイヤ。
足の親指の付け根に力を込め、イン側のステップを踏みしめます。
バイクは一気に向きを変え、コーナーを脱出。
こんなことしていいのかしら?
ちょっとやり過ぎかもしれないけど、チェックアウト時に出した15200円(税・サ込み)を思い出すと悔しくて仕方ない。
まさか旅の最後を飾る夕ご飯が、パック入りお味噌汁とは…。

そんなこんなで中信の山々を駆け下り、八ヶ岳を遠望する畦道に出た私。
ここはこの夏、エキシージで来たところ。

あのとき見た、高い高い入道雲も、やかましいまでの蝉の大合唱も、今はその名残さえ垣間見ることは叶いません。
でも、今回は見渡す限りの黄金の稲穂が、そしてアキアカネの群れが、私を出迎えてくれました。
そして同時に、不安になる影。
TPP…環太平洋戦略的経済協定。移民政策、そして日本を取り巻く難問の数々・・・。

私はこの風景を、あと何年、あと何度、見ることができるのでしょうか?

今回の旅では幸いに、旅情に泥を塗るような、アノ国の人たちとの遭遇はありませんでした。
でも、それが明日も、来月も、来年も続くとは思えません。
この地を耕し、この地で生活をし、この地で眠りにつく、信濃の国のひとたち。
どうか、この人たちに神様のご加護がありますように。



【日本武尊 御辞世の句】
やまとは 国のまほろば
たたなづく青垣 山こもれる
やまとし うるはし

【本居宣長先生 自讃の句】
敷島の やまとごころを 人問はば 旭に匂ふ 山桜花

…みんな、仲良くしようね。

<おしまい>
Posted at 2011/10/15 19:48:28 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月15日 イイね!

旅空の下に思う 『中編』

旅空の下に思う 『中編』【1日目】

私の旅は、いつもここから始まる。
長野県長野市大岡 アルプス展望道路。
大岡はついこの間まで大岡村と呼ばれていたが、平成の大合併で長野市に編入された。
合理性のもとに暮らしは不便になり、減反政策で疲弊した農家に残るのはお年寄りばかり。
各戸を見下ろす高台には、ぽつりぽつりとご先祖様の墓標が。
20年前に初めて訪れ、私を虜にした日本の原風景は、毎年少しずつ変ってきてしまった。

“国民の暮らしが第一”と甘言を弄されれば、ついつい売国政党に投票してしまうのも判る気がする。


時にはここでは書けない速度で高速を走り続け、荒れたツイスティロードを麓から駆け上がってきたので、汗もかいたしお腹も空いた。
で、当然恒例の共同浴場入浴。
ココの露天風呂は水田地帯を見下ろす高台にあり、晴れていれば農村集落の向こうには北アルプスを遠望できる素晴しいロケーションにある。
といっても、湯船はとても小さいし、訪れるのは殆ど地元の方ばかり。
まあ、それが良いんだけどね。

そして、ごはんはこれまた毎回恒例の…

お蕎麦である。
ここのお蕎麦は、近隣にUターン或いはIターンしてきた方たちがつくったもの。
自粉、お野菜は山菜と、しかも安い!
でも・・・この方たちを呼び寄せるために県がつくった住宅街が、ほんの20分くらいのところに佇んでいるのは…異様な姿だ。
里山の一角を切り開いた、新興住宅地。
もっとも、私は老後をココで過ごすことは地元の方と約束済み。
でも、この家だけは嫌だなあ。
文句言っちゃいけないのだが、日本人が日本を壊す昨今を具現化してしまっているようで、やるせない。

あまりに気持ちよくて、休憩室でうたた寝して時間を潰してしまった。
取り急ぎ出発、陽はもう西に傾き始めている。
4輪が走りそうにない細い県道を選び、沢山の中速・低速コーナーで重力に逆らい、ステップとブーツの先っぽを路面にガリガリ擦りつけながら、駆け抜ける。
お猿さんの群れにひやっとさせられ、ヘアピンの下りでは後輪を滑らせつつ、進路はひたすら北北東へ…。

