
今回は結構約にたつブログ書けそうですw
今回も例のごとくユーザー車検に行きました。
そこでいつものように書類手続きして検査レーンに並んで、ハンマー持った人たち(以後ハンマーおじさん)の検査を受けます。
ウインカーつけてーとかワイパー動かしてーとか、
基本的なところをチェックされます。
そのチェックの中で、車体番号のチェックとエンジン型式のチェックというのがあります。
車体番号は個体ごとに違うので、替え玉受験じゃないよね?っていうような意味合いのチェックだと思います。
次にエンジン型式のチェックの方ですが、これは個体番号とかは特になく、YD25という形式のエンジンが積まれてればOK。
つーか新車製造された時にYD25積んでるんだから今もYD25に決まってるだろうが!w
って検査受ける人も検査してる人も思ってるとポイントだと思うんですがw
(F6AをK6Aにしたりするケースもあるけどw)
そんでエンジン型式のチェックって普通数秒で終わるんですね・・。
見てるような見てないような・・・。
しかし今回、検査してくれた新人っぽい担当の人が、しばらーくエンジン型式探してるんですよ・・。
しばらくして先輩に声かけて、「エンジン型式ってこれですか?」
って聴いてました。
そして先輩もしばらく探して・・・
「ちょっと錆びてエンジン型式見えないので、磨いて後で見せください」
とのこと。
その時の本音としては、「は?いまどうせレーン並んで時間あるんだから、ちゃちゃっと磨いてちゃちゃっと見てよー!」って思いましたw
そして肝心の検査の方は無事に突破!
そっちの内容は割愛・・。(別のブログに)
あとはエンジン型式を確認するだけという軽微な任務だけです。
ちなみに軽微な検査だけで済む場合は再検査コーナーという所でちゃちゃっと検査してもらえますが、
光軸がおかしいとかブレーキだめだったとか、検査の主要項目で落ちた場合は
レーンに並び直して再受験しなければいけません。(1日3回まで)
再検査コーナーに来るのはこれで2回目。
前回は、ADバンの時に、棚や荷物を積んでいたため後部座席が展開できず。
再検査コーナーで棚と荷物を全下ろしして後部座席が展開出来ることを証明して一瞬で終わりました。
今回もエンジン形式の確認という軽微な内容なので一瞬で終わるだろうと思ってました。
とりえあず再検査コーナーで待っててと言われたので待ってることに。
あれ、でもこれ待ってるだけでいいんか?
10分経過・・。まだかな。15分経過・・。あれ、これ自分からアピールしないとだめなんか?呼ばないとだめなんか???
よくわからないので近くにいる検査員にめっちゃ視線を送りますw
でもみんなめっちゃ忙しそう!!
20分経過かな?視線を送りまくってたら、手の空いた検査員が気づいて来てくれました。
「エンジン型式の刻印が見えないので磨いてください」
(え?オレが磨くの???)(え?てかエンジン型式どこ?)
ということでたまたま積んでいたマイナスドライバーとかでカリカリしてみたんですが、絶対に無理そう。
こんなことなら道具いろいろ積んでくればよかった!
ていうかこれ道具揃っててもキツそう・・。
かなり奥まった所にあるので、手が入らないんですよ。
途中、2回くらい検査官に声をかけ、色々とアドバイスを貰います。
磨いてだめだったら、職権打刻という最終手段があるらしい。
何その限定解除みたいなちょっとかっこいいけど絶対使わない卍解みたいな四文字熟語。
「ていうかもう無理そうなんで、最初からそれお願いします!」
的なことを言ってみたんですが、ハンマーおじさん達なんか乗り気じゃない・・。
これはかなりのイレギュラーなのか?手続きとかすげー大変なのかな?めっちゃデメリットあるとか??とか思いました。
「とりあえずワイヤーブラシ買って、めっちゃ磨いてみな!」というアドバイス。
めっちゃ熟練そうなハンマーおじさんだったので黙って言うことを聴いてみることに。
近所のデカめのホームセンターに行ってワイヤーブラシを購入。
早速磨いてみます。
しかし、かなりの無理ゲー感・・・。
手が入らない・・。
刻印は削りすぎると逆に見えなくなるらしいので真鍮ブラシでやってたんですがこいつ攻撃力0
次にステンのブラシを購入。
こいつで磨き始めたんですが開始数分で先端外れて奈落の底へw
しょうがないのでもう一個買ってトライ!!!
しかしうまくイカない・・。
途中で遮熱板を外しました。これ外さないと絶対に無理っす・・。
運良く10mmの工具つんでてよかった・・・。
炎天下の中ホームセンターの駐車場で必死に磨きましたが、一向にエンジン型式見えてきません。
つーか、元々どこにあるのか片鱗すら見えない・・。YD25のYも見えないんすよw
だから磨くにも、ほんとにここであってるのか??と考えて手が進みません。
ネットで打刻位置調べてだいたいの場所はわかってるんですが。(MHOさん!ありがとうございます!10年くらい前からめっちゃ見てます!)
