
本日も北九州は寒く、雪もちらほらしており、庭の木々にうっすらと白くなりつつなりつつあります。
さて今回押し入れの奥から引っ張り出した模型は、1990年頃に田宮模型から発売されていたマクラーレンMP4/5Bです。
このマシンについての紹介は、この模型の組み立て説明書に記載されていた解説を以下に・・・。
F-1レースの名門、マクラーレンチームが1990年を戦うマシンとして、開幕戦のアメリカGPにデビューさせたのがマクラーレンMP4/5Bホンダです。89年シーズン、16戦中10勝と大活躍したMP4/5を正常進化させたMP4/5Bは、空力特性のバランスに特に重点をおいて開発されたと言われます。サイドポンツーンは細く絞り込まれたノーズから、スムーズなラインでつながると共に、ラジエターへのエアインテークは縦に細長い形状。冷却気はポンツーン側面から排出され、しかも排出エアが気流の流れを乱さないように、サイドポンツーンの上部が、ラジエターにかぶさるような独特なフォルムを形作っています。そして、特に目を引くのがリアアンダーボディ。5連のトンネル形状を持ち、バットマンディフューザーと呼ばれました。これは車体下面を流れる空気を効率よく排出することによって、リアのダウンフォースを高めるためのものです。一方大型のフロントウィングがフロントのダウンフォースを確保しています。さらに、ボディ全体にエッジ部分が丸められ、空気抵抗の少ないボディ形状となっています。エンジンはもちろん、シーズン最強の呼び声も高いRA100Eと呼ばれるホンダV型10気筒。前シーズンよりいっそうのパワーアップと信頼性が備わったと言われています。6速のミッションはリアアクスルの前に横置きに搭載。スムーズなアンダーボディの形状を作り出すのに効果的な配置となっています。ドライバーは、A・セナとG・ベルガーのコンビ。開幕戦をA・セナが制したのをはじめ、モナコGP、カナダGP、ドイツGP、ベルギーGP、イタリアGPなど6勝をマーク。また、G・ベルガーもブラジルGP、サンマリノGPで手堅く2位につけるなどシーズンを通して常にレースをリード。マクラーレンMP4/5Bホンダは、コンストラクターズチャンピオンをマクラーレンチームに、そしてA・セナに2度目の世界チャンピオンの座をもたらしたのです。

大学生時代に(20年以上前)に作成したものです。さすがに経年劣化が見受けられます。

A・セナとG・ベルガー仕様の2台を作りました。よく2台も作ろうという気力があったもんだ。若いって素晴らしい。

バットマンディフューザーも再現されています。

このアングルがいいですね。このボディーカラーを赤と白の缶スプレーでマスキングして塗り分けたのが面倒だったかな・・・。

内部にはホンダV10エンジンも。

こんなのも買っていたけど使わなかったみたい・・・。
今ではここまで完成させることがなかなかありません。キットを買っても、完成後の妄想だけで終わってしまいます(笑)。その内作れるからいいかな・・・と思いながら。模型を完成させるには、若い時のような情熱や気力が必要だな・・・。
Posted at 2012/02/18 10:44:28 | |
プラモデル | クルマ