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立石かんなのブログ一覧

2024年05月26日 イイね!

ミッションマウントブッシュの圧入

ミッションマウントブッシュの圧入ちょっとだけ修正を加えようかな。












さて。

本来ならば、先週に引き続き廃タイヤ処分をする予定でしたが…、体調が少し悪くというか、体調は悪くないのですが、肋間神経痛になったみたいで右半身が表面だけ痛いので、動きづらいためやめました(^^;


ちょいちょい皮膚の表面を触るとビリビリするなんてことが昔からあったのですが、一時的なものでそこまで強くなかったので、なんとも思ってなかったんですね。

ところが、先々週、先週と廃タイヤの取り外しで無理をしたのか、背中とか動かすと痛いものの、それよりもビリビリ感が強くなってしまったので、服が当たるたびに痛くて痛くてという感じです。

何もしていれば痛くないのと、別に押しても痛くはないのです。

でも、触れるという行為だけは非常に痛いという状況。



でも、何もしないのも問題なので、以前作ってあったミッションマウントブッシュを綺麗にした中古のミッションマウントに圧入してみました。

画像が圧入後のもの。

ウレタンブッシュのものね。


意外とすんなりと組めたのですが、センターのカラーの寸法を少し変更しないといけなさそうなので、新たに発注して再度入れ替えたいと思います。


ブッシュの厚みを潰れ具合を考慮して厚くしたのですが、そこまでする必要は無かったかもしれません。



もともと、前期のミッションマウントを手に入れてから圧入しようと思ったのですが、なかなか中古は出回らないことと、別の用事で資金を捻出しないといけないので、これは管理者行きにしたいと思います。

もう一つのゴムブッシュの方も、カラーを作り直したら、中古のマウントに圧入して出しましょうかね。


ちなみに、なぜか中古の後期ミッションマウントがあと2つあります(^^;

全部で4つあるということですね。


前期のミッションマウントが違うことに気が付いておらずに、程度の良さそうなものや価格の安いものを入手したのだと思うのですが…。

比較していないので、前期に使えるのかどうかわかりませんw

多分、サイドのマウント2つの取付間隔が異なりそうなので、多分付かないとは思うのですが…。


中古のミッションマウントは、一つはセンターブッシュが生きていそうですが、もう一つは完全にちぎれてカラーだけ抜けましたw

生きている方も、ゴム自体は古いので、そのうちちぎれるとは思いますので、もしかしたら追加でブッシュを作って圧入するかもしれません。

あっても私的には前期に使えないと意味ないですし…。



今回も作って圧入してみて多少異なるところがありました。

性能には全く影響しないところなんですが、へーそうなってるんだぁなんて思う事もあります。


どこかから、前期のミッションマウント出てこないかしら…。
Posted at 2024/05/26 17:20:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のデキゴト | 日記
2024年05月18日 イイね!

廃タイヤ処分。 ~手動のタイヤチェンジャーを試す~

作業自体が大変すぎたので、写真は無しで(^^;



ずーっと倉庫に保管してあったR32GTS-t typeM?の純正ホイールのネオバAD07名ですが、もういい加減処分しないと場所を取るので、とりあえずタイヤだけ処分することに。




長い事放置していたのには、理由がありまして…。

以前は、タイヤがパンクした場合の応急予備セットとして使用していたんです。


もちろん、使用するにしてもタイヤ屋さんまでとか、パンク修理の間にカーポート内で履いておく用です。



でも、今はそのままタイヤをパンク修理してしまう(出かけ先は無理だけど、バイト先には修理キットを置いてあり修理可能)ので、特段予備セットを使うことが無くなってしまいました。


今は試しに履いている謎の大陸製タイヤですが、大手企業が取り扱っているだけあって、変な駄目になり方をせず普通に使えてます。

硬すぎとか、柔らかすぎとか、雨の日滑りすぎとか、ひび割れすぐしたとか、まったくないので、ちょっとびっくりしてますけれど。




タイヤ屋さんか、整備士さんのところに持って行って外して貰えば良いのですが、工賃もそうですが、持って行くのが面倒くさい(^^;