更埴の盆地を過ぎ、千曲川沿いに長野市を迂回し、本日の宿泊地、志賀高原西麓、湯田中渋温泉郷を目指す。
残照の朱に染まったリンゴ畑は、みるみるうちに藍色の帳をかけられ、乾いた風のなか、高く突き抜けた空に明星の輝きが映え始める。



ヘルメットを叩く風の音が渺々と鳴り、牛皮のグローブ越しの指先に冷たさを感じ始めた頃、やっと宿に辿りつく。
熱めの湯に身を沈め、こわばった全身を解放する。
湯船に落ちる温泉の音だけが、耳をたたく。
目を閉じ、意識の深淵に心を沈める。
高揚した神経が、湯音に溶けて消えていく。

夕食を済ませるため、温泉街をひとり、歩く。
木造の宿、往来の笑い声、そして下駄が石畳を叩く音…。
一人旅故の侘びしさと、語りかける相手のいない寂しさを纏いながら、黙々と歩く。
と、湯煙に燻る細道の先、連なる灯火に歩を止められた。
それは、東日本大震災への慰霊灯。
音もなく揺らめく、優しい光。
美しく、儚げな蝋燭のオブジェ。


【2日目】
国道403号を北へ。
ここから飯山の寺町を縫い、斑尾高原から細い県道を北上、寒村遅滞を巡り新潟県に入り、西進して野沢温泉を目指す。
これが午前中のルートだ。
これらの道は私が大好きな、北信の山々を巡り、未だ失われていない筈の日本の原風景を味わい尽すルートだ。
この日は正午までこの道を味わい尽し、午後には奥志賀スーパー林道から志賀高原に抜けるつもりだ。

水冷高回転型V-Twinエンジンの、いささかスムースすぎる心地に少し物足りなさを感じながらも竜王の峠を楽しむ。
路傍の野草、名も知れぬ花々を視界の隅に捉えれば、いつしか心に鮮やかな色彩が躍り出てくる。
絹のような大気が剥き出しの身体を嬲り、奔流となって吹き飛んでいく。

ふと脇道の農道に心を奪われる。
気の向くままにバンク、小砂利を踏みつけて乗り入れる。
そこには、また一つ、私の心を鷲掴みする風景画が用意されていた。


兎追いし かの山
小鮒釣りし かの川
夢は今も 巡りて
忘れがたき ふるさと

如何にいます 父母
恙無しや友垣
雨に風につけても
思い出ずるふるさと

志(こころざし)を 果たして
いつの日にか 帰(かえ)らん
山はあおきふるさと
水は清き ふるさと



小川の縁のうえに、小さな畑。
土を見、肥料を蒔く老婆。
傍らではお孫さんだろうか?小さな男の子。
時折、全身黒ずくめの私と単車を垣間見ながら、小さな手で、草むしりのお手伝い。

美しいくに 日本の原風景。
原田泰治の絵に出てくるような、素敵な、大好きな日本の風景。

<後編に続く>
Posted at 2011/10/15 18:19:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月15日 イイね!

旅空の下に思う 『前編』

旅空の下に思う 『前編』【まえがき】
思うことがあり、しばらくブログのスタイルを変えようかと思ってます。
勿論、時事問題なども折に触れ取り扱っていこうかとは存じますが、目的はモチベーション維持のためです。純粋に自分のために書きます。

また、エキシージからも降りることにしました。これはこの世でただ一人の、私の大切な家族のためです。この人がいなくなってしまうと、また天涯孤独に逆戻りですから。
バイクは絶対に降りないけど(笑)。

今回綴る計3編のブログが、私従来のスタイルで書く、最後のものとなるでしょう。

【不安なままの門戸開放】
この段は、政治経済ネタ絡み。まずは前々の拙著ブログ、『危機は西より… 』を読んで頂けたら嬉しいです。

次回のお話しは一見ただの紀行文なので、本頁だけ読むと何も残らないかと存じますし、以下の文もなぜ取り上げられているのか判らなくなってしまいます。
その意味でも、前述ブログ、是非、ご一読を。

