
【まえがき】
今回は精神論。
ずっと延び延びにしていた、金美齢談話についてのエントリー。
お仕事絡みのパワポレポートに沿うかたちで綴る。
だから、叙情的ではあっても、散文的な表現はしない。
それと誤解を生みそうなので予めおことわり―私は、安倍晋三氏の信者でもない。特にこと経済財政の各政策については正直、戦術としては評価するが、戦略としては否定的だ。
社会保障政策も嫌いだ。
寧ろ、外交政策についてのみ部分的に評価している程度だ。
しかし、今現在の日本国リーダーとして、安倍晋三氏よりも適任と思える人材はいない、とも思っている。
諸氏には誤解無きようお願い申し上げつつ、本エントリを綴る。
【金美齢女史と池田佳隆氏】
今回のエントリは、本年7月24日に名古屋マリオットアソシアホテルにて開催された、池田佳隆衆院議員の政治資金パーティーでの金美齢女史講演を踏襲しつつ、ここへ私見を織り交ぜるかたちで構成されている。
従ってまずは、金女史と池田氏について簡単にご紹介申し上げる(面倒見いいだろw)。ちな、池田氏についてはまだ2期生ということもあり、ハッキリ言うと無名の政治家だ。
しかし、今後の日本において“保守愛国”を自認する諸氏においては、覚えておいて損はないひとりであることは間違いない。
1.池田佳隆氏の為人
①御経歴
年齢…器《Utsuwa》よりは年上である
前職…三興コロイド化学代表取締役・2006年度JC(日本青年会議所)会頭
公歴…2012年12月衆院選にて、自民党候補として愛知三区より出馬、初当選
2014年12月衆院選にて、比例東海ブロックにて再選
※当選挙区特に愛知は、古川元久、赤松広隆、近藤昭一、ガソリーヌしおりたん、というトンでもないメンツが揃った革新…もとい、売国王国である。
②現在
清和政策研究会若手の旗手として、衆院文科会部長代理、拉致問題特別委員、日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会 事務局次長等を務め、安倍晋三の秘蔵っ子として、教育面を中心に“やまとだましい”を守り、次世代につないでいくことに邁進している。
③特記事項
奥さんがすごい美人である。
2.金美齢女史の為人
…まあ、今更だがw
①御経歴
早稲田にて英米文学博士号取得
元中華民国(台湾ともいう)総督府国策委員
平成21年、日本国に帰化(R4と比較用に、ホンモノの戸籍謄本を出して欲しい)
②現職
評論家として、李登輝前総統より“やまとだましい”を受け継いだ数少ない
“日本人”として、多方面にて活躍中。
※この修辞は当然、某政党元党首に向けた“皮肉”である
3.金女史と池田氏の関係
①JC所属の時分、講師として招かれた金女史のサポートを池田氏が務めたことが縁。
②その折、池田の謙虚にして誠実な人柄に、金女史が惚れる。
③以来、早くに母を亡くした池田氏の母親役を金女史がつとめるようになる。
…ま、こんなところか。
【私見:ミクロ視点からみた現在の日本】
…あとパワポシートで7ページ分あるw
現在の日本社会の風潮―これについては、今更語るまでもなかろう。
私自身はこれを指して
“壊れかけのやまとだましい”と評価する。
W.G.I.P.が産みだした戦後“ポピュラリズム(※人気主義)”は、左翼お花畑の徹底した反権力志向に利用され、これが
“弱者という名の強者”を生み出し、“結果平等”という幻滅につながっていった。
この流れがノーブレス・オブリュージュを歪め、そこにあった高邁な精神性はいつしか法体系に組み入れられて社会における拘束力となり、変遷していくこととなった。
結果として21世紀に入る少し前辺りから、日本人の精神性の変化と共に、
社会の活力は徐々に削がれていくことになる。
そこにおいては、権力や財力を持つ強者に要求されるのは“高邁なやまとだましい”ではなく、その成果―結果としての弱者救済、マイノリティの保護、人権ガーッ! 等―が彼等に“
押し付けられる”こととなった。
このような圧力は―経済的(=税)或いは政治的(=法)に、時には社会的圧力となって彼らにのしかかるようになり、これは時が経つにつれ、彼等から
誇りを奪い取り、その士気を徐々に削いでいくようになる。
一方では、強者のおこぼれに預かることに味をしめた一部の弱者は、このプロセスそのものを既得権化することで一定の社会勢力を保つようになり、
“弱者の名をかたる”ことで自らを“強者”にまつりあげ、社会の活力を奪っていったのである。
