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立石かんなのブログ一覧

2025年01月03日 イイね!

S13ライトスイッチのスライドブロック動作チェック。

S13ライトスイッチのスライドブロック動作チェック。ライトスイッチにプロジェクター用のスライドブロックを組み上げて動作テスト。

画像は、動作テストした際のコネクタね。









さて。

寒い日が続きますが、動きが鈍くなっている今日この頃です。

あけまして、おめでとうございます。



色々と他のことをしていたりで、やっと組み上げました(^^;


まずは、スイッチの操作によってもともとの純正のプロジェクターヘッドランプ用のスライドブロックと同じ動作をすることの確認から。

S13の配線図を持っていないので、テスターでコネクタのピンをそれぞれ調べていきます。


(1)スモール点灯
画像の①と②の接点が導通することでスモール点灯になるようです。


(2)ロービーム点灯
①と②は導通状態のまま、③と⑥が導通、④と⑤が導通します。
これは、純正も3D造形品も一緒。


(3)ハイビーム点灯
①と②は導通状態のまま、及び③と⑥も導通状態、④と⑤も導通状態、そして新たに③と⑦、④と⑧が導通します。

③と⑥、④と⑤がロービーム、③と⑦、④と⑧がハイビームかな。

プロジェクターヘッドランプなので、ハイビーム点灯時はロービームも点灯します。

配線図がないからわからないけれど、なんでロービームとハイビームで配線をクロスさせたんだろ?
内部の接点的な問題なのかしら。


(4)パッシング時
点灯させてない状態からパッシング操作に入ると、(3)のハイビーム点灯時と同じ、③と⑥、④と⑤、そして③と⑦、④と⑧が導通しますので、4灯パッシングになるのかな。


(5)ハイビーム位置での消灯から点灯
点灯させてない状態でレバーを奥へいれてハイビーム位置にしたまま、ライトを点灯させると、スモール点灯からスイッチ操作は1クリックだけれど、厳密には2段階点灯するようです。

ロービームが点灯してから、ハイビームが遅れて点灯します。

わずかなタイミングのずれなので、そこまで気になりませんが、純正と3D造形品でここの操作感に若干の違和感を感じるのが正直なところ。


多分、同時点灯にすると突入電流が大きそうだから、若干ディレイさせているような気もします。
スライドブロックの形状からも、ロービームが先にスロープとなって、その後ハイビームがスロープになっています。




今回は3D造形にPA121GBのMJFを使用したので、表面がざらざらです。

そのため、グリスを塗っても確かに操作感には若干のざらざら感が残るのは仕方のないところ。

耐摩耗性がよさそうな材質、および造形可能な幅を考えた結果なのですが、操作感にざらざら感があっても、操作には問題なかったのですが…。


1点気になるのは、(5)のレバーがハイビームの位置でのライト消灯→スモールへの移行部分なんですね。

厳密にはライトスイッチをワンクリック軽く戻すと、純正でも中間に一段階クリック感があるんですね。

先ほど書いたように、ハイビームが消灯しても、ディレイでロービームが消えるせいで、このディレイの部分でクリック感があるんです。

ただし、純正のスライドブロックは表面が滑らかなので、クリック感を出しているスプリング?の力で正規の位置に収まるんです。


ところが、3D造形したものは表面にざらつき感があるため、この中間位置で止まるような弱いクリック感があるんです。

確実にカチッとクリック感があるまで戻せば問題とはならないのですが、軽く戻そうとすると若干引っ掛かりを感じます(^^;


もっとも、ハイビームを点灯したまま、スモールに移行するといった操作を行うこと自体が稀といえば稀なので、あまり問題にならないかもしれません。

純正でも若干感じる部分ではあるので、仕方がないことかもしれませんが、なんか気になります。


もちろん、ロービームからスモール移行では起きませんので、そこまで気にならないよという方には良いかもしれません。


他に耐摩耗性のある素材があるかどうか微妙なところですが、もう少し他の素材も考えてみるか、研磨を試みてみる必要がありそうです。
Posted at 2025/01/03 23:10:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自由気ままに物づくり | 日記
2024年12月31日 イイね!

年末なのに。

年末なのに。平常運転でございます(^^;











よくよく考えてみたら…、今年はまともに旋盤回す機会がありませんでした…。

爪は作って、ショートボスを削るためにチャックに取り付けたまではやったのですが、いきなり削るのは…とか思ってほかのことをしていたら、もう年末でしたw



行動が自由気まますぎですね(^^;




さて。

年末に出来上がってきたS13シルビアのライトスイッチに使用するプロジェクターヘッドランプ用のスライドブロックが画像のものです。

PA12GBで造形しました。


まだ、スイッチ本体に組み込んでないので、明日はFCのワイパースイッチなどを動作確認してから組み込んでみたいと思います。


そこそこ再現はできたので、うまく動くかどうかですね。


本当はS13シルビアの配線図があると良いのですが、さすがにオークションの著作権無視した大量コピーを買う気にはならないので正規のものを探していますが、なかなかよさげなものがありません。

あれって、S13とPS13でライトスイッチ自体は同じなのかな?

