新生!中国バス・井笠バスカンパニー その③
投稿日 : 2012年11月08日
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今月から来年3月までの暫定措置として従来の井笠鉄道のバス路線を運行する中国バス社内に新たに設けられた「井笠バスカンパニー」の看板が掲げられた茂平車庫の玄関。
今回は、この中で見かけたその他諸々をUPしてみる。
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三菱ふそう・エアロクイーン(P-MS729S)の廃車体。
井笠ではイレギュラーな中古購入車で、元は北陸鉄道の貸切車だった車両であるとか。
主に高速バスの予備車として使用されていた車両で、後部にトイレも設置されている。
社番はF0002となっていたが、年式は'90年式なので、社番の上2ケタは年式ではなく購入年を示していた模様。
3
川崎・キュービックボディ架装のいすゞP-LT312J・Z8506号車の廃車体。
干拓地の一角で、広大な面積を誇る茂平車庫には、使用されなくなった車両が多く集められ、倉庫代わりや部品取り車として多数存在していた。
コイツも一部の部品を剥ぎ取られており、有効に活用されていた模様だ。
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こちらも同じく川崎ボディのいすゞP-LT312Jで、Z8504号車の廃車体。
この車両は「岡22 か 2279」のナンバーをつけていたもので、比較的最近まで稼働していた模様。
しかし、廃車体まで差押対象とは…((((;゚Д゚))))
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かつて井笠鉄道のバスの中で多数を占めたいすゞK-EDM430の廃車体が1台だけ車庫の片隅に残っていた。
社番はZ8306号車で、'83年式の富士5Eボディを纏うこの車両は、現役当時「岡22 か 2277」のナンバーをつけていた。
しかし、この番号だと'85年あたりに登録されたものになる。
おそらく、新車当時は福山所属で、2年ほどで岡山ナンバーに変更されたものであろうか。
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フロント周りの部品をごっそり外され、「顔なし」状態の富士R3ボディの貸切車。
井笠鉄道は特に貸切車では富士重工ボディを好んで採用した事業者で、いすゞ、日野、ふそうの各メーカー車に富士重工ボディを架装していた。
なお、元々富士重工が指定ボディとなる日産ディーゼルは在籍していなかった。
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車庫の片隅には、バスのみならずこんな廃車体も。
E70系のカローラバンで、セダン/ハッチバックがFFのE80系に移行した後も継続生産されていたモデル。
コイツもきっと井笠鉄道の社用車として永らく活躍したものであろうか…。
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事務所玄関脇に並べてあった車輪止め。
搭載していた車両の社番が書かれているのが読み取れるが、注目すべきは一番右側。
「R-9503」と書かれているが、これは旧様式による番号である模様。
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