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立石かんなのブログ一覧

2019年11月24日 イイね!

何をもってダメなのか? ~提灯記事なのか、本気なのか~

何をもってダメなのか? ~提灯記事なのか、本気なのか~ちょっとOAタップを分解したところ。


わからない人はしないようにw








さて。

世の中には、ブログも含めてたくさん記事がありますね。

手軽に簡単に調べ物をしたい!となったら、ネットサーフィンするのが今や最優先になっているかと思います。

ネットサーフィンと今言うのか知らんけどw



でも、皆さんもご存じのように、意外と嘘が書いてあったり、思い込みが書いてあったり、趣味過ぎた書き方されてたりで、どれが一体正解なのか?

実は、正解も糞もわからなくて、へーって信じてしまっていたりとか。





たまたま、ネットを見ていたら…。

OAタップの記事があったんですね。

どれにしようかなーって悩んで探していたわけですが…。


そこには、カシメてあるOAタップが良い!はんだ付けされているのは良くない!と。

理由が書かれていて…。

はんだは銅よりも電気抵抗が高くて、240℃以上で溶け始めるため、電力配線にはなるべく使わないほうがいい。

金属部の接合にはんだを使うのは簡単かつ接触不良を低減できる手段だけど、大電力を使った場合、過熱によってはんだが溶け落ち、周辺の部品と接触してショートするなどの原因となる。

はんだを使わない製品では、ネジ留めや圧着による接合方法が採用されています。


とか。(言葉遣いは少し私が変えました。)




えっ!?

1500WまでOKって書いてあるじゃない!

じゃあ、はんだ使っているのは内部で溶けて危ないんだ!



と、知らない人なら思うと思います。

普通ね。



でも、金属って電気抵抗率が10nΩmとか、100nΩm程度と言われていますから…、相当小さいですよね。

富士通の技報かな?によれば、共晶はんだの抵抗率は15μΩcmとなっています。
m換算すると、150nΩmかな。

例えば、1mで1㎡のはんだだとすれば、150nΩですね。

では、はんだ付け幅5㎜として、はんだ付けしたものを1.5㎟とすると…。

抵抗値としては、0.5mΩでしょうか。


1500W定格まで使うとすると、15A流れますから…。

単純に計算すれば、0.1125Wとなります。
(実際には交流ですからインピーダンスですが、上記は抵抗値のみで計算しています。)


まあ、ロスするのはするのですが、240℃まで上がるのか?

う~ん(^^;


もちろん、無理に定格以上の電流を流したり、はんだクラックなどがあれば別ですが、まあさすがにしょぼい粗悪製品でなければ起きないでしょう。



もしですよ?

0.1W程度で共晶はんだを溶かすようなあっちっちになるようだとすると、表面実装抵抗器なんか使えないわけで…。
(実装して動かしたそばからはんだ溶けちゃうし。)


それに、はんだがそこまで熱くなったとすれば、周りの銅線も熱くなっているわけで、被覆がとろけてしまってもおかしくはないですね。



そもそもが製品として成り立たないわけですが、さすがにメーカーも馬鹿じゃありませんw



ゴッドはんだとか、はんだマスターとか自分で言っちゃってる時点でどうかと思いますが(^^;



ただし…。

これは、引き伸ばして使った場合であって、束ねておいたりすると放熱が悪くなるため、定格いっぱいで使うと電線側で溶ける可能性はあります。
(それでも、はんだは溶けないと思います。)

まあ、温かくはなるでしょうから、できれば定格の半分までで使ったほうが安心は安心ですね。


もちろん、画像のOAタップはエレコム製ではんだ付けですが、まあ普通に定格まで使っても壊れないでしょうし、はんだ部は熱くもならないでしょうね。

(ちなみに、画像部はカシメ後にはんだになっているようですが、これは無理に引っ張られた際の引き抜き防止が考えられます。)


まあ、世の中の専門家と謡うきちんとした肩書のない人の書く記事なんてそんなもんです。

(一部、大学教授の肩書を持ちながら、機能美について変なこと言っている人がいるけれどねw)


写真のエレコムのOAタップは、そんな問題よりも大きな致命的なミスをしているんですけれどねーw
NとLが同じだからよいものの、実はNとLを分けられるようにも樹脂型がなっています。

