2025年03月23日
やっと掛かった。
無事に?白セブン君の始動に成功しました。
疲れたわ…(^^;
掛からなかった理由は…、バッテリーでした。
使い込んだバッテリーではあったのですが、セルの回り方に問題はないと思っていたのです。
前回、燃料ポンプを止めていないことからインジェクターを疑いましたが、もう一点疑ったのがバッテリーです。
バッテリーブースター付けてセルはそこそこ回るものの、ポコポコ言わないことから、これはダメかもなんて思ってました。
新品頼んでおいてよかったわ(^^;
管理者宅で保管してあった予備バッテリー(以前、交換して保管してあったもの。)が4つも出てきたのは、ちょっとびっくり…。
自分で交換して外したバッテリーを処分せずに置いてあったということですね。
後で管理者に言って処分してもらおうと思います。
で、さすがにどれも古いバッテリーばかりなので、液面がバラバラ(xx;
ちなみに外したものも、意外とバラバラ…。
補充液がないので、どれかのバッテリーから抜いて、どれかに追加…でも良いのですが、面倒なのでやめました。
一旦、プラグが付いたまま、古いバッテリーでヒューズを抜いてクランキング。
エンジンヒューズも抜いてポンプを止めましたが、エンジンヒューズはあまり意味がなかったようです。
ていうか、いつからヒューズボックスのカバー無くなったんでしょうか…。
で、その後プラグを外してみますが…。
リア側のプラグは湿っているものの、そこまででもない。
フロント側がリーディングはそうでもないものの、トレーリングは随分とびちゃびちゃ。
ブレークリーンで落として、バーナーであぶって残分を燃やしつつ(ブレークリーンが飛んでからね。)、再度取り付けます。
今度は、ヒューズを付けて新品のバッテリー+バッテリーブースターで始動。
セルを回して、手を放すタイミングで点火した!
せっかく点火したのに、タイミングが悪く失敗してしまいました(^^;
再度、エンジンルームのヒューズを抜いてアクセルをべた踏みで新気を入れつつクランキング。
すぐにヒューズを付けて、別のブースターでクランキング。
ポコポコ言い始めて、そのうち点火するようになってきた!
しかし、セルの脈音のみが続きます。
何度かヒューズ抜いてアクセルべた踏みでクランキングしては、ヒューズを付けてクランキング。
だんだんとボッ、ボボッと点火するようになってきますが、それでも完全に始動しません。
新品バッテリーとはいえ、あんまりクランキングが長いと負担が掛かるので、どこかであきらめないといけないのですが、あきらめたくはないのよね…(^^;
何とか掛かってほしい!
と繰り返していたら、やっと掛かりました!
白煙を吐きつつ、アクセルを少し開けて完全に吐き出し終わるのを待って、アクセルを戻すと安定しました。
やっと掛かったわ。
長いこと掛からずにクランキングばかりしていたので、エキマニとタービンの間に排出されたオイル類が結構残っていたのでしょう。
タービン付近から白煙が…(^^;
そして、あの独特のレジ袋が溶けるような燃えるような臭い。
あー、なんか思い出したわ…。
白セブン君を起こすときに、長いこと放置してあったのと、買ってから寝かす前までうっすらと臭いがしていたんですよね。
どこからしていたかわからなかったんですが、これですか。
起こした時も、タービン付近から白煙がうっすらと上がっていたので、タービン交換したんです。
タービン交換した後、白煙は収まったものの少し臭いがしていたのですが、ほぼ毎日乗るうちに、無くなったので安心していたんです。
これが臭いの原因か…。
長いこと放置していたのが原因か、実はタービン付近のタービン以外からのオイル漏れか…。
普段は白煙を見たことがないので、多分かぶったりしてクランキングが長いとか、そういった場合の燃え残りがエキマニ付近やタービンとの接合部とか、そのあたりから燃えるか蒸発して臭いがしているのかもしれませんねー。
今回の反省点と、万が一次回同じことに陥ったら。
①現状付いているバッテリーは、排出専用にして状況によっては捨てること。
そこまで古くなければ、充電すること。
②必ず、新品バッテリー(+バッテリーブースター)で始動を試みること。
③排出の際は、必ず潤滑剤を用いること。
かなぁ。
多分、バッテリーが新品でないとブースター繋いでも厳しいと思います。
ほとんどセルに食われてしまうような気がしますね。
それに、一般的なブースターケーブルでもう一個中古バッテリーを繋いでも厳しいんじゃないかな。
個人的には充電してあっても、古いと厳しいですね。
一般的に売っているブースターケーブル自体がそこまで有能な気がしません。
線細いですし。
実際、トラック用として売っている奴と、自作のブースターケーブル(アーシングの20SQで作ったやつね。)だと、太さなどやかさばり具合があまり変わらないのに、差は歴然でした。
出先であるならば、誰が同クラス車の人にある程度アクセルを開けてもらって救援してもらいつつ、排出と始動を試みると良いかと思います。
出先だと潤滑ができませんが、止まってからそんなに時間が経ってないのと、救援車に助けてもらってセルがしっかりと回れば、オイルポンプも回るのでそこまで負担にはならないと思います。
完全排出までいかず多少残っていても、セルに食われないくらいしっかりと点火に電力が回れば、あれば掛かるような気がしました。
基本原則の「良い圧縮」「良い点火」「良い混合気」がきちんとバランスできれば、かぶっても復帰はできそうです。
掛かっていたエンジンであれば、良い圧縮はあるでしょうから、エアフロで良い混合気ができれば、後は良い点火ですね。
意図的に負担が掛かるような点火や、変に凝った点火装置などを使用する必要は無いような気がしますが、現状の点火装置の疲れ具合を加味する必要はあると思います。
長期間放置したエンジンでも、掛かっていたエンジンであれば、まず最初に潤滑をしっかりして、その後三要素を守って高く維持できれば復活させることはできるように思います。
今回は、潤滑剤にフリクトル2を使いました。
まあ、オイルにGRPが添加されているので、そこまで心配する必要はありませんでしたが、念のためです。
臭い的にはGRPと変わらないけれどw
その後は、今まで通りすぐにスムーズに掛かるようになりました。
このまましばらく乗らないのも良くないのでしょうけれども、今回のことで色々と方針転換を迫られましたので、少しの間休車扱いにして今後を考えていきましょうか。
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白セブン君 | 日記
Posted at
2025/03/23 17:09:00
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