4本が楽に入るのであれば良いですけれど、快適なのは2本までw
代車のハイゼット君やアルト君なら4本載せても快適ではありますが…。


往復するのが面倒ですから、試しに手動のタイヤチェンジャーとビード落とし(なぜ別なのかは後でw)で作業し、廃タイヤだけ処分してもらう事に。




この暑い中作業してましたが、実は一回失敗しているんですよねー。



本来、手動のタイヤチェンジャーはアンカーボルトでコンクリート留めしないといけないんです。

でも、そのような都合の良い場所がなかったので、プラパレットの上に固定したんですね。

廃パレットを引き取りに行くのがめんどいので、新品の再生プラパレット買いましたけどw


外注さんでステンレス板をカットして貰って、プラパレットに土台として固定。

そこにタイヤチェンジャーを固定してという感じです。



タイヤの脱着くらいだったら、大丈夫です。

でも、タイヤチェンジャーについているビード落としを使おうとすると…、パレットがもげますwww

ビードが簡単に落ちてくれる柔らかいタイヤなら大丈夫かもしれませんが、ネオバは丈夫過ぎました(^^;



で、仕方がないので、別でビード落としを購入してビードを落としてから、チェンジャーで外していきます。



多少コツはいりますが、倍力レンチ使用なので簡単と言えば簡単です。

ただ、普通のチェンジャー(タイヤ屋さんとかが使っている奴ね。)に比べれば、ビードを掛けるのがちょっと大変かも。

やり方が悪いのもありますが、マウントヘッドの部分がぐらぐらと動くので、内側のビードにタイヤレバーを引っ掛けて起こすのがちょっと手間かな。


ビードヘルパーもあると便利ですね。




炎天下の中、ヒーヒー言いながらタイヤ外してましたw


外したタイヤは、所在地の指定紹介店に持ち込んで処分です。



私は出来合いの手動式タイヤチェンジャー(倍力レンチ仕様になってるもの)を買いましたけれど、ある程度お値段しますね。

あると便利なのは…。

①バランスとか特に気にしなくても大丈夫な感じの人。
②廃タイヤ外すだけの人。
③時間単価が作業工賃より安い人w
④ネット通販で買ったタイヤを付けたい人。

かな。

多分、タイヤを外すよりも、つける方が楽だと思いますので、極端にバランスが崩れなければ、そこまで気にしないとか…、高速乗るわけでもなく、ちょっとお買い物に使うとかの人で、自分でやりたい人は良いかもしれません。


逆に、お薦めしないのは…。

①良いホイール履いてる人w
②良いタイヤを履かせて、飛ばす人とか、タイム云々とか言う人。
③現状履いているタイヤを交換したい人。
④時間単価が作業工賃より高い人や、楽したい人。

かしら。



私自身も、もし外したホイールに新しいタイヤを付けるのであれば、持ち込みでつけてくれるところにお願いすると思います。
(今の謎の大陸製ホイールは持ち込み店で交換してもらいました。)

外して付けるの考えると、時間単価が安い人とか、時間が余っている人は良いけれど、そうでないなら、わざわざ炎天下にやることでもないし、お店でアイスコーヒーでも飲みながら待ってた方が良いですね(^^


緊急的にタイヤ交換しないといけない(たとえば、スローパンクしてるけど、どうしても次の日に車を使うとか)なら、あって便利だとは思います。

あとは、軽自動車で純正ホイールや中古ホイールだったら、自分でやるかな。





ちなみに、外したネオバですが、中からゴムみたいな、ちっさいベアリング状になったものがちょろっと出てきましたw

新品で付けたもので、チェンジャーで取り付けているのですが、調べるとタイヤの保護剤が徐々に固まって延々と転がされることで出来るようですね。







さて。

三台目のガンメタセブン君が履いていたワタナベの15インチも後々外して処分しないと…。
Posted at 2024/05/18 17:06:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のデキゴト | 日記
2024年04月03日 イイね!