でも…、外皮の金型間違ってるんだなぁw



NとLを区別して揃えようとすると、一部のコンセントだけひっくり返るのよねwww


もし、同じ金型のコンセントで区別したシリーズ出してて、レビューしている人がNとLがとか言って機器の動きが良くなったとか、音が良くなったとか言ってたら笑っちゃうけれど(^^;



あくまでも参考ですよ、ネットの記事は。

見分けるには、記事に書かれていることが各物理法則に従うかどうかです。

?と思ったら、調べてみるとことですね。


計算等間違っていたら、御指摘をどうぞ。
Posted at 2019/11/24 17:25:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 電気のはなし | 日記
2019年08月11日 イイね!

シールドって???

なんか…、どうなんだろうねぇ、それなりのものを作るのに、その資金を得るのがオカルトって…。





ずーっと、見もしなかったのですが、たまたま気になったブログがあったので、久しぶりに見ちゃいました。



あんだけ、騒いでおきながら、結局そこ?って思ってしまう今日この頃。


また一つ、メーカーに再生産をしない口実を一つ作ってしまったね。

それと同時に、まあ、やり方的にはそこまで悪くないかなぁとも思います。


結局、アダプタかますんじゃんってのは、初期投資云々からすれば妥当な判断とは思いますが…。

まあ、豪語してたほどではないですが。



さて。

今日は、N国党の立花孝志さんの喋りを想像してお読みください。


えー、本日は令和元年8月11日の、そろそろ22時になろうとしているところです。

○○○をぶっ壊~す!w



何かをシールドしたい場合…。

電気的磁気的には、色々な方法があると思います。


まず、電界をシールドしたい場合。

導電性のある金属の密閉された容器がありますね。

外に電界が存在しても、金属で密閉されていれば金属は同電位となるため、容器の中には外部の電界は入ってきません。

まあ、密閉したら中身は何もできなくなりますがw

この場合、中に入るものが電界や帯電していないことが条件です。


また、その金属をGNDに落とすこともしますね。

外部に帯電したものがあっても、GNDに落ちていれば影響は受けません。


逆に、内部に帯電したものがあっても、外殻の金属がGNDに落ちていれば、外部には影響を及ぼしません。


静電遮蔽というものです。



磁気の場合は、透磁率の非常に高い物質で包むことで、内部に磁気を及ぼさない方法があります。

磁気を、透磁率の高いもので吸収してしまう方法ですね。
(ただし、飽和してしまうので限りはありますが…。)



電磁波となると…、下記のような国内よりも海外に販売を優先するメーカーのホームページに対策が載っていたりします。

https://www.murata.com/ja-jp/products/emc/emifil/knowhow/basic/chapter04-p1



さて。

どこかで有名なサイクロンアースとかいうオカルトチックなアース線があるとか。

なんでも、"太さからわかる通り、2種類の静電容量を持ちます"とか。



ん!?

両端に丸端子付けてるのに、2種類の静電容量を持つって意味わかる?

私、意味わかんない。

ずーっと、電気の仕事するけれど、言ってる意味わかんない。


静電容量って、コンデンサなどの電荷を貯めるものにしか使わないのだけれどね。

みんなも習ったでしょ?
二枚の電極板で構成されたコンデンサの静電容量Cが、

C=ε×S/d

の公式であらわされ、ε(誘電率)とS(電極面積)に比例し、d(電極板の距離)に半比例するって。



二本の編組線の両端に丸端子付けたら、もはや二枚の電極板(コンデンサ)ではないよねw

絶縁されてないもんwww



https://www.murata.com/ja-jp/products/emiconfun/capacitor/2013/05/14/en-20130514-p1



それに、ダイナモのノイズを拾わないように、シールドケーブルで対策とかって言って、"オーディオテクニカ等のRCAケーブルでも採用される耐ノイズ性の高い構造を持った古河電工製のケーブルです。"とか言っているけれど。