であれば、前期であるS13の配線図でも良いのかもしれません。


今年は旋盤は使いませんでしたが、ちょいちょい色んなものを結局作ってしまいました。

売れないものを作ってもしょうがないのですが、来年はもうちょっとセーブして(本当か?w)やっていこうと思います。


来年は、セブン君のエンジンくらいは掛けてあげないとね。


まずは、収入を増やすことからはじめないと…。
Posted at 2024/12/31 19:32:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自由気ままに物づくり | 日記
2024年11月13日 イイね!

ドアストライカー取付リブについて

ドアストライカー取付リブについて画像のやつね。










今日、お昼くらいに管理者から連絡が来て、「運営から材質の取り下げ依頼が来たから、取り下げたよ。」と。


管理者管理なので、私が直接把握しているわけではないのですが、画像の取付リブにおいて、一部の材質で複数のクレームが来ているとのこと…。



もともと、私としては素材的にはステンレスかアルミを想定していました。

当時、材料の値段が安かったこともあり、お手頃な価格で入手出来ていたので。


もちろん、業務用プリンタの精度誤差を考慮して、ガイドライン通りに作ったのですが、後々素材の値段が上がったので、必ず接着することを前提にナイロン系を追加したのです。


で、今回問題になったのは、PA12ガラスファイバーでした。


PA12はナイロンです。

このナイロンに、ガラスファイバーを混ぜ込んだもので、ナイロンの柔らかさとガラスファイバーの強度が合わさったものですね。



試作するにあたり、ステンレスとPA11を使用しました。

PA11もナイロンで、PA11とPA12の違いはメチレン基が一つ違うだけ。


試作したものは、実際にストライカーに取り付けて確認済です。



PA12GBとは、PA12にガラスビーズを混入させたもので、意図としてはガラスファイバーと同じような目的ですね。

PA12GBは実際に装着された方(想定していないFDだけど。)がいるので、取付には問題がなかったのだと思います。



ちなみに、寸法取りはFCのストライカーからです。

FC用として作ったので。




今回、クレームの内容までは来ていない(管理者にも来ていない)ので、どういったクレームなのかは把握していませんが、あるとすればストライカーに嵌めるときに千切れた…くらいでしょうか?

接着することが前提なのは、説明書きもされているので、接着しなくてとか、接着不良でドアロックと一緒に回っちゃって千切れちゃったは、ちょっと論外だと思うので。


もともと、私個人的には樹脂系を追加したくはなかったのですが、管理者からの提案で追加されていました。

逆に金属系は、ストライカーに押し込まないといけないのですが、実際に現状使っていますが、特に問題は起きていません。


ストライカーの頭は、若干ストライカーの直径より太いんです。

そのため、ステンレスとかアルミだと最初入らないのですが、ぐっと軽く押し込むと入るんです。

PA11やPA12,PA12GBだと撓むので、普通にすっと入るんです。

PA12GFも撓むはずなので、挿入に苦労するとは思えないのですが…。





PA11やPA12,PA12GBと同じ、PA12GFで問題が起きたとすると、同じ素材なのに?と思ったのですが…。

実は、使っているプリンタに違いがあります。


私が良く使うナイロン系というと、PA11,PA12,PA12GBはMJF(マルチ・ジェット・フュージョン)というもの。


HPが作っている業務用3Dプリンタですね。


詳細な解説はこちら


簡単に言うと、インクジェットプリンタですね。



で、それに対してPA12GFは、SLS方式の3D造形です。

詳しくはこちら

レーザーによる方式です。



MJFではクレームが来ていないので、SLS方式で3D造形する際に、同じ性質の素材でも何らかの違いがあったのかもしれません。


設計ガイドライン的には大きな違いはなく、どちらも寸法上はガイドラインに合わせてあるのですが、先ほども可能性として書いたように、両サイドのリブをつなげるブリッジが千切れちゃったのかもしれません。





本当はね、あそこのブリッジは当初もっと幅と厚みを持たせたかったんです。

前のブログに失敗した画像があるかと思うのですが、ドア側のロック側付近の構造に当たらないようにするとなると、ぎりぎりまでブリッジを細くしないといけません。

ナイロン系で作るとブリッジがふにゃとなるので、そうすると接着で強固に付けることが必須になるのです。(リブ自体はふにゃっとはしないけど。)

特に、この時確実に脱脂してナイロン系対応の接着剤じゃないと強固にはくっつかないので、そこは対応してほしいところ。



クレームの詳細がわかりませんが、3Dプリントの方式の違いによって、同じナイロン系の素材でも性質に違いが出てしまったのかもしれません。


MJFとSLSには若干の違いがあって、SLSは若干反りとか異方性があるようなので、寸法的にマイナスになったところがあるか、歪になってしまったかが考えられるところでしょうか。



特に、SLS方式の方が安価だったので、購入された方が多かったのかもしれませんし…。



というわけで、SLS方式によるナイロン系素材は取り下げになりました。



今後は、他のものもSLS方式は避けようかな…。
Posted at 2024/11/13 21:51:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自由気ままに物づくり | 日記
2024年11月05日 イイね!

