フォルクスワーゲン ポロ

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―「何でもできる」ことはモテ要素に入らない。【長文注意】 - ポロ

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―「何でもできる」ことはモテ要素に入らない。【長文注意】

フォルクスワーゲン ポロ

おすすめ度: 3

満足している点
・全体的にクセが無い所。
・ボディサイズに怯んでしまうが、実は取り回しが良い所。
・高めな実用性。
・他人に勧めても間違いはなさそう…。
不満な点
・「ゴルフの聖域」までに届いてしまった価格
・「Poloでなくてはいけない」という決め手に欠ける所。

個人的なエゴを挙げると…
・刺激が少なくて、眠たい。
・ヘッドランプのデザイン。
・所々質感の物足りなさを感じる。

父親からは…
・ボディが大きい!(※このことに対する考察は後述)
総評
代車として街乗りとお買い物に60km程乗りました(しかも、走行距離400km台の個体でした!)。
車の出来は「必要十分」とも言えるもので、「ゴルフでなくても十分かな」と思える位良かったです。
乗り味もクセが無くあっさりしていて、サイズ感も十分。「これは他人に勧められるかな…?」と思っていました。

しかし、微妙なお値段(正直手が出しにくい)であったのと「Poloでなければいけない」という「決め手」に欠ける車であったのも確か。
同じVW内ならT-Crossもありますし、国産でも同じセグメントで良いモデルがあります(ノートオーラ、「どういう車なのか」気になるんですよね…)。
中古車にも目を向けてみると、実はゴルフⅦの認定中古車も射程圏内…。

そう考えると、「Poloの立ち位置とは…?」と考えてしまい、「VWの小型車故の苦悩・憂鬱」を少しばかり感じました。そう考えると、up!は少しのびのびとできていたのかもしれません(「放任」されてたとも言えそうですが…)。


「見た目も普通(よりも整ってる)」で「求められる性能に対してはコンスタントに90点以上は叩き出す」が、何故か「可愛げが無く」映ってしまう。更に値段の面(と他の車の存在)と相まって、「近寄り難い」存在になってしまった…。
そんな印象を抱きました。「何でもできる」って意外にモテないものなのです。


…そう書いている自分も「正直、『好き』という感情には入れない」のです。申し訳ないことに、前述のように「情が入る決めて」に欠けるのです。
デザイン
3
【外装】
クセが無くていいと思います。

しかし、個人的にはヘッドランプ含むフロント周りのデザインがあまり好きではありません(眠たげに見える)。
…かといって、フェイスリフト後のデザインも「顔の薄さ」が強調されていて正直好きではありません。
(※そこは「個人の趣向」ということで…)

【内装】
デザイン自体はVWらしいけどパネルに「ほんの少しの遊び心」を見せて…といった感じです。こちらもクセが少なくていいと思います。
残念なのが、プラスチックの質感とリアドアの一部が鉄板のままであること(国産コンパクトでは樹脂のカバーがされている場所)。
…ここは「割り切り」をして折り合いをつける必要があります(リアドアなんて普通見えませんし)。

ここを「車両価格に見合った内装質感じゃない」と思うのか、折り合いをつけるのかどうかが「山場」のひとつと言えそうな気がします。
走行性能
4
搭載されるパワーユニットは、1.0TSI(95ps)に7速DSG。何の不足もありません。
室内で聞こえる音は静か。外で聞くと、up! GTIで聞き覚えのある「声」…(※チューニングは違えど、乗ってるエンジンはほぼ一緒)。

実際、60km程乗ってみても、不足なく普通に走りましたし、「これでいいじゃない」と思った程。
「走る・止まる・曲がる」も不安なく行えますし、1.0でも「必要十分」です。寧ろ、「普通に乗るのにこれ以上何を求めるのか?」といった感情になります。

余裕が欲しい方には1.5TSI evoを搭載するR-Lineや2.0TSIを搭載するGTIがあるので、こちらを…といったことになるでしょう。
乗り心地
3
硬くなく、フワフワでもない。全体的に滑らかで十分快適でした。
また、快適性も十分に担保されていますので、「必要十分」です。
乗り味は同じエンジンを搭載するゴルフのような「ステップを踏むほどの軽快感」ではなく、「あっさりとした軽さ」を感じるもの。特にクセがあるわけでもないので、良く言えば「水のよう」、意地悪に言うと「印象に残らない」。
…この感覚、どこかで感じたような…と思ったら、マツダ2に改名する前のデミオの15Cが似たものでした。ポロはそれよりもあっさり感を感じました。

