リアスタビリンク、延長調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ちょこちょこ足のセッティングいじってます。
今回はリアのスタビリンクを延長してみます。
定番の手ですが、ワッシャを入れて位置を下げる手段です。
使用するワッシャは鉄製ユニクロメッキで厚みが1枚で3.2mm、外径が大きく32mmの物を1枚だけ。
スタビリンク本体のワッシャ面と同一のもので、外径が小さくならない物を選定しました。
そもそもスタビリンクのメンバー側ボルトがどうしてワッシャ入れられるくらい長くなっているか?というところですが、振動が多く入るところですから特に緩みが発生しやすい箇所なのかもしれません。
ロックナットも使われています(※)が、仮にそれが緩んでもボルトが長ければ脱落までの時間が稼げます。
とはいえ個人的には緩んでいた経験はないのですが、メーカーがボルト長を長くした上でロックナットを採用しているのであれば、対策が必要なくらいには~というところでしょう。
きっとw
※ロックナットが使われている車両と、一般的なフランジナットが使用されている車両の2種類があります
2
メンバー側、ワッシャが当たる面の確認。
純正スタビリンク…それなりにガタガタ動いてこうしてメンバーに痕が残るくらいの振動が入るわけです。
ここに追加するワッシャが小さい、薄くて強度がない、そういう物はそれこそ緩みの原因になり危ないです。
外径32mmの物を当ててみて、浮くような部分がないか良く確認しましたがビタッと面でくっついてくれます。
3
純正スタビリンクのメンバー側に当たる面の幅は写真の通りの寸法。
てか、微妙にピッタリの数字じゃあないのか…w
4
厚みはこんな感じ。
先に書いた通り、スタビの振動等が入るわけで、それに耐えうる強度が必要。
これくらいは厚みも必要ということですね。
5
追加するワッシャを入れるとこんな感じ。
これだったらサイズが大きい為、しっかり安定するでしょう。
6
メンバーに入れてみたところ。
余裕のあるサイズでしっかりスタビリンクを支えつつ、厚み分路面側へずらします。
単純に3.2mmのリンク延長に。
7
リアの車高ダウン量は、エクゼ車高調でほぼマックス上げ(アジャスターネジ山ギリギリから1回転下げ方向)なので、そもそもスタビの角度が云々~という程ではないので問題視していなかったのですが、やってみたら笑っちゃうくらい違いがありました。
単純に言うと、ここが長い方が乗り心地は良くなります。
反対に、ゆったりした動きになるのでタイトターンなどは苦手になります。
8
ワッシャを入れると良い~ではなく、単純に足の設定によりマッチしたスタビリンク長にした事での効果ですので、どれくらい延長するのが効果的か?は車両ごとに違いますので悪しからず。
ただ、少なからず先にも書いた様なワッシャの外径、厚み、強度がちゃんとあるワッシャを使うのは大事だと思います。
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