スマホホルダー用のボールジョイント

スマホホルダー用のボールジョイント以前の改良版です。












以前、家庭用の3Dプリンタで作ったもので試していたのですが、素材の問題で簡単に割れてしまったので、今度は比較的割れにくいナイロン系の素材で作ってみたもの。


前回作ったものは、取り付けた後に持ち上げないとエアコンルーバーが取付できませんでしたが、今回両面テープを使うことも考えて、取付後にエアコンルーバーを取付できるようにショート加工しました。


両面テープを先に張り付けておいて、台紙を折り曲げて剥がせるようにしつつ、センターパネルに挟み込みます。

そして、両面テープの台紙を剥がすと。



それが、画像の状態。



ボールジョイントのボール径は17㎜なので、市販品のスマホホルダーが使えます。



私が使っているのは、セイワのWA99ね。



普通に使う分には問題ないとは思いますが、重めのスマホとか、炎天下の中でスマホを取り付けたまま放置すると、熱でセンターパネルがゆがむかもしれません(^^;


まあ、炎天下の中にスマホを放置するのがかなりヤバいとは思いますが…。

爆発したり、発火するかもしれんし、それはセンターパネル云々以前の問題ですね。



出来上がったものは管理者に渡しましたので、それでも良いよ、試してみたいよという方はどうぞ。
Posted at 2024/11/05 23:02:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自由気ままに物づくり | 日記
2024年11月04日 イイね!

フロントサイドマーカー・クリア

フロントサイドマーカー・クリア純正との比較。












先日買った補聴器ですが、親に送ったところ多少慣れは必要なものの、聞きやすくなったとのことでした。




えーっと、中古部品などを管理者が放出しておりますが、余裕はないものの、ちょっとだけ予算ができた?ので、サイドマーカーのクリアを作ってみることに。




画像は、一番上が純正のサイドマーカー。

真ん中が、純正のフラットサイドマーカー。

そして、一番下が3D造形したフラットサイドマーカーのクリア。



一応、純正風にチェッカリングしてありますが、こうやってみると、もうちょっとセンスがあっても良いと思う(^^;

自分のセンスのなさが出ていますね。



実は、真ん中のフラットサイドマーカーだけ、なぜか湾曲しています。

これは、経年変化なのかな?


純正のマーカーは下端(この場合のね。ケース側に接触する部分。)はフラットなんですが、なぜかフラットサイドマーカーだけ湾曲しているんですよね。



一瞬、寸法間違えたかな??と焦りましたが、純正がフラットなので大丈夫でしょう。



以前、ラ☆キさんに言われて、放置?していたのですが(^^;

その理由は、やはり紫外線などで黄ばんでくるんです。(茶色くなるといった方が正解かな?)


その問題をクリアできないと、作ったはいいもののすぐにダメになってしまいます。



で、どうしようか放置してました(^^;
(作っても、すぐに無駄になってしまうので。)



それで、今回試しにUVクリアを吹いてみようかと思います。



実は、このクリアレジン以外に、耐候性レジンが追加されたのも、試しに作ってみるきっかけになったのもあります。


高いけれど(><;



UVカットできるクリアを吹けば、少しは長く持つんじゃないのかなぁ…なんて思います。


もしくは、黄ばみを見越してスモークにしてしまうのもありかもしれませんね。

スモークであれば、多少黄ばんでもそこまで気にならないと思いますので。


純正は右左で型が分かれていますが、今回作ったのはそこまで再現し忘れたので、左右とも同じものです。(出来上がってから、再現してないことに気が付きました。)

センターから左右上下対称なので、どっちでも使えるはずw





ちなみに、最近よくヤフオクとかでクリアサイドマーカーだったり、前期のフロントクリアレンズだったり、ハイマウントのクリアとか出てますが、個人的にはあまりお勧めはしないです。


なんか寸足らずだったり、すぐ黄ばんだり、チェッカリングがダレてたりするので…。


以前、買ったとこがありますが、微妙に寸足らずで結局使えませんでした。

こういうのって評価には出てこないのよね…。



作っておいていうのもなんですが、やっぱり純正が一番ですよw
Posted at 2024/11/04 20:48:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自由気ままに物づくり | 日記

プロフィール

「今度は、お金かけないとアイデアのパクリはできないでしょ。」
何シテル?   07/17 03:35
復活しました。 立石かんなですw 基本的には、ネットの中にのみ存在します。 たまにあっちへふらふら、こっちへふらふらしていますが、見つけても暖かい...
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