そしてこれらの“事実”も・・・

《人民網 記事 2010年5月28日》
日本政府はこのほど、中国人の個人観光客向け査証(ビザ)の発給要件を7月1日から大幅に緩和することを決定した。
(中略)昨年7月1日から、日本政府は年収25万元以上の中国人富裕層に個人観光査証を発給し、ガイドなしでの個人旅行を解禁した。だが観光客の伸びは思わしくなかった。
(中略)そこで日本政府は今年の7月1日から、信頼できるクレジットカードを保有する中国人に個人観光査証を発給すると決定した。対象には政府機関や企業で主要ポストを勤め、年収3万-5万元の中流サラリーマン階層が含まれることになる。
(中略)日本政府は、年収3万-5万元の中国人は4億人に達するとみており、この中流サラリーマン階層にねらいを定めて、個人観光査証の発給要件緩和に踏み切った。あるアナリストによると、中国人観光客が日本に押し寄せる時代が始まったのだという。

《人民網 記事 2011年1月4日》
日本メディアによると、日本政府は中国人の個人観光客を対象に、有効期間なら繰り返し使える数次ビザを発給する方針を固めた。中国人観光客を呼び込み、一層の外貨獲得を狙う。日本政府筋が3日、明らかにした。
(中略)日本政府は中国人観光客を日本観光に呼び込むため、昨年7月から個人ビザの発給要件を緩和したが、現在発給されているビザは1回しか使えない。

《観光庁報道発表 2011年7月6日》
本年7月1日(金)より中国人個人観光数次ビザ(沖縄数次ビザ)の申請受付が開始され、7月7日(木)に国内経由便や中国からの直行便で、第一陣が沖縄入りする見込みです。
数次ビザは、東日本大震災以降大きく落ち込んでいる訪日観光客数の回復のみならず、訪日旅行商品全体の質・サービスの向上、中国人観光客のリピーター化にも繋がることが期待されます。

《ネタりか 記事 2011年8月24日》
2011年8月23日、観光庁の溝畑宏長官が東日本大震災発生後2度目となる中国訪問を行い、22日に北京で行われた記者会見で、中国人観光客の日本誘致キャンペーンとして、訪日ビザの取得条件緩和、中国メディアを招いての日本視察、中国銀聯(ユニオン・ペイ)利用者への優待措置を行うと発表した。

《時事.com 記事 2011年9月5日》
北京を訪れている長野県の加藤さゆり副知事は5日、中国人向け海外旅行業務が外資系として初めて認められたJTBの合弁会社「交通公社新紀元国際旅行社」などを訪問、スキーや温泉など同県の魅力をPRし、中国人観光客誘致への支援を要請した。
加藤副知事は「東日本大震災で減少した外国人観光客に、安心して来てもらえるよう情報発信を続けたい」とした上で「立山黒部ルートは台湾からの旅行客に人気がある」と述べ、中国人向けにも長野を組み込んだツアーの開発を働き掛けた。
JTBグループの山崎道徳中国総代表は「中国の富裕層には南極クルーズに行く人もおり、最先端の旅行を提案した方がいい。伝統工芸品の中にも中国人観光客が飛びつくものがある」とアドバイスした。

《WILL 2011年8月号 関岡英之先生 『なぜ、在日中国人が急増しているのか』》
(前略)だが、中国人観光客の購買力に期待して眼が血走っている人は、冷静になって考えていただきたい。日本政府が中国の「富裕層」と称しているのは年収25万元(約340万円)、「中流層」に至っては年収6万元(約80万円強)というのである。
(中略)そもそも年収80~300万円クラスの発展途上国の国民が、どうして海外旅行などできるのか。可能性は次の二つしか考えられない。もし本当に収入がそれだけしかないのなら、お金を落とすためというよりはお金を稼ぐため、というのが真の目的なのではないか。(中略)これは事実上、移民の受け入れ政策とみるべきである。中国人観光客を救世主として期待している向きは、すぐに当てが外れ、ほぞを噛むことになるだろう。
もう一つの可能性は、申告されている年収以外にも闇収入があるのではないか、ということである〈私見:私はこれだと思っている〉。(中略)表面上は年収80~300万円しかない中国人にビザを乱発して来日させ、その購買力に依存するということは、要するに中国のアングラマネーを日本に呼び込むということにほかならない。
中国人に商品を買ってもらおうと愛想笑いを浮かべているうちに、気がついたら自分の会社がチャイナマネーに丸ごと買収され、経営権が乗っ取られていた、などという事態になるのではないか。



【トールギス、出る!】
ああ、私の愛する長野県、いや、信濃の国。
1年に何度足を踏み入れ、それをもう、何年続けてきただろうか?