高っ!!

あまりにも高額でびっくりしている立石かんなでございます…。






情報の価値についてのお話です。




さて。

人が手に入れることが出来る情報というのは様々なものがありますが、タダ同然のチラシの裏なものから、ひょっとしたら高額な金銭を伴って入手できるちょっとした怪しいものまで様々です。



皆さんの身近なものでいえば、例えば日経電子版とかダイヤモンドオンラインとか、登録なしで読める記事から、無料登録すれば読める記事、有料会員登録しないと読めない記事等々があります。


それぞれ、ほとんどPRのような提灯記事から、お金を掛けた分だけちょっとだけ知ることのできた記事まで多々あると思います。




まあ、その情報にどれだけ資金をつぎ込んで手に入れるかは、その情報を知りたい人次第なところではありますが、一方で有料の有益なものをコピーして違法に販売して利益を得るといった不届き者がいるのも、この世の中のゴミなところでもあります。




さて。

バイトの休憩時間にスマホを見ていたところ、とあるところの記事が目に入りました。

ZC33Sのスイフトスポーツに関する記事です。


この、とあるところの記事は、だいたいは途中まで読ませておいて、その後有料記事になるというものであり、もっと知りたい人は課金してねってことなんでしょう。

個人的にはこういった場合、課金してまで読まずにバックするわけですが…。


今回は、その金額の高さにあまりのもびっくりしました(^^;

5,000円弱の金額を払わないと続きが読めません(><;



いったい、誰がこの続きを読むのでしょう?

スイフト乗りなら気になっちゃうのかな?



まあ、御自身の記事に5,000円弱という金額設定をするのは自由ですし、その記事が読みたくて5,000円弱の金額を払うのもまた自由ではあります。



ただ、文章の流れからすれば、だいたい読まなくてもわかりそうな感じもします(あくまでもイメージでね。)から、深追いする必要は個人的には無いかな?なんて思ったりしますが、もちろんその読みが外れたりもしますから、一概に課金しないことが正解とも言えません。

ただ、私の中ではある程度続きの部分を想像しているので、私の中では課金しないことが正解ではあります。


まあ、どこの記事でも基本的には課金はしませんけどw



では、逆に書く立場、発信する立場で考えるとどうでしょう?

もし、本当に有益な情報であれば…、多分「情報を出さない」というのが正解ではないでしょうか?
特にその分野の人が有益だと思う事は、ある意味仕事上のメリットになるわけで、そんな情報をたかだか5,000円程度で公開するか?という疑問も残ります。

そういう意味では、本当に価値のある情報というのは、よほどのことがない限りでないし、お金を払っても出てこないということでもあります。


例をあげると、最近流行っている仮想通貨等の儲かる系の話なんかが良い例ですね。

金融商品取引法でしたか?で、一時期よりは儲けられますなんてのは抜け道的に避けるようになりましたが、こんなものがありますよ、私もやってるんですよ的な紹介という名目で、どれくらい資産が増える見込みのあるんじゃないでしょうか的な。

結構、若い人や情弱的な人、気の弱い断れない人がハマって詐欺に引っ掛かるようです。


だって、本当に儲かる話なら、誰にも言わんでしょ?w

という考えが抜けてしまっていますね。


ちょっと話はずれますが、こういった簡単に楽して儲かりそうだよ的な話の流れを断ち切る良い例を御紹介しますと…。

ありがちなのは、利息的な考えに変換するとありえないくらいの率になりますよね。

一般的には、マイナス金利を脱しても、預金でだいたい0.02%程度、最近は国債でも0.2%くらいかな?
海外で数%、企業の社債であっても数%ですね。

一番リスクの高い、南アで7%程度、トルコリラで40%です。


一般的な証券会社が扱うリスクの高いもので、トルコリラの年率40%ですから、仮想通貨系の下手すると100%超えそうな話なんてのはまずありえないわけです。

国として経済が不安定、デフォルトリスクを抱えて、それでも国が何とか成り立つのがトルコリラでも40%ですから、何の信頼もないものが100%を超えたり、それに近い利回りを得るなんてのはあり得ない話。