“ゆとり教育”しかり、“ジェンダー”しかり、“ザイニチ特権”しかり、諸例については枚挙に暇がないほどあるのだが、ここでは最近の例を数点挙げてみよう。
1.大阪急性期・総合医療センターでのマタニティハラスメント事件
…当院新規採用に応募した女性医師が、就業直前になって産休申請したが、非常勤採用に切り替えるよう勧めた病院側が男女雇用機会均等法違反であるとして、アカヒ新聞はじめマスゴミに叩かれまくる事件が発生。
まともに働いてる医師や看護婦はじめ職員たちは、モチベーション滅茶苦茶落ちたらしい。
2.自民党政治大学院講義における、中谷元 元防衛相へのセクハラ弾劾
…中谷氏が国際情勢と安全保障について講義中、蔡 英文中華民国総統を指して「女性としては大したもの」と評じたのであるが、これに「差別ニダ!」とファビョり、「謝罪汁!」と斜め上の反応みせたま~ん(藁)がいた。聴講していた私と嫁は( ゚д゚)となり、早々に退席した。
中谷さん、笑ってたけどやる気なくなったろうなあ。
3.工藤彰三衆院議員「わけわからん」事件
…『東京都議選での安倍晋三首相の街頭演説で「辞めろ」とコールした聴衆を、「共謀罪」の疑いで「逮捕すべし!」と求めるフェイスブック(FB)の投稿に対し、自民党の工藤彰三衆院議員が「いいね!」ボタンを押していたことが分かった。(7月6日 アカヒ記事より)』
政治家に思想の自由は無いらしい。“弱者(マイノリティ)”のヒーローたるヨシフセンセイあたりが何ツイートしても問題にされないのにw
…その他加計森友しかり、彼等“弱者”は、時にマスコミと結託しつつ、無関心層をも巻き込み、“世論”とやらを創造拡大しこれを更に“強者”化、その力を以ていよいよ
“持てる者”から(一見)合法的に、財を収奪、権力を簒奪してきた。
このように、21世紀に入る数年前あたりから、日本社会には
“弱者という名の強者”が深く根付くようになったのである。
絶え間のない情報操作と、ポピュラリズムという空虚な風潮を利用した結果、弱者は強者という“怪物”に変容した。
これは日本のみの話ではなく、市民革命以後、民主主義国家が内包してきた、(幾世紀にもわたる)周期的な持病のようなものであるが―未だ人類史においてこれを克服しえた国家は存在しない。
私は本エントリで文明論や社会思想史を語るつもりは無いので、これ以上のことは別の機会に述べるとするが、改めて本章においては、以下のことを強調しておきたい。
社会の精神的健全性が保たれている時期においては、
強者は公に報いて財と権力を手に入れ、それをノーブレス・オブリュージュとして弱者に向ける。
弱者は強者の振る舞いに感謝し、強者を敬い、自らの子女もその様にならしめるべく、教育する…しかし!
やがてそれは暴走を始める。それは時として富める者の増長を生み、高邁な精神性は安寧のなか堕落し、それが富と権力において更なる格差を生み、その集中と固定化が見られるようになると、それは社会の不満の種撒き爺に姿を変える。
撒かれた不安の種から発芽した芽は、大衆の不満を養分として成長する。
それはときにひとつの思想…例えばマルクス・レーニン主義であるとか、ナチズムのような選民思想であるとか、民主社会主義であるとか、主体思想や毛沢東主義などの国家社会主義など、毒色の花を咲かせるようになる。
そしてそれはやがて、
悪性の反体制運動となって結実するようになる(反対に良性のそれは明治維新や大正デモクラシーだ)。
歴史を見れば幸い、(ドイツ敗戦やソ連崩壊のように)これら選民主義や社会主義運動のうち、悪性のものは淘汰され、より健全なものが主流となったかのように見える。
しかし、そうとも言い切れないのが、昨今の風潮である。
特に社会主義運動において“強者にたかる”ことで得た“旨み”を知った一部弱者は、マスメディアを利用することで世論を味方に増長し、その影で本当の弱者はすすり泣くこととなった(沖縄が良い例だ)。
前述の流れにより、日本においては“弱者が強者”という怪物になったとき、
“やまとだましい”は壊れ始めた。そしてそれは
社会活力の低下となって現れ始めたのである(キャピタル・フライトや人材の海外流出、少子化による市場の縮小、産業の衰退などが良い例だ)。
一方で海外では、Brexit、トランプ政権、五つ星運動、ドイツのための選択肢、国民戦線…とりわけキリスト教文明圏においてはこの風潮は、国家の分断…利権の配分を巡る争いとなって具現化している。
夫々の国家の歴史、古からの伝統、権威、秩序、文化といったものが、
世界レベルで崩壊を始めている。
【金美齢談話】
…待ったかお前ら待たせたな!
