
初めての溶接w
仕事で使用している作業用ズボンで溶接していたのですが、座っていた椅子が低かったからか、靴下とズボンの裾から肌が露出していたみたいで…。
溶接しているときは気が付かなかったのですが、その後お風呂に入ったら足が赤くなりピリピリしています(^^;
これは、溶接焼け(やけど)でしょうか…(><;)
皮手袋をしていましたが、露出していた腕はなりませんでしたねー。
溶接している際の距離が近いからかしら。
もちろん、長ズボンでしたが、まさか裾が上がっていることに気が付いておらず。
さて。
長いこと放置していた(色々と準備と時間ときっかけがなかった。)のですが、やっとのことで溶接を試してみることに。
ずーっと昔に買ったスズキッドのアーキュリー100は使いませんでしたが、アーキュリー80ルナⅡと、大陸製の直流Tig(兼被覆アーク溶接)機を使ってみました。
本当は直流Tigが一番やりたかったのですが、ガスがないので基本の被覆アーク溶接から。
画像の一番右側が、練習のために最初にアークを飛ばした時のものです。
盛大にステンレス板が沿ってますけどw
被覆アーク溶接機は200Vでした。
室内コンセント(エアコン用ね。)から引っ張ってきて、モノタロウのステンレス溶接棒2.5㎜で90Aで溶接です。
要らないステンレス板(SUS430)を業者さんにもらった(1.4㎜だった)ので、溶接棒の太さと板厚があってませんが(^^;
本当なら、SUS304の板が良いんですけれどね。
でも、ほんと一番初めに棒を置いていった割りには比較的綺麗にミミズが這ってるでしょ?w
(一番右側の溶接跡ね。)
隣の板の電流値を変えたり、速度を変えたりして穴開けたのに比べればwww
もっとスパッタが多いイメージでいましたが、直流溶接機だからか花火している感じで凄く面白いですね。
板が溶け落ちる前は、溶接している音がジューって変わるので、溶接中の音が重要だとわかりました。
ただ、自動溶接面が良くなかった(電池が入りっぱなしでなくなってたからかな?)のと、視力が悪いのでなかなか溶接プールが動画で見るようには綺麗には見えませんでした。
スラグの赤いのは見えるんだけど、その脇とアークの間の溶接プールがうまく見合えません。
アークスタートは、新品棒の最初だけちょっと苦労しますが、使いかけで先端の条件が揃うと近づけるだけでアークが飛ぶのは凄い簡単。
そうじゃない場合は、大変でした。
カン!って一発当ててそのまま溶接できるのが格好良いし、変なところに傷つけなくて良いのですが、なかなかうまくいかずにブラッシングすると、今度は色々なところに電撃跡が残ってしまうし、うまくアークを持続できませんでした。
でも、後半使った半自動に比べれば、全然楽です。
一番左側の二枚突き当て溶接した焼け色が付いているのが被覆アーク溶接で、茶色く汚いのが半自動です(^^;
スパッタ防止の溶剤をトーチにつけたからかもしれませんが、まぁスラグが綺麗に落ちないこと。
(画像は途中であきらめてます。)
200Vから3kVAのトランスで落としていますが、トランスのコンセントは100Vで15Aまでなので、抑え気味につかっていたからかもしれませんけれど。
でも、1段階電流を上げてもただバチバチが強くなるだけで、うまくはできませんでした。
被覆アーク溶接と違って送りの調整ができないのが難しいです。
被覆アーク溶接は、はんだ付けのはんだ送りのような感覚でできるので、普段はんだ付けしている私からすると楽なのかな。
多分、200V機でも半自動は慣れないような気がします(^^;
被覆アーク溶接は、溶接の見た目は悪いですが、条件が揃うと溶接後に勝手にスラグがはがれてきますので、綺麗に取れるんですよね。
まあ、本当に初めての溶接ですからw
もっともっと練習しないといけないのは、もちろんのことでございますwww
要らない鉄板探してこないとですね。
今回は追加で防犯カメラを取り付けるステーが必要で、ステンレスの板の溶接の必要にかられての作業でした。
正確には、被覆アーク溶接を練習して、ステーを作ってからの半自動練習でしたが、まあ本番は色々と大変でした。
使ったのは2㎜のSUS304板と4㎜のSUS304フラットバーでしたが、もっと練習してからやるべきでしたねー。
穴は開きますし、上手くくっつかなですし、板は盛大に反りますしwww
かなり大きな穴があきましたが、アーク飛ばしては辞め、スラグが赤いうちに再度アークを飛ばしてで埋めました。
色々なところにちょこちょこスラグ巻き込みをしていますので、今後はちゃんと自動溶接面を覚えて設定もちゃんとやって、きちんと溶接プールを見たいと思います。
100V機の半自動はもう少しなれるまでに時間がかかりそうですね。
板がステンレスだからかもしれませんが、結構反ることを考えると、この手の半自動は点付けとか狭い範囲の溶接が良いのかもしれません。
鉄で厚めの板だったり、治具にがっちり固定していたら良いのかもしれませんけれど。
また今度時間が出来たら、練習してゴミを作りたいと思いますw
自動溶接面と皮手袋、作業用ズボンに作業用シャツ、後は防塵マスクは必要ですね。
髪がいつもより長くなっちゃったから、落ちないように何か被ると自動溶接面がうまく被れないw
特に、ヒュームを吸わないようにしないといけませんので、マスクは適合したマスクを使いましょう。
さすがにこの時期は暑いですけど。