Projectμ TYPE HC-CS  

同社製B SPECからの変更になります。

かつて、初めてアクセラのブレーキパッドを交換する際、
FCでも好きだったメタル系の方がいいなということと、
今までにも使ってきた実績からプロミューのパッドラインナップから選んだのが、B SPECでした。


B SPECは純正ローター、サイズアップローターとそれぞれ合わせて
９万キロ超を走りましたが、最終的な感想として、
自分には合わないパッドでした。

パッドの材質はメタルだから、ブレーキタッチこそメタルのそれだけど、
必要な時に強い踏力に応じた制動力が出せない。
でも、メタルだからブレーキダストはガンガン出るわ、
ググゴォーといった低音の酷い鳴きと振動もゴーストップ時には常に出る。
これでは（メリットに対してのデメリットが）割りに合わない。
というのが感想です。
キャリパー、ローターで条件が変わりますから、
他の方が装着してこうなるとは限りませんが、
自分の場合はデメリットの方が常に多かった。

『スポーツ走行まで対応～』という謳い文句と、
サーキット走行可のアイコンがサイトでは表示されていますが、
個人的な感想としては、スポーティーブレーキパッドです。
値段も同社のHCシリーズと比較したら安価なので、
まぁ妥当なところなのかもしれません…



で。

今回のHC-CS。
こっちはSタイヤOKとまでアイコンが出ています。

同社HC+は過去にFCで使っているのと、
HC+よりコントロール性に優れそうなHC-CSの方が使ってみたかったので、今回はこちらに。

組んで当たりが完全についた頃からあれこれしてみましたが、
これはちゃんとしたスポーツパッドです。
スポーティーパッドじゃないｗ
踏力に応じて、ぐうううっ！！と締め上げることができる。

B SPECで出てた低音の鳴きは全く同じ系統の音ボリューム。
交換しても全く同じで、御馴染み過ぎて何とも思いませんｗ
でも、ブレーキリリースの食いつきがクッと抜ける感じがマシになってます。

ダストは…もうこの辺りのパッドで、どうのこうの言うもんじゃないですね。
この特性なら、音だの振動だのは良しとできます。


純正ほどの低速でのコントロール性はどうしてもないし、
メタルなりに初期制動はあるので、街乗りオンリーの人にはやっぱりちょっと違うかな、
とは思いますが、スポーツ走行経験者であれば問題ないでしょう。

制動力がそれなりにあるので、信号ストップ時は、
そーっと停まろうとしてやっても、カクッとはなります。
（i-DMで白が出るほどではない）
そーっとペダルリリースしていくと、ンゴゴゴゴォ～と言いながら荒めに離れる感じ。

そういったところが街乗りではちょっとだけ気を使うところもありますが、
総じて良いと言えるブレーキパッドだと思います。
それでも、求めてるものがハッキリしてる人向けかな。
やっぱりノイズもうるさいし。