これが、一番お腹抱えて笑いが止まらなくなってしまいましたwww


まあ、興味があれば良く写真を見てみると良いよ!w



あれ、本気で言ってるんだろうかw

マジで、本気で言ってるんだろうかwwwwww




じゃあ、本来のRCAケーブルはこちらから、見てね。

http://www.oyaide.com/diy/pg399.html

秋葉原で有名な電線屋さんのページ。


RCAケーブルってのは、シールド線と信号線は分離されてるのよ。

さっきの非○民メーカーのリンクにあるように、信号線を覆うようにGNDに落としたシールドケーブルが必要ってことですね。

RCAケーブルで採用されるのは、"信号線""シールド線""分離"されているケーブルです。


ツイストペアのLANケーブルなんかもシールドタイプは信号線とシールド線と分離されていて、シールドはコネクタ外側の金属外殻に接続されます。


じゃないと、シールドの意味ないからね(^^;





で、みんな写真見てみた?

20sqか22sq位の電線で、表層の線だけ錫メッキだか銀メッキだかかけてるケーブルになってるよね?

あれ?シールドケーブルじゃないの?って思った人、残念w


良く見てみてみるとわかると思うんだけれど、間違いが二つ。


一つは、内部の銅線と表層の錫メッキ線が電気的に分離されていないこと。

もう一つは、もし分離されているのであれば、そのまま両端に丸端子圧着だと意味がないこと。



これ、わかるかしら?w


本来、あの太さの電線はまあ一般的にはパワー系に使うケーブルだと思うんだけれど、まず内部と外部で分離されていないとすれば、丸端子圧着すると導通する部分は同じなので、ノイズシールドの意味ないよねw

で、もし万が一、間に透明なフィルムが入っていて分離されていたとすれば、丸端子をそのまま圧着すると、一番外側の表層の錫メッキ線にしか流れないため、アースという意味では電線の断面積を無駄遣いしていることと、こちらもシールドの意味がないことがわかるはず。

だって、内部の銅線使ってないんだからwww



さらには、片端の丸端子圧着は錫メッキ線として、もう片端の丸端子圧着を銅線だとすると、間にコンデンサを入れたことにしかならないから、そもそもアースにすらならないし。



そもそも、どちらも錫メッキの編組線に丸端子を圧着しただけで、それについてあまり意味はないわけで、単にアース線が純正のボロボロから新しくなったってだけの話。



さも、特殊かの様に、二種類の金属でできていますって書いてあるけれど、そりゃ銅と錫で出来てるんだから、普通にそうでしょうよw

丸端子にしたって、配線にしたって銅に錫メッキかけてるんだから当たり前でしょうよ。



言葉を知らない人からすれば、ちょっと小難しいといいますか、物理っぽい言葉で静電容量とかシールドとか、さも凄いことやわかったようなことが書いてあるけれど、普通に考えておかしいでしょw


Hi-speed ROMの時もそうだけれど、言ってる説明と中身が伴ってないよね。

あれから、全然反論無いけれどねw



このアース信用する人って、どういう構造なのかしら?

まあ、出来合いで買ってポンと付ければ済むでしょうから、手間を考えると安いと思うのかもしれませんけれど。

ぶっちゃけ、電気的にはなんの御利益もないと言って過言ではない、ただのアースケーブルですね。



ダイナモノイズって言いますけれど、じゃあそこに刺さってるセンシングケーブルはコネクタ根元までシールドされてなくていいんですか?って話。

だって、めちゃめちゃ近傍に刺さってるでしょうが。

それも、普通の自動車用電線で。

バッテリーセンシングの端子あるでしょう?
アースのノイズが駄目なら、バッテリーセンシングの電圧なんてノイズでガラガラ変わると思うんですけれどねー。


そうならないのは、そもそもアース線にノイズがっていうレベルでないと思うのよね。

まあ、ケーブルがあれでは…(^^;



それぞれの言葉を調べてみましょうね、それがどういう意味を持つのか。


○○○をぶっ壊~す!w
Posted at 2019/08/11 22:01:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 電気のはなし | 日記
2017年02月04日 イイね!

プラグコードと抵抗値

昔から、純正のプラグコードを使うように言われている場合がありますよね。

過去、ナイトスポーツさんのBBSでも話にもありましたし、いろいろなところで情報として出ています。



なんで?

