クラッチワイヤー交換

何故かエンジン後ろに付いているという整備性最悪の3XVのクラッチ引き手。
この赤丸のボルトを2本外さないとワイヤーが取れません。
そのためだけに首振りギアレンチを買いました。何とか掛かって調子良くボルトを回していたら、何と最後スイングアームと干渉してレンチも抜けずニッチもさっちもいかなくなったのですが、何とか抜き取りました。

こんな状態で何とか回せます。
緩んだらオープンレンチに切り替えるが吉です。面倒ですがネジの長さ的にスイングアームと干渉してぬけなくなります。
多分空気抵抗などの問題でここに設置してると思うのですが、信じられない設計です。カウルがあるんだから、普通にクランクケース上に付けてくれれば楽なのに！

クラッチワイヤーはここを通ります。

伸びた純正ワイヤー、摘出完了です。

引き手は引っ掛けているだけなので、ラジペンの長いのを持ってきて、ワイヤーを握り、マイナスドライバーで引き手を上に上げクラッチを少し引いた状態にして、真っ直ぐ溝に入れて上に引いて引っ掛けます。
エンジンに留めるワイヤープレートのネジは根気良く少しずつ回すしかありません。
ギリギリ手が入るので、出来るだけ手で締めて、最後レンチでちまちま回していきます。回しやすい様にネジ部に556などを塗っておくと気休めにはなります。

クラッチの引き手はこんな感じですね。