尖閣諸島、新潟、東京、名古屋に続いて、この地は今、中華人民共和国第6自治区の橋頭堡にされようとしているのか。
それも、日本人自身の手で…。

早春の雪嶺、澄みわたるせせらぎ、トンビが弧を描き、ヒバリが駆け登る蒼穹。
水田に映える満月、収穫の黄金色、干し柿の橙、畦道のつくしんぼ。
茅葺きの屋根に白壁の蔵。
農道をゆっくりと行けば、蛙の鳴き声に囲まれて、畑仕事の手を休めた老夫
が語り合う。
腰を曲げた老婆が、山菜の入った籠を背負い、山道をゆく。
子供たちはススキの穂を自慢げに掲げ、小川の端を駆けてゆく。

ああ、ここで爺ちゃんの話し相手をして、真っ赤なリンゴをいただいたっけ。
ここでは、婆ちゃんの荷車押す手伝いしたら、大きな蕗を何本もいただいたっけ。
この道で北アルプスを見ながら、死んだ親父と仕事の話をしたっけ。
この小学校の裏手、畑の端でお弁当拡げてたら、駐在さんにお茶分けてもらったっけ。
そう、このバス停だ。ここで外人のバックパッカーと一緒に、一晩野宿をしたっけ。
牛の糞踏んづけて転び、近所の中学生が何人かでバイク起こすの手伝ってくれたっけ…。

地元の愛知よりもずっと、細い路地の裏まで知り尽くした、信濃の地。
この地のありとあらゆる季節を、道を、合金の悍馬で駆け抜けてきた。

しかし、その日々はいつまで続くのか…?

そう思うと居ても立ってもいられなくなり、気がつくと私は、KTM 990 SuperMOTO R(通称 トールギス)に跨り、一路北を目指していたのだった。

〈前編おわり〉
Posted at 2011/10/15 13:36:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月13日 イイね!

モータースポーツ外交(笑)~政治経済に興味を持たれない方へ~

モータースポーツ外交(笑)~政治経済に興味を持たれない方へ~













この記事は、昔から、スポーツと政治を絡める韓国について書いています。
みん友のながいさんブログからのTrackBackです。


たまには自動車のお話からはじめよう(次回は合金の悍馬ネタ)。

まずは、TrackBack元を読んでみてください。


ここはみんカラ
自動車SNSだから、政治や経済ネタは?…という声もございますようで。

ですから、モータースポーツ絡みのお話しから始めます。
A-1グランプリ、フォーミュラカーの国別対抗戦みたいですね。
個人的にはあんまり興味ないけど、ここに政治的な妄想を一生懸命叫んでる、下品きわまりないチームがあるそうな。

曰く、「独島(ドクト、日本名・竹島)は韓国領土」
皆さんご存じの、激辛ラーメンとか、韓流とか、K-POPとか云々の、大韓民国のチームですね。つまり、大韓民国の国民がチームとして参戦している、と。

政治にも経済には関心を持たれない諸氏のために、改めてこの島について簡単に説明させてくださいね。私の記憶頼りの話なので、数字等についてはうろ覚えですが、大方はあっている筈。

独島って、わかりますか?
この島、本名は“竹島”っていいます。
場所は中国地方の遙か北北西にあり、現在日本人は住んではいません(住むと殺されます)。

でも、ここは古から日本の領土で、江戸時代初頭には既に日本人が住んでいたことが確認されています。
そして、第二次世界大戦後の日本独立に絡んで、連合国間との間に結ばれた“サンフランシスコ平和条約”において、この竹島はしっかり“日本固有の領土”として国際社会に認知されることとなりました。

