
シフトレバーの下側ブッシュ。
PA11にて作成。
色々とネットの中を調べてみると、わざわざ作らなくても良さげ…。
なわけですが、まあせっかくですから作ってみました。
作らなくても、今のところ苦労せず流用できる部品があるわけですけれど、作っておくことで後々これが使える部品として代用できるのかわかるので、作ってみて損はないかなと思っております。
ことの発端は、白セブン君の修理においてのこと。
シフトレバーが1速のさらに斜め前にゲートが切られていた…ではなく、なぜかさらに斜め前にシフトレバーが入って抜けなくなるなんて症状が出てました。
最初はミッションのシフトフォークが摩耗しておかしいのかなぁ?なんて思いましたが、調べてもらうと下側ブッシュが入っていませんでした。
つーか、セブン君の時もそうだけれど、なんでこれ無くなるんでしょ?
軒並み無くなっているような気がするけれど。
記憶があいまいですが、前オーナーの時代からここの部分は特に外した記憶がありません。
セブン君はスプリングが折られていた?折れていた?ので、交換のために開けているんですけれど、白セブン君は折れてはいなかったので特に気にすることもなく。
そんなにガタガタでもなかったですし。
緊急性がこの時は高かったので、きちんとした流用部品の調査はせずに、上側ブッシュをそのままひっくり返してつけるという荒業で直してありますが、本来は流用部品で直すのが正解でしょう。
上側ブッシュは厚みがあるので、動きが渋くなりますし。
実は、画像の左側のPA11で作ったブッシュは、右側のFC純正のブッシュではなく、流用ブッシュからの採寸で作っています。
まだこの時は、流用ブッシュの新品しか手に入らなかったので。
今回、たまたまオークションに後期のシフトレバーとセットで中古が出てましたので、管理者にお願いして落札して貰いました。
やっと出てきたって感じで、下側ブッシュが欲しいだけにしては高価です。
まあ、シフトレバーごとで考えれば安いんですけれどね(^^;
入手した純正中古の下側ブッシュ(右側)を採寸して比較すると、寸法的には問題なさそうです。
上手くミッション側に入るかどうかはこれから確認ではありますけれど、純正も硬いので入るのではないかと。
流用部品からのみの採寸で終わらせておけば、余計な費用をかけずに終わるわけですけれど、でもやっぱり純正からの採寸で確からしいことは確認しておきたいのです。
今後はPA11の耐久性の確認が必要ですね。
これに伴い、色々な問題が発生し(発生させられ)、純正部品が必要になってくるわけですが、調べると軒並み生産中止っぽい匂いが…。
あれもこれも手に入らない…なんてことになっていますが、仕方がないことですね。
M4ねじが純正ではないねじが付いていて、そのまま他のM4ねじを探してつけるか連絡してくればいいのに、何を血迷ったか生産中止部品にM5のタップを開け直すというアホみたいな修理をしてくれてるので、どうしてくれようかと悩んでいます。
こういうところが素人(プロでも)整備の怖いところ。
後々のことを考えていない典型ですね。
なんでM4ねじを探さないかな。
手元になかったから(純正は生産中止だから)って、M5のタップあけるって普通ならないでしょ。
汎用ねじで同じ形状のものがあるわけで、それでなきゃ加工する前に連絡をよこせと。
何が問題なの?なんて思うようであれば、整備なんかやめた方が良いと思うよ。
あんたの趣味の車ならいくらでも加工してくれて構わないけれど、お客様の車にすることじゃない。
ねじなんていくらでも世の中にあるのだから。
整備に限らず、バイトにしたって仕事にしたって、報連相は大事。
どっかの会社みたいに上層部すっ飛ばして最悪社員が書類送検なんてされちゃうからね。
書類にしても、メールにしても、作業にしても思うことだけれど、知らない第三者や二者に対して誰でもわかる状態にしておけない人が多いよね。
自分だけわかってて文章を書いたり作業したりするものだから、何が伝えたいのか何を教えたいのがわからない。
今回の件に関しても、もともとがM4なんだからM5で開けたら知らない人からすれば"なんで?"ってなるし、わざわざここだけ違う部品を用意しなければならない。
他人の作業ややり方には文句言うくせに、自分の作業のミスにはなんら関知せず、何ならその作業ややり方がベターやベストだと勘違いしている人が多い気がするよ。
だいたいそういう人って、"なんでそうした?"って聞くとまともに答えられない。
良く分からない理由や、行き当たりばったりの理由しかないから、やった本人も何が悪いのかわかってない。
ほんと、マジでメールなんか理解するのに時間かかるんだわ。
"別件で"とか、メールの表題に無い内容を乱用するのやめて欲しいのよね。
色々と言いたいことは山ほどありますが…、話がずれました。
M5タップなんてやってくれたものだから、リコイルも使えないし奥行き的にナットリベットが使えるかどうかも微妙。
最悪は溶接して穴埋めだけれど、めんどいのが正直なところ。
そもそもM4バーリングにM5タップなんて肉残りが心配だし…。
樹脂部品混在なので、ロウ付けはできないし…。
どうしたものか…。
さて。
純正部品が手に入らないので、どうやっていろいろな部品を直していくか検討中です。
無いものは作る…ではあるので、作っていこうかとは思うのですが、やることいっぱいなのよね(^^;
そのままになっている3Dプリンタの再調整も必要ですし。
再調整はまとまった時間がないと無理なので、なかなか時間が取れずに後回しになってますけれど、もっと自由な時間が欲しいですw
バイトしないで、毎日好きなこと好きなようにやってたいなぁ…。