どうして?


なんとなく、低抵抗コードよりも純正コードの方が良いと思っていましたが、抵抗値が少ないというのは通常は悪者にはなりません。

ただ、ダンピング抵抗というものもあり、いろいろと考えるのですが、いまいちこれという解が思いつきませんでした。


プラグコードの取り付け位置指定については、電磁誘導があるために位置を守らないと隣のプラグコードに乗ることになります。

プラスマイナスの電流が寄り添って打ち消すのなら良いのですが、行と帰りでルートが違う場合は電磁誘導が起こりやすいのです。

もちろん、NGKのコードなどは外へ磁界をなるべく放出しないように、巻き線にしてコアに磁気抵抗の低い材質を使っています。
(ということは、低抵抗だけれど巻き線なのでコイルとなり、スパークから電流は過渡的には流れにくくなるインピーダンスが高い状態。)



低抵抗コードでコードの配列を近接して行った場合、スパークさせたプラグコードが隣のプラグコードにのって、最悪は隣のプラグに誤点火なんてこともあるかもしれません。





たまたま今、セブン君ではなく台車のアルト君に乗っていますが、これが曲者でアルト君から降りるたびにバチバチと静電気が飛ぶのです。

どうにかならないものかと、バイトで履いている静電靴に目が留まりました。


あれは、ある程度の抵抗値を持った導電性の靴になります。


抵抗値0じゃないんだよね。

静電気を逃がすのだから、抵抗値0が良いのでは?と思うのですが、それでは帯電した場合にはショックを受けて、抵抗値が高すぎる場合には放電時間が長くなると…。
ショックを受けずに速やかに放電させて逃がすのが静電気対策なんだそうです。


帯電していたものが抵抗値が高くなると放電時間が長くなる?


どこかで聞いたような…、とネットを見ながらふと思うわけです。




そうか…。

ここで説明のつく式が浮かびます。


「導体断面積を単位時間に通過した電荷量が電流である。」と。


I=q/tという式です。



チャージされたコンデンサや電磁誘導されたコイルは磁気的に電荷を蓄えられます。

プラグの場合は、コイルの一次側から二次側に電磁誘導でチャージされプラグの両極の間の絶縁破壊でスパークします。



簡単には二次側コイルが供給源であり、プラグコード、スパークプラグ、が直列回路となります。



これらの構成物の中でプラグコードのみ低抵抗になった場合、コイルに蓄えられる電荷(磁気)は同じ、スパークプラグのギャップも同じとなり、異なるのはプラグコードの抵抗値です。


電流はI=q/tであり、蓄えられている電荷は同じなので、V=RIとすれば抵抗値が大きければ電流は流れにくくなり徐々に電流値は少なくなってきます。

電流流れる→コイルの電圧下がる→下がった分だけ電流流れる→さらにコイルの電圧下がる→さらに下がった分だけ電流流れる→繰り返し。
Rがふえるとこの繰り返し時間が長くなります。


絶縁破壊を起こすまでは、電流が流れないためプラグギャップにコイルで発生する電圧がかかりますが、絶縁破壊を起こすとプラグコードの抵抗値と絶縁破壊した抵抗値、プラグの抵抗値の直列抵抗です。


Iが変わると、蓄えられているqが同じとすれば、変化するのはtです。


コンデンサの方が考えやすいかもしれません。


抵抗値が低ければ、V=RIにより抵抗値が高ければ電流が少なくなります。
電流が少なくなれば、I=q/tであって蓄えられている電荷が同じならばtが長くなります。

コンデンサをバシッと短絡してすぐに放電を終わらせるか、抵抗器を繋げてしばらく放電させておくかのような感じです。



ただし、例えばプラグコードの抵抗値が半分になったとしても、実際の放電時間が短ければその差分はわかりにくいものとなりますし、プラグコードの抵抗値分だけ放電時は分圧されるので抵抗値が高いとプラグ間の電圧は下がることになります。(実際には絶縁破壊していれば、ほぼショート状態でしょうが…。)


理屈上は、抵抗値が高ければ放電時間が長くなるようです。


バチバチ飛ばして痛くなるのが嫌で調べていて、ふと気が付きました。
Posted at 2017/02/04 01:35:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 電気のはなし | 日記
2012年09月08日 イイね!