国際的なリスクを考えれば、アルゼンチンのようにデフォルトされるリスクもあるわけで、それでも40%です。



これは、一例でしかありませんが、本当にその情報にお金を掛ける価値があるのかどうかを問われる内容だと思います。







立ち返って、どこかの誰かが書いたものに5,000円弱の価値があるのか?

本当にその分だけの価値があるのか?というところをいったん立ち止まって考えてみたり、調べてみたりする必要はあるかと思います。

記事が途中まで読めるということは、ネット検索ができるわけで、ちょっと立ち止まって検索をしてみるとか、似たような情報が無いのか?とか、ワードや話の内容的に考えられるものは?とかとか。

もちろん、最初に書きましたが、課金することが悪いことでも、課金設定をすることが悪いことでもありませんし、課金して情報を得るのが駄目というわけでもありません。

しかし、盲目的に課金してまうのは、おそらくはその後に得た情報を上手くいかせないような気もします。



いやほんと、本当に必要な情報とか有益な情報って出てこないのよ…。
課金で済むような情報って、出しても問題無いような情報程度のものなのよ…。

なので、最初ボケーっと見た時は、また課金やってるよって思った程度なのですが、5,000円弱って見てびっくりしました。

つい、高っ!って声出ちゃいましたもん。





これに限らず、良く有料限定記事とか、サブスク限定とか、メンシプ限定とかとか、お友達限定(もそうかな?)とかがありますけれど、個人的にはもしそれをするならば、記事でなく身内会話で済ませれば良いのでは?と思いますし、有料にするくらい価値があるなら書かなきゃ良くね?って思うのですよ。

まあ、さすがに日経さんとか、本業に書かなきゃ良くね?とは言いませんけれど(^^;

ただ、本業が儲かってないのか忙しくないのかわかりませんが、ちょっとねぇ…とは思います。
だって、集客目的ならいらんやん。
それとも、ディスってるから相手に見られたくないとか?

んでも、それならディスらなきゃ良くね?、身内の立ち話か来客時の話題にでもしときゃ良くね?って思うんです。

何か問題点でもあって、それを広めるのが目的ならば、有料にする必要もないですし。




課金させて読ませるということは、読まれても良い内容だという事であり、読まれたところで全く困らないということです。

あなたなら、どういう情報を出しますか?w
5,000円弱の価値に合う情報でしょうか?

もしかしたら、5,000円だけ課金されて、あとは瞬く間に話が広がり何の価値もなくなってしまうかもしれませんよ?
後は、情弱と言われてしまう人たちが喰いつくのをひたすら待つような状態のところに、本当に価値に見合う内容を書くことができるでしょうか?


課金する前に、一歩立ち止まって考えてみたり、調べてみたりする方が良いかもしれません。
Posted at 2024/04/03 23:04:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日々のデキゴト | 日記
2024年03月28日 イイね!

万年筆の魅力

万年筆の魅力今まで知らなかった世界。














お別れの季節に書く手紙。

色々と思いを込め、そして思考を巡らせて言葉を選ぶ。

単なる伝える文章ではなく、言葉を紡ぐことで記憶に残るように。



そして、できれば内容だけでなく、物にもこだわりたいとも思うのです。

贈り物として…。




さて。

そんなことを考えながら、どうしようかなぁなんて。

単なる便箋にボールペンで書くのも…。


と、ふと思いついた万年筆。



万年筆って使ったことなかったんですよね。

今って、だいたいボールペンでしょ?