前述を受けてしかと読め!
1. 諸外国における精神性の退廃
金美齢女史曰く、「日本は不思議な国」だそうだ。
「日本人全体を採点すると、
総合点は世界一」女史はこうも断言する。
しかしそれは、
非常な危うさのうえに立っているものであり、既に綻びが見え始めているのだそうだ。
女史曰く、それは(既述したように)
日本人の心の変容によって生じたものであり、現在、安倍晋三総理は、物質面精神面からこれを必死で支えようとしている、と。
そのことについては後述するが、では、諸先進国はどうなのか?
女史曰く「
既に凋落の道の只中にある」
例えば―
① イスラムのパリ~消え行くエスプリ~
際限なき移民により、マイノリティだったムスリム教徒たちは、今やフランスでは多数派を占めるようになった(※フランスの出生率が2を超えたのは、彼等による)。
先の大統領選挙でルペン率いる国民戦線が敗北したのはその当然の帰結であり、今やフランスにおいて、嘗ての誇り高きド・ゴール主義を支持する人々は少数派である(私見だが、それでも日本はいずれ移民政策を採らざるを得なくなる)。
今やパリの真ん中に、モスクが堂々と建立される時代なのだ。
② 観光地と化したルーブル~経済にねじ伏せられた歴史~
花の都パリも今は昔、ルーブルのモナ・リザは、今や( `ハ´)観光客の記念撮影会場と化した。
嘗てモナ・リザは、ルーブル内の回廊奥深く、様々な歴史の遺品の数々を鑑賞した後、初めて拝むことの出来る有難いものだった。回廊を歩くことで時流の流転に身を染めればこそ、その尊さを知ることができたものだった。
しかし現在、モナ・リザは、ルーブルに入館してさほど遠くないところに飾られている。
理由は“たくさんお金を落としてくれる( `ハ´)”が、入館後すぐに記念写真を撮れる様、配慮したためだそうだ。
ちなみにモナ・リザをバックに記念写真を撮った( `ハ´)たちは、それ以上美術館内を歩くことなく、早々に次の観光地目がけて去っていくそうだw
③ 集金設備と化したナショナル・ギャラリー(イギリス)~ジェントルマン資本主義の終焉~
嘗ては世界で唯一、無料で閲覧できる美術館だったナショナル・ギャラリーには、当然ながら入館料を支払う窓口が無かった。あるのはただ、当館出口にひっそりと備えられた、小さな募金箱だけだった。
しかし現在、当写真館の入口正面には、堂々とした募金箱が居座っている。
④ 知性を蔑ろにしたイギリス人たち~ポピュラリズムの罠~
一方で、徒な排外主義も国を貧しくする。排他的であることばかりが良いのではない。
嘗てオックスフォードの街は、大学の知的エリートと、周辺市民の間に、大きな壁があった。それは“階級”という名の、見えない壁だ。
しかし市民たちは、その壁を自ら受け入れていた。
何故なら彼等は、その壁の向こうに居る知的エリートが、自分達の誇りある国家に富をもたらし、ひいては自分達の生活の質を上げてきたという歴史を知っていたからだ。彼等は進んで“壁の向こうの住人”を敬い、自らの子供たちもそのような人間になることを願った。
しかしイギリス人たちは、いつしか彼等のもたらす恩恵に麻痺してしまった。ヨーロッパ大陸金融の中心にいることを当たり前のように感じ、それが何によってもたらされているのかを忘れてしまった。
結果、知的エリートの警告にも拘らず、Brexitは発動した。今やイギリスの経済は行き詰りつつあり、ロンドンの街はムスリム教徒に代わって、アジア人やロシア人が主役を務めるようになった。
英米文学者らしく、女史は西欧を中心に世界の変容を語ってくれた。
それは、極度に
排外主義や国粋主義を鼓舞するわけでもなく、かといって多様化を奨励するようなものでもなかった。
ひとつ言えることは、上記いずれの選択においても、
“知性主義”と“伝統とアイデンティティ”は後回しにされた、
ということだ。
そして、
“美徳は中庸にあり”
口にこそ出されはしなかったが、女史が仰りたかったのはこのことではないだろうか?