にもかかわらず、前述国際条約と前後して、韓国は戦後のドサクサに紛れ、この島の南東側に“李承晩ライン”という領海線を勝手に設定、国際社会の認定もなく領海を勝手に拡張して、この島を自国の領土と決めつけてしまいました。
この後、この“李承晩ライン”を漁業目的で超えた日本の漁船はことごとく拿捕され、数十名(正確な人数は忘れた)が殺され、数千人の人たちが捕縛され、海上保安庁の船舶さえ攻撃を受けています
そんな日韓関係特に韓国という国の独善的実効支配の中、1960年代半ば、“日韓基本条約”という二国間条約が結ばれます。ここにおいて日韓双国において李承晩ラインは無効なものとされ、従ってあらためて竹島は“日本固有の領土”と両国で確認されることとなったわけです。
にもかかわらず、韓国はこの島を日本に返還することはなく、その後現在に至るまで、この島には国ぐるみで韓国の施設が建設され、所謂“実効支配”が続けられているのです。

この間、日本の政府はコレと言った対応は取らず、逆に総理大臣が靖国神社に参拝しては韓国民を侮辱するものとして抗議されてます。
曰く、「日本人は帝国主義政策で我々韓国国民を強制的に兵役に駆り立て、領土を蹂躙し、婦女子を強制連行して慰安婦として働かせた。そんな日本人戦犯を祀る靖国神社に日本国の閣僚が参拝するのはけしからん!」とのこと。
更に10数年前の自社さきがけ連立政権時には、時の官房長官河野洋平或いは村山富市首相は、韓国がヒステリックに騒ぎたてるネタ…大戦中に韓国の女性が“従軍慰安婦”として“日本国の命令”で連行、恥辱を受けたとして“ごめんなさい”ってあやまらされたりしてます。
これは後々“河野談話”“村山談話”として、“虚偽が事実とすり替えられ”、以後ことある事に日本は“謝罪と賠償”を求められ、これに準じて日本の対アジア政策には大きな影響が出てくることになります。勿論、その賠償金などは日本国民の税金で賄われることは言うまでもありません。
また、この所謂“自虐史観”は日教組や朝日・毎日などをはじめとする左翼系大手新聞社のプロパガンダとあいまって、学校教育において、歴史の授業では“実際にあったこと”としてねつ造され、シナジー効果で以後多くの学生が、“日本は悪い国”と思ってしまうこととなりました(10代までのwindもそのひとりでした…)。

ついでに言うと、、ついこの間まで首相の座にいた鳩山由紀夫の閣僚で、“国家公安委員長”をやってた“岡崎トミ子”はじめ、日本国内のジェンダー論者や左翼主義者は韓国本土に渡って日本政府を徹底的に批判していたこともつとに有名な話です。
ちなみに、この従軍慰安婦問題、韓国の主張について、これが日本国の国策として行われていたという点においての証拠はなく、“元慰安婦”と言われている女性からの主張のみを用いて展開されています。勿論ここに論拠を持った調査は一切行われていない点は有名なお話しですので、国際的な司法の場などではまったく相手にされてはおりません
もっとも、韓国の長年にわたる対米ロビイング活動により、“国連人権委員会”なる場ではこの慰安婦問題が取り上げられてもいますが・・・。

更には先頃自由民主党の議員さん(稲田朋美姉御、佐藤正久隊長、新藤義孝アニキ)が、竹島の調査のため韓国に渡ろうとして、韓国政府から「公共の安全を害する行動を起こす恐れがある」と入国拒否されたのは記憶に新しいところです。勿論、このお三方、過去に“公共の安全を害する”行動を起こした事実はなく、寧ろ先に述べた岡崎トミ子、菅直人元首相、仙石由人元官房長官など民主党議員の多くは、左翼系の過激派にいたのですから、よほど“親共産主義の危険人物として”入国拒否されてもおかしくないわけです。でも、そんな事実は…私の知る限りでは無いです。

