
S13シルビアのプロジェクターヘッドランプ用のライトスイッチのスライドブロック。
キーボードが壊れたおかげで、101キーボードになってしまったおかげで、入力がしづらいです(^^;
今まで106キーボードのショートタイプを使っていたんですが、改修作業等で持ち出していたので、さすがにボロく壊れてしまったので、Amazonで安いキーボードを買ったんです。
そしたら、101キーボードでした(^^;
全角/半角は慣れないわ…、バックスペースの隣がホームキーで、消そうと一文字消そうと思ったら、前へ戻ってしまって消せないわ…。
いつも使っているロジクールのキーボードにすればよかったかな。
さて。
FCにしか乗っていないのに、なぜかS13シルビアのライトスイッチを漁っている今日この頃です。
とある動画にて、角目とプロ目のライトスイッチの違いは、スイッチ内のスライドブロックの違いだとか。
で、角目のスイッチの新品は出るようですが、プロ目のスイッチは出ないとのこと。
てか、ホンダとなんかくっついちゃったら、それこそゴソッと辞めちゃうんじゃないかなんて思っちゃいますけれどね…。
で、もともとプロ目のスライドブロック(スライドスイッチ)を持っていれば良いのですが、そうでないと新品スイッチは角目しかない…というわけで、スライドブロックを作れば良いんじゃね?と思ったので、手に入れた次第です。
3D造形だと素材選定が難しそうですが、とりあえずはいつものナイロン系(耐摩耗性が良さそうなので)を選んで外注さんで作ってもらっています。
プリンタの特性上、表面がざらつくのですが、それがグリス塗布でどこまで影響なく使えるかというところでしょうか。
で、角目とプロ目と何が違うのかと言いますと、なんでも角目はハイ点灯時にローは消灯するようですが、プロ目はハイ点灯時にローが点灯したままなんだそうです。
二つの中古スイッチなどを手に入れてみて確認すると、意外と簡単そうですごいことやってるなぁと思いました。
画像は、プロ目のスライドブロックです。
ちょっと文字がちっちゃいけれど…。
このブロックの裏側に爪があり、ライトスイッチのノブの爪に引っ掛かっています。
FCだと無縁なところですね(^^;
ノブの回転に合わせて、先端の爪が首を振ります。
首を振った時に、このスライドブロックの爪がそれに合わせて左右にスライドするようになっています。
ちょうど、画像の左側の裏側に爪があります。
①ロービーム用のON,OFFライン
②スモール用のON,OFFライン
③ハイビーム用のON,OFFライン
①②それぞれ山と谷がありますが、③には谷がありません。
山がスイッチOFF、谷がスイッチONです。
スイッチの接点裏の突起を山で押し上げておいて、谷に突起を落とすことで接点のばね力で接触させる構造のようです。
この方法だと、ばね力が落ちてくると接触不良になりそうだけど…。
日中走行が多い場合は、ばね力でOFF、突起で押し上げてONの方がよさそうに思いますが、きっと何らかの理由があってのことでしょう。
①②③ともOFF時には画像下の山の上にいて、スモール点灯で②のみ山から谷へ移ります。
で、ロービーム点灯で①も谷へ落ちますね。
ハイビームはずーっと山が続いていますが、操作レバーを奥へ押し込むと⑤の谷へハイビームの突起が落ちるので、ハイビームが点灯するのです。
このスライドブロックはプロ目用なので、ハイビーム点灯時でもロービームは⑦の谷へ移りますので、点灯したままです。
④はロービーム点灯時に、レバーをパッシング位置に引いてハイビームにした状態です。
対向車が来そうだけれど、一時的にハイビームにしたいなんて時にやるわけですが、ハイビームの突起は④のようにブロックを飛び越えて崖から飛び降りるようですw
レバーにはスプリングで戻そうとする力が働いているのと、崖から飛び降りるとはいえ、ブロックの角は面取りされていますから、レバーを戻せば山に戻ってくることができますね。
ライト消灯時(スイッチOFF時)も同様で、パッシングは崖から飛び降りて戻ってくる状態です。
何が凄いって、直線構成で前後移動か左右移動かだけのスライドブロックだと思ってたんですが、そうではなく前後左右に動く平面構成のスライドブロックでかつ、パッシング位置については、そもそもブロック飛び越えてるっていう…。
この手のスイッチを作っている人とか分解している人からすれば、当たり前な構成かもしれませんが、FCみたいな回転かレバー引くかみたいなのからすると…へぇと思うわけです。
ちなみに、角目の場合は⑦と⑥の部分に山があり、ハイビーム点灯時とパッシング位置の時は、ロービームは点灯しないようになっていそうです…。
(角目の画像と新品スイッチでの判断で、まだ手元に分解用の中古スイッチが届いていない。)
じゃあ、角目のスライドブロックを加工すれば良いんじゃ…なんて思っても、谷は削れてもスロープの加工はなかなか難しいんじゃなかろうかと思います。
S13を所有していないのでスイッチの接点ON,OFFでしかわかりませんが、ロービーム点灯時にパッシングすると、ロービームは消灯するんでしょうか?
スイッチの接点ON,OFFだと微妙なところで、レバーを引き切るとロービーム側がOFFするんですが、中途半端に引くと両方ONしてそうです。
もし、角目がパッシング時にロービームOFFならば、他人とは違ってパッシング時だけロービームONなんてスライドブロックを作るのも面白いかもしれません。
個人的には、パッシング時はロービームが点いていた方が好きなのでw
①の右隣のスロープまでを狭くすると4灯でパッシングもできそう。
(スイッチの接点ON,OFFだけだと、ロービームは谷に落ちてなさそう。)
まあ、規定を読んでいないので、もしかしたらダメな設定かもしれませんが(^^;
それにしても、良くあの狭いスペースでこの機構で、スライドブロック外まで使うという発想になったなぁと大変勉強になりました。
材質はナイロンかしら?
硬めの材質で、耐摩耗性もよさそう。
週明けにはスライドブロックが出来上がってくるはずですので、出来上がってきたら動作確認してみたいと思います。