そしてその“中庸”とは、
知性と伝統の研鑽
によって導き出されるものではないのであろうか?
2.ジャパン・ペシミズム
「総合点は世界一」
日本人をして、金美齢女史はそのように語った。
しかし、個別点はどうだろうか?
残念ながら、女史の評価は低い。
そしてその
“個別点の低さ”が日本の未来を暗くしているのだそうだ。
フランス料理を例に、女史はこう語る。
「日本のフランス料理は、概して本場のものよりも美味しい」
しかし、「日本のフランス料理人には、天才がいない」
つまり、イノベーションが無いのだと言う。
「自分なりのフレンチを作るろうとすると、批判される」
「出る杭は打たれるから、模倣のアレンジ程度で終わってしまう」
必死で独創的なものを作っても、批判を受けるだけなら、試みる者はいなくなる。
必死でやっても批判されるだけなら、後進は育たない。
総合点ではトップでも、視点を全体から個に移せば、未来は決して明るいものではない。
つまり日本の問題は、
イノベーションを否定するところにある、
というわけだ。
当然ながら、全体からイノベーションは生まれない。
イノベーションとは、“個”から生まれるものなのだ。
革新の原点は個。
その“個”を抑圧すること―
成功を成し遂げることを、成功によって優位に立つ“個”を受け入れぬこと―
それが社会の活力を削ぎ、停滞させている。
「このままでは、日本がNo.1であると困る人達の思う壺です」
女史は真顔で、そう語られた。
努力の結実としてのエリート―これを社会が受け入れず、敬うこともしなければ、やがて努力する者はいなくなる。
現在の日本は、“敗北者の妬み”という名の正義に、陥りかかってはいないだろうか?
3.日本再生の処方箋
女史は続ける。
「
日本人は、嘗て尊敬されていた頃の気質を取り戻しなさい」
「公に報おうと努力する者、公に報いた者を敬う気持ちを取り戻しなさい」
「自分達がどのような歴史の上に立っているのか、省みなさい」
昨今は沈静化したようだが、メディアの体質が変わらぬとしても、
大切なのは国民の気質である。
これも私見だが、
西部 邁教授の言うように、
「昔はもっと情報は偏っていた。しかし、そのなかで保守本流の意は絶えることなく、今日まで生き残ってきた」のだ。
大切なことは―
知性主義を以て、より深く日本人のアイデンティティを知り、
公に報い、報いてきた人たちを敬い、彼等の足跡を糧とし、
自らの道を拓くこと―
すなわち、
“やまとだましい”を取り戻す!
―これさえあれば、メディアがいかなる扇動を行ったとしても、動じることは無い。
批判は誰にでも出来る。
我々はまず、時分の襟を正すことから始めるべきなのである。
【私見:ひとりの国民として】
ついぞ先日までの、安倍おろしを思う。
たとえマスゴミの扇動が尋常ではないとしても―
昨今の日本人はまるで、李氏朝鮮気質ではないか?
安倍総理大臣という大将の実績よりも、
安倍晋三個人の為人を攻撃し、彼を貶めようとする心の貧しさ―
韓流とやらに毒されて、“恨(ハン)”の文化にまで汚鮮されたのか?