時計を見ると1時間半も経っていました。
これは無理や・・・。基地に戻ってリューターで磨くか!?
いや、一回陸運局にもどってアドバイスを受けよう・・。
また再検査コーナーに戻りましたが、ハンマーおじさん達みんな忙しそう。
それに結構頑張って磨きましたが、YD25のYの字すら見えない・・。
なんか検査官の裁量によるというか、うっすらとでも見えてればOKしてくれそうな
気がするんだけど、全く見えないもんwコレはだめだw
そう思って7番の相談コーナーに行きました。
そこで「磨いたんですけど全然見えなくて、そういう場合は職権打刻っていうのがあるって聴いたんですけど〜」って感じで相談。
そうすると窓口の人
「職権・・・打刻・・だと・・・・・?ゴゴゴゴゴ」
みたいな感じで乗り気じゃない。。(これは大げさだがw)
え?やっぱ職権打刻ってそんなイレギュラーなんか?めんどいんか???
メーカーとか国土交通省とか通さないといけないとか?(ガクブル)
ネットでも調べてみたけどあんまり事例が出ないw
とりあえず職権打刻マンが見るから駐車場来てとのこと。
ドキドキ・・・。
いざ駐車場で職権打刻マンがエンジン型式を見ています。
なんかパーツクリーナーとかかけたりチョーク刷り込んだりして、
一瞬でも見えればOKらしい・・・。
しばらーーーーーーーーーく見てましたが、
「ゴゴゴゴゴゴ・・・・職権打刻・・・いきましょう・・・・」
とのこと。
この時点でビビりまくる僕。
ネットで調べたところ、エンジン形式が「YD25」から「国833」とかに変わるらしいので、素人目に見てもただ事じゃない。なんじゃそりゃ!!!!!
人間で言うと戸籍の名前変わるくらいのイメージ。
絶対後で何かしらのめんどい事になる・・・。
「それって結構めんどい手続きなんですかな?それならもっと磨きまくって後日来たほうがいいですかね???」と質問。
しかし、
「いや、これかなり磨いてるからこれ以上は無理っぽい。職権打刻行った方がいいよ!」
とのこと。この人なんかすごく良さそうな感じの方だし、信用したほうが良さそう。
そして一番気になる質問・・・。
「それって今日即日・・・は出来ないですよね???」
「いや、できるよ!今日終わる!」
この回答があったので僕も快諾。
なんか良くわからないけど職権打刻の方向で進むことにしました。
その後はなんやかんやでいいように計らってくれて、
なんやかんやでいいようにしてくれたっぽいです・・・。
陸運局は9割いい人ばっかや!たまに癖強い人いるけど!!!
とりあえず思ったことは、多分結構イレギュラーっぽくて、
陸運局の中の人たちは結構嫌がってた・・というか慣れてなかった感が半端ない。
ただ、更に色々と話し聞いていくと、
1北海道は塩害が酷いのでこういう事もあるらしい。
2YD25・・というか日産は刻印が薄いのでこういうこともあるらしいw
おい!日産!!!やっぱキャラバンはだめなんか・・・トヨタのハイエースじゃなきゃだめなんか・・・・
って思ったんですが
3ハイエースもあるらしいwww
おい!トヨタw
つーかハイエースのガソリン?だか一部車種に至っては下回りに刻印があるらしく、
塩害で逝きやすいらしい・・・
まじ日産もトヨタもそんなとこに刻印しないでよ・・・って感じです。
もっと熱の被害なくて錆びにくい所とか、見えやすい所とか磨きやすい所に刻印してよ・・・
ていうか、いやがらせみたいな場所に刻印してね???
とか思うんですが、まあそんな所まで考えられてないすわな。
新しいクルマ買えってことですねw
つってもうちのかなりの高年式なんですがね・・・。
でも北海道だと僕のより高年式でも見えなくなって職権打刻するパターンもあるらしいっす・・・。なんやそれ・・・・w
そもそも、そんなんめっちゃチェックしなきゃいけないっていう制度の方がちょっと難があるきもするんですが、これはもう法律なのでしょうがないですよね。
でも検査受ける人も、検査してる人も「なんやそれ・・・・・・・」って思ってると思うw
あと詳しいことは分からないですが、
完全に見えなくなってしまうと手続きがめっちゃめんどくさいらしい???
ので僅かでも見える時に手続きしたほうがいいとかなんとかこんとか。
これエンジン型式だからまだ簡単だったけど、たぶん車体番号とかだったらもっと大変な事になるんでしょうね・・・。
キャラバンは運転席の足元に車体番号あるので錆びて見えなくなる心配はなさそうだけど。
ていうかこんなもん、
一年やそこらで劇的に錆びるもんでもないんだろうから、
今までの車検では運が良かったというか、なーなーになってただけなのかなー。
今回は運が悪かったと言うか良かったと言うか・・
という内容でしたー。
詳しくはまた追記するかも。