ふぅ。。。進化の過程についていけてない。

ふぅ。。。進化の過程についていけてない。アルミのロウ付けにチャレンジ予定w











というわけで、こんばんは。
立石かんなです。


ここ一週間くらいは、バイト先でのチョンボのリカバリーで44ピンQFPからジャンパーを飛ばす(38本も!)のに神経を使ったので、お疲れ気味です。

それに、ここのところわけのわからんPVの伸び方や、足跡が付いていたりしているので。。。

そんな頻繁に覗きに来ても、良いことないですよw

揚げ足取るつもりか知らんけれどwww

そんな易々と書くわけないじゃないw


さて、いつも水温センサーはアッパーホースから取っていたのだけれど、サーモカバーから取りたいなーなんて思っていて本日道具を買い集めてきました。


アルミのロウ付けにチャレンジです。


ロウ付けもやったことないのに?

いきなり難易度の高いアルミで??


まあ、まずは知り合いの整備士さんのところから、アルミのエンジン部品を貰ってきて試してからですね。




で、昨日と本日は某半導体会社のセミナーに参加してきました。


マイコンやら周りのデバイスやら。。。な半導体製品の使い方というか、さわりをね。



ほとんど、マイコン関係は触ってない私ですので、せいぜいPICとかZ80のアセンブラがぎりぎりできるかできないかというところでして(汗)


気が向いたときに、H8のボードの電源を入れてみて。。。みたいな感じなわけですが。。。



今回は、まあ色々なマイコンの電源を入れたり。。。サンプルプログラムを組んでコンパイルしてみたり。。。



二日間ぶっ通しで受けてきた(さわりだけね。)わけですが、昔と比べて。。。敷居は確かに下がってます!

えー、こんなに難しいんじゃ。。。って感じだったわけですが。。。


いまや、スマポンでプログラムが組めちゃう時代らしいですねw



いやー、凄い。


また、今まで職人的というか、試行錯誤と経験がものを言うアナログ回路やアナログ製品が、いまやFPGAみたいな感覚(もっと楽!)で色々とできちゃうのも凄いところ。


外付けの抵抗器を特性に合わせてとっかえひっかえみたいなことをしなくても、PC上で設定すれば任意の抵抗値が選べて、そのときのゲインまでわかっちゃうっていう。。。




うーん、いままではとっつきにくくて、計測器とにらめっこしながら試行錯誤だったわけですが。。。

最終的な実機確認は必要とはいえ、そこまでの負担が減らせちゃうところはすばらしい!w




といいこと尽くめ?なわけですが。。。



欠点ももちろんあって。。。





あまりのも多品種の多機能化と、専用化が進んでしまって。。。

かつその進化も早い!


まあ、昔からそうなのでしょうけれど。。。きっとちゃんとわかってるのは開発者だけ?みたいな感じで。

そのーなんというか、開発者のこうしたかったとか、こういう風になっているとかってのが、きっとくみ上げるまでにはもう次の製品が出ちゃっててついていけない気がします(汗)

便利なんだけれど、その辺がねーみたいな。


二日間のセミナーで新たな興味が沸いたのも事実ですが、進化の過程についていけてないのも事実でして。。。



きっと覚えるには時間が掛かるだろうなーって。



一生懸命勉強しないといけませんねー。

幸いにもちょっと興味のあった評価ボードを無償でもらえたので、時間を作って遊んでみたいと思いますw













そうそう、東京の都会(都内)に出たわけですが、オフィス街にちょこんとストリップ劇場があったのは意外でしたw

サラリーマンが昼休みとかの休憩時間に逝き抜き?wに入るのかしら?www
Posted at 2012/09/08 22:17:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | 電気のはなし | 日記
2012年08月05日 イイね!

発電機の容量アップと電圧を上げることとは違うのです。

ブラックオルタの謳い文句で『負荷が掛からなくなり、電圧を上げられる。』との御指摘がありましたので、ここでひとつ。







まず、通常のオルタであれば、14.2V~14.7V近辺でレギュレーターが作動し一定電圧にします。

ACデルコだと、