さて、話が逸れましたが、竹島についての韓国のやりようはあまりに傲慢かつ異常であるとして、我が日本は竹島の領有権について“白黒つけるべく”、国際司法裁判所に訴えようと(確か3回にわたり)し続けています。
しかし、この付託については、紛争当事国、すなわち日本と韓国が同時に行わないと、裁判所はこれを取り上げてくれません。
つまり、韓国が付託について受諾しないと提訴することができないのですが…当然韓国は…受諾しません。何故って、わかってるから。裁判やったら負けちゃうことが。
だから韓国政府は、それよりもゴリ押しで日本を攻め続けた方が得策と考えたわけです。しかもあろうことか、しまいにはこの問題の解決策として“竹島を爆破”して、この問題がなかったことにしよう、とまで提案してくる始末です。
また、韓国は自国義務教育において“独島はわが領土”なる歌で子供たちに“すりこみ”を行い、隣のウルルン島には“竹島記念館”なる観光施設を造ってそこに“偽りの歴史資料を展示”し、なんたら言う小娘アイドルグループにも“竹島は韓国のもの”などと歌わせて、大人の反日意識を鼓舞したりもしてます。
結果韓国国民は毎年のように“独島(竹島)は韓国の領土!”と謳って大規模なデモを展開、日本の国旗を焼き払ったりもしちゃうまでになりました(←ある意味可哀想な人たちだなあ)。
或いは国家予算で巨費を投じて竹島領有権を主張したメルマガを配りまくったり、日本のインターネットサーバーに対してサイバーテロをかけまくったりしてます。
もう…アホ…いやいや、感情的になってはダメですね。

で、何で韓国はこんなに論理的整合性のない主張を続けて竹島を領有したがるのかと言えば、理由は簡単、資源がいっぱいあるからです。
漁船が海上保安庁の船にぶちかましをかけたことで皆さんも知ることとなった、尖閣と同じ理由ですね。
竹島の周辺は大きな海流のぶつかり合う天然漁場で、美味しいお魚がいっぱい捕れます。
この漁場を手にすることは、即ち何千億という富を手にすることができるから、天然資源に乏しく、しかも国ぐるみで為替操作をしないと工業製品さえなかなか思うように売れない韓国は、これが喉から手が出るほど欲しいわけです。

あと、韓国政府の統治策として、嘗ては軍政に対する国民の目をそらせるため、現在は自国が極度のインフレにあることから生じる国民の不満のガス抜きのためにも、日本には“悪者”になってもらわねばならないので、竹島はそのシンボルとして“実は日本に領有権を主張し続けてもらわないと困る”というのもございます。

しかし、しかしですよ。
彼等は一方では何で大挙して“ブランド向上委員会”なるものをつくって、日本に大挙して美容整形まみれの小娘や兄ちゃんたちを送り込み、日本の大手広告代理店を手先として韓流なるムーブメントを展開させ、某通信事業者を介してロクにつながらない携帯端末を売り込もうとするのか…?
オカシイですよね?
だって、そんなに日本が嫌いなら、国交断絶すればいいのに。

その理由は、韓国という国の位置関係にあります。
“地政学”って言葉がありますが、この見地から言うと、韓国は北には変な髪型の大様がいる専制君主国家があり、これが今崩壊寸前にあって何をしでかすか判らない。そして海を隔てた西北にはこれまたアジアの覇権を狙う核装備軍事国家があり、東北にも核武装した政情不安の国がある、と。
つまり、いつ侵略されるか怖くて仕方ないのです。
自国の安泰が脅かされてる今、この極東の地で孤立することだけはできないから、今彼等の政府は掌を返したように日本におもねり始めてるのです。

“ひとりは怖いから、もう少し仲良くしてね”、と。



で、プリベンター“Wind”より一言。

今更遅いんじゃ!ドアホ!
(メガキャノンぶっぱなす)


…皆さん、韓国の矛盾、お分かりいただけましたか?

皆さんが次に行うべきことは、選挙で甘言に乗らず、きちんと日本を大事にしてくれる人に投票することです。

おしまい。
Posted at 2011/10/13 22:14:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロータス | クルマ

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「5年乗ったスピトリRSから乗り換えた。旅先でどうしてもダートを見ると心がときめくからだ。林道レベルならモタードはオフも走れる。問題はタイヤだが、純正のスーパーコルサSPはナラシ終了時に坊主になってるはず。次はスコーピオントレイルあたりにしたい。だが情報が大陸に漏れるのは必至。」
何シテル?   09/19 00:51
平成30年2月現在、 【四輪】 家車…モデル末期、叩き売りのアウディA4 AllroadQuattro。 使用用途は主に近所のスーパーへの買出し、...
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