アーム、1G締め(旧)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ジャッキアップをして、タイヤホイールを外します。
このフロントロアアーム前側のボルトを緩めます。
ボルト頭19mm、めっちゃくちゃきつく締まってます。
(整備書値130-150Nm)
メガネでは到底無理で、ブレーカーバーでググググ…っと緩められました。
後ろ側ボルト頭17mmが2本ですが、構造を見て締め直しの効果はないかなと作業は見送りました。
(※後程、ちゃんと1G締めしました)
ちなみにここは、オイル封入タイプのブッシュになります。
(整備書値120-163Nm、2本共)
2
前側ロアアームのボルトを適度に緩めてメンバー側の鉄板が緩んだのを見計らい、そこから極軽く締めた状態にしてタイヤホイールを元に戻し、ジャッキから降ろします。
実際に車両を前後左右に動かしてブッシュの捻じれをリセットさせます。
その後、ステアをそれぞれ左右めいっぱいに切った状態でボルトを締める(ジャッキアップはしません)
やりづらい姿勢ですが気合でしっかり締めます。
指定値は最高で150Nm、中間でも140Nmくらいです。
3
続いてリア。
ジャッキアップしてタイヤホイールを外します。
まずはロアアームの外側。ボルト頭17mmです。
(整備書値76-102Nm)
ロアアームの内側はトーの調整カムになるので、今回はいじれません。
そのままでいきます。
4
ラテラルリンク。
どっちも17mm…というかリアのアーム類は17mmですね。
(整備書値76-102Nm)
5
アッパーアーム外側。
(整備書値76-102Nm)
所謂、社外品のリアキャンバーアームのところです。
6
アッパーアーム内側。
これ見づらいですけど、作業はしやすかったです。
ちゃんと振り回せるスペースがあってありがたい。
(整備書値76-102Nm)
7
トレーリングリンク。
リアのアーム類の中で唯一横方向ではなく、縦の動きを担っているパーツです。
しかしこれは横のスペースが余りにも狭すぎる…
下側の空力アンダーカバーを外して、エクステとブレーカーバーで気合入れなきゃならないところなのでしょう。
(整備書値120-163Nm)
フロントから続けての作業で時間を食ってしまっていたこともあり、今回はこの部分は見送り。
というか、かなり捻じれが柔らかいブッシュなので極端に車高が変わってなければどうなのかな?とも思います。
縦の動きなので…
8
リアはアーム類のボルトを仮留めの状態にしておきます。
そこで一度アームを下げ切って、またもう一度アームを高く上げる。
高くした状態から下げて自分のアクセラの車高での1G状態でのロアアーム高さで停めて、各ボルトを規定内のトルクで締める。
要するに、一度全下げ上げしてブッシュの捻じれをリセット。
それで決めた位置でボルト類の締め付けをするってことです。
地味な作業ですが、ギャップや轍すらトコトコといなし直進性も良くなりました。
アームのブッシュが抵抗していた分がなくなったので、沈み込み方向への動きがとにかくスムーズです。
細かい作業ですが、とても良い結果が出せました。
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