安倍晋三総理大臣の実績を羅列してみようか。
第一次安倍政権(2006/09/26~2007/09/26)
・防衛省への昇格
・娯楽産業への課税介入強化
・官邸主導型の危機管理強化
・海洋基本法成立
・国民投票法を成立
・貸金規制
・教育基本法の改正
・天下り斡旋禁止
第二次・第三次安倍政権(2012/12/26~)
・TPP批准
・名目GDPは約44兆円増の545兆円、実質GDPは約25兆円増加
・-50兆円を数えたリーマン直後に対し、国民総所得は-3兆まで回復
・GDP成長年率4%(2017年4月~6月度)、企業収益は3年で19兆円増
・賃上げは3年連続2%以上を記録、最低賃金も3年で70円以上増える
・中小企業のDIもリーマン前を上回り、倒産件数は3年で3割減。収益と設備投資も 3年間で3割増
・個人消費は対前年比0.9%。6期連続プラス成長は11年ぶり
・設備投資は3年で9.4兆円、2.4%増、在庫寄与度ゼロ、しかも外需寄与度は0.3%減
・マイナス金利効果で住宅投資は1.5%増。インバウンド消費は3年間で4倍以上増加
・消費者物価指数は4年連続プラス
・地方創生により地方有効求人倍率1を超える。トータルでは1.41倍を記録
・完全失業率は3%と実質完全雇用。労働力人口が低下続けるなか、就業者数は105万人増
・経済的事情・困窮による自殺者数は、民主党政権時の8300人/年から4000人へ半減
・人権侵害監視機関の設置法案を凍結
・日本版NSC設置
・平和安全法制の整備、特定秘密保護法の成立、対テロ3法の成立によるテロ資金凍結と組織犯罪処罰法改正、マイナンバー実施によるキャピタルフライト防止とテロ資金洗い出し
・普天間基地移設での仲井間との協力関係構築
・価値観外交・俯瞰外交による自由と繁栄の弧の具現化
・オバマ外交をアジア太平洋方面に回帰
・朝鮮学校無償化を中止
・靖国参拝
・安倍談話による祖霊の名誉回復
・日印安保強化
…
これだけの実績、これだけの重みは、加計や森友よりも軽いのか?
安倍晋三という、“公に報いようとする”者を、敬いなさい。
目先の扇動に左右されず、彼の歩んだ道に思いを馳せなさい。
家庭という小社会から国家に至るまで、
公に報いるべく務めるもの、務めてきた者の足跡を学び、敬い、励みとしなさい。
“やまとだましい”を取り戻せば、日本は自ずと甦る。
時間はあまり残されてはいないが、青木率(政権の磐石度を示す指標)はまだ高い。
安倍晋三氏はじめ、“日本を取り戻す”べく歩んできた人たちが、
絶望し、“脱走”を始める前に…
甦れ、日本人!
【追記】
冒頭にて述べたようにまた、これまでのエントリを呼んで下さった諸氏にはお判りいただいているように、私は安倍信者ではない。勿論自民党員でもない。
先日は内閣府で10年間、政策企画や経済財政政策立案に務めた我が偉大なる友から、手紙を頂いた。
曰く、「メディアは政局ネタばかり」
曰く、「危機にきちんと対応できるのか不安」
―互いに不安は増すばかりだ。
友よ、それでも…現在の日本という国家、その舵取りを任せるのは、安倍晋三氏がモアベターな選択であると、私は確信している。
今回、当政治資金パーティーにおいて、細田(会長)から、年末年始の解散総選挙をにおわせる発言があった。
あれから事情は変わったかもしれないが、それでも、この選択に間違いはないと思う。
そして遅かれ早かれ、選挙となればまた、メディアと左翼の翼賛体制が展開されるのは間違いない。
そして後から撃って来るのは、石破や野田あたりだけではないだろう。
特に5回生…当選を重ねても大臣職にありつけない連中の妬みも、忘れてはならぬ危険要素である。
おそらく解散テーマとなる憲法改正は、
“やまとだましい”具現化の出発点だ。
より多くの支持を集めるため、秋には大規模補正予算が組まれることだろう。
また、現実味を増し続ける大きなテロなり戦役なりの発生への備えが急務になり、ために9条すべての見直しも必要になるかもしれない。
混迷の時代、
日本は、己がアイデンティティを取り戻さねばならない。
日本自身が、自らの手を以て生き残り、繁栄していく道を模索せねばならない。
ためには、
知性主義を以て道を拓くエリートを、我々自身が生み出さねばならない。
小選挙区制の廃止、比例代表制の復活。
職業政治家からの脱却、高邁な精神に満ちた、貴族院の復活。
より明るく整然とした経済成長を目指すための、経済企画庁の復活。
殻を、破ろう。
どんとはれ
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