後席も十分に広く、4名乗車も窮屈な思いもせずに問題なく行えます。

…但し、刺激は無いので、眠たく感じてしまいます。それ故、「刺激」をを求める方は、R-LineやGTI等、他を当たった方がいいのかもしれません。

また、レーンキープアシストをONにしていると、白線を踏んだ時のステアリングの反力が結構強いですので、最初はびっくりされるかと思います。

【ボディのデカさについての考察。】
ポロを見た時の父親(スイフト乗り)の第一印象は「デカい」。かつてのBセグメント(5ナンバーサイズ)とはかけ離れた大きさがその理由だったそうです。

そこで寸法を見てみましょう。
現行ポロは全長×全幅×全高=4060mm×1750mm×1450mm。
シャーシにMQBを採用した都合で全幅がBセグメントの域を越え、かつてのゴルフに匹敵するものとなっています。

同じセグメントに属している代表的な車の寸法は以下の通り(挙げた車は自分の独断で決めました)。
・街で良く見掛け、中古市場でもよく見るE12ノートは全長×全幅×全高=4100mm×1690mm×1525mm。
・話題のノートオーラは全長×全幅×全高=4045mm×1735mm×1525mm。
・現行ルーテシアは全長×全幅×全高=4075mm×1725mm×1470mm(※ノートシリーズとプラットフォームが一緒)。
・ヤリスは全長×全幅×全高=3940mm×1695mm×1500mm。
・現行フィットは全長×全幅×全高=3995mm×1695mm×1540mm(e:HEV HOMEでの値)。
・現行スイフトは全長×全幅×全高=3840mm×1695mm×1500mm。
・参考に、ZC72Sスイフトは全長×全幅×全高=3850mm×1695mm×1510mm(後期型XLでの値)。
実は、現行ポロが大きいとかではなく、スイフトがBセグメントの車の中で小さい部類なのです。ヤリスやフィット辺りが平均的な大きさであると言えそうです。
国産Bセグメント車の中でも大きな部類に入るであろうノートはポロに迫るサイズなのですが、ルーテシアとプラットフォームを一緒にしていることも関係していると考えられます。

因みに、先代6Cポロの寸法は全長×全幅×全高=3995×1685×1470mm。日本車で言うと、現行フィットに近いサイズ感であると言えます。日本でジャストサイズとは言われていますが、その理由は主に全幅が5ナンバーサイズであることが考えられます。
現行ポロは先代ポロと比べると、全長が6.5cm、全幅も6.5cm拡大しています。こうして「数値で」見ると、言うほど大きくないと思います。しかし、実際に見てみると数値以上に大きく見えてしまいます。何より、1750mmという全幅が「大きい」と感じる大きな理由であるように思います。

因みに、ゴルフⅣの寸法は全長×全幅×全高=4155×1735×1455mm。現行ポロに近いサイズ感であるのです。
…今や現代のBセグメントはゴルフⅣに匹敵する大きさになってしまったのです。
積載性
5
道中、ホームセンターでお買い物をしたのですが、その荷物を積んだ結果が↓の写真になります。


積んだ荷物は以下の通り。
・500mlペットボトル飲料24本入りの箱×2
・ティッシュペーパーのボックス(6箱入)×1
・保冷機能付お買い物バッグ(緑色)×1
・簡単な着替えが入ったバッグ(紺)×1
・トートバッグ(灰)×1
これだけの荷物がリアラゲッジにピッタリと入る絶妙な結果に。Bセグメント車であることを考えると、十分以上といえる結果ではないのでしょうか。寧ろ文句ありません。

1-2人で買い物に出掛けるには十分以上の性能です(※後席もあることですし…)。


ラゲッジボードを下げれば、洗濯カゴも飲み込めそうな気がします。
燃費
無評価
今回は給油・計測せず。それ故、分かりません。
価格
2
今回乗ったHighlineの価格は290万円程。それにオプション設定のパッケージを色々と付けていくと、乗り出し350万円オーバーに…。そうなると、少しの予算を追加すればゴルフⅧに届いてしまいますし、Poloの予算で「ゴルフⅦの中古」が手に入ります。
…そう思うと、何となく「高いな…」と感じてしまいます。
装備次第では無理にHighlineにしなくてもTrendlineやConfortlineもありますので、そちらを検討してもいいのかもしれません(但し、アダプティブクルーズコントロールが「標準で」実装されるのはHighline以上。Confortlineではオプション装備なのです。)。

中古車を見ていくと、2-3年落ちの個体が認定中古車で200万円台前半の価格で流れていますので、「新車ではなく、中古車を検討する」という方法もあります。参考までに。

…中古車市場を調べてみると察すると思いますが、リセールは高くないです。そこは注意して下さい。

比較対象にもよりますが、「Poloでなくてはならない」という決め手が無ければ、他を検討してもいいと思います。
車の出来が良く、「他人に勧めても間違いはない」と思います。しかし、値段の面や「様々な選択肢」を考慮すると、万人に勧めにくい、と思える所でもあります。

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