書類にしても何にしてもだいたいはボールペン。

で、ボールペンてものによっては滑らかに書けるので、いつもだいたいボールペン。

普段使いはパイロットの2+1エボルトか、2+1レグノかしら。




で、思いついた万年筆と言えば、なぜかパイロットではなくセーラーなんですけれどね(^^;




万年筆と言えば、セーラー。

で、色々と見てみると、様々な色のインクに、様々な種類の万年筆。



今までボールペンて赤か黒か、青か緑か。


でも、万年筆だとかなりの種類があって、お好みで選べるのね(^^;




色々と見ていて最初に良いなぁと思ったのが、セーラーの四季織シリーズの月夜の水面の霜夜。

四季織のインクはこんな感じ



普段、万年筆使ってないとだいたいは黒って思っていたのですが、この色が良いかな?
普段使いするにも、良いかな?って。





特にこのインクの名前の付け方と、そして色のバランス。

とても感性を刺激され、そして名前と色とその説明に非常にゾワゾワと脳に影響を与えるのです。

説明が難しく、語彙力がない感じになってしまいますが、これはヤバいとw




普段モノづくりをしている感覚(理論的というか物理的というか。)と違って、曲作りとか詩を作るとかと言ったような普段使わない感覚とそっくりで、まるで和歌のように情景や感情、言葉の意味が、ぎゅっと色々なものが詰め込まれていつつも、それがすっとイメージできるようなこの感じを名前と色で表現できるのが凄いですよね。

単なる色の名前ではなく、似たような色であっても、確かにこの色の情景が思い浮かぶのです。





で、とうとう万年筆とインク沼にハマるんですね(^^;





お金ないとか言ってませんでしたっけ?(><;

そう、お金が無いのに、この色の魅力にハマってしまうんです。

魔力よね…。





結果、普段使いも時には万年筆に変わるという…。

なんか、時にはあれ?って思わせるような自己満足と言いますか、自慢したいじゃない?w

気分やその時の季節とかとかで、こだわって色を変えてみるのも良いなぁと思ってみたり。



高い万年筆はいくらでもありますし、装飾にこだわるのもありかもしれませんが、そうではない画像のような安いものでも楽しめるのが良いところですよね。

インクに合わせて購入した手前の2本(霜夜と夜長)。

インクの色を魅せる透明なプロフィットJr. 透明感の奥3本(黒と山鳥、桜森)。



一番好きなのは、やっぱり山鳥かしら。

濃淡で色が変わったりするのも魅力ですかね。

もちろん他の色も好きなので、その時々で使い分けることで、特別な手紙などであっても、普段のなんてことない書類であっても、ちょっと楽しめてしまうところが良いところ。(もちろん、書類として問題ないものでね。)



ただ、なんとなく最初は書き心地に違和感がありました。

ボールペンの滑らかさに比べると、サラサラとした引っ掛かりが…ん?って思うこともありましたが…。

でも、それも一つの特徴だと思えば、今は全く違和感が無くなりました。





ボールペンに比べてメンテナンスとか、インクの充填とか面倒な部分もありますが、ちょっとした毎日を楽しんでみてはいかがでしょうか?

お気に入りのインクカラーと、そのカラーの物語がまた違った世界を魅せてくれるかもしれません。
Posted at 2024/03/29 00:09:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のデキゴト | 日記
2024年03月21日 イイね!

定期メンテナンスの重要性 ~予防交換(予防保全)という考え方~

定期メンテナンスの重要性 ~予防交換(予防保全)という考え方~保管するときに埃など入らないように、キャップを作成。

黒い奴ね。










たまたま、ネットの記事で読んだのですが…。

エレベーターの部品の保証期間が10年だから機械を交換したいと申し出たら、止まったら修理すればいいから、今はそのままでと言ったんだとか。

結局、修理せずとも今でも問題なく動いているから、ほれみろ直さんで良いじゃないかと。


これで、お金を浮かせてやったみたいな。




と、どこかの誰かが書いていました。

なんでも、こんなことに予算を回す必要は無いんだとか。





正直、記事にしてまでするようなことではないし、結果論で動いているというだけの話で、非常に恐ろしいと思うところです。

定期メンテナンスの重要性、保証期間の重要性が疎かになっている一例でしょう。



いや、止まっても困らないものなら良いのですよ。

でも、エレベーターでしょう?

人が乗るんですよね??

単に動かなくなっただけなら良いでしょうよ。

人載せたまま途中階で止まって閉じ込められたり、万が一ワイヤーが切れて落下した際に、フェイルセーフのブレーキが利かなくなってしまったら…。

どこまでの部品が対象だったかはわかりませんが、人命にかかわるところでの対応を疎かにするのは、正直いただけません。


個人の車好きがメンテナンスしてるんじゃないんだからさー。


個人の車好きのメンテナンスだって、1t近い鉄の塊がある程度のスピードで走るのですから、メンテナンス間隔に程度の違いはあれど、定期メンテナンスや予防交換という概念は必ず必要になります。


車に無頓着な人が、オイル交換してないとか、オイルが減ってるのも気が付かないとか、ブレーキパッドが減りすぎてるとか、冷却水がほぼからっぽで走っているとか、動かなくなってから良いじゃないか?と言っているのと同じようなもんですよ、エレベーターの件は。


もちろん、極端な話かもしれませんが、でもだいたいの人が乗るもの(自分以外)の場合は、すべて定期メンテナンスや予防交換があります。

皆さんが乗っている鉄道でも、きちんとした検査がありメンテナンスがあり、予防交換があります。

もちろん、車両故障がないわけではありませんが、それでもマニュアルからの逸脱や自然災害でもない限りは大きな問題にはなってはいないはずです。


問題がないものを取り外し、検査し、整備して戻す。
何日かに1回、一通りの動作確認を行う。

距離、もしくは時間によって区切りをつけて壊れていなくても交換する。


大事故や人命にかかわるところであれば、必ず行っているはずです。

定期メンテナンスは、問題がないものを問題がないということを確認する作業でもあります。

動いるからって、問題が無いと言い切れるのか?

問題が無いことを確認できたから、動くということは言えるとは思いますが…。





これが難しくなるのが設備側で、例えばトンネルのコンクリート剥離や架線柱の老朽化による傾斜等ですね。

定期点検を行っていて問題が発見されない場合でも、老朽化によって起きてしまいます。


メーカーが保証期間を決めるのは、儲けたいから保証期間を決めると思われがちですが。

大多数は問題が起きてからでは遅いので、そうならないように保証期間を決めていると思います。

普通に考えて、動かなくなる以上の保証期間は設けないでしょうよ。

保証期間を過ぎても動いてるのが普通だと思いますけれどね。

じゃないと、会社潰れてしまいます(^^;


それを、動いているから良いじゃないかというのは、ちょっと話が違うように思います。



なんだろうね。

タイヤがすり減ってスリップサイン出ていて、ほぼほぼ溝が無くなっていてもパンクしてないんだから良いんじゃないか?と言われている気分です。

そんなんで、本当に止まれるんかいな?と。




世の中の人命にかかわるシステムにおいて、当たり前の機能が当たり前に動くのは、定期メンテナンスや予防交換(予防保全)があるからです。

また、それに合わせて一昔前からシステムに冗長性を持たせていますね。


問題のないシステムが問題なく動くように、問題のないうちに対処する。

動いているから良いじゃないか的な結果論で判断するのは非常に危ういと思いますし、それが当たり前にならないように願うばかりです。

単なる貧乏根性は、自慢にもお手本にもライフハックにもならないですし。
Posted at 2024/03/21 22:35:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のデキゴト | 日記

プロフィール

「運転席側窓ガラスが、すごい勢いで落ちた(TT レギュレーターのギアが壊れたのか、空回りで上がらない…。」
何シテル?   09/09 08:50
復活しました。 立石かんなですw 基本的には、ネットの中にのみ存在します。 たまにあっちへふらふら、こっちへふらふらしていますが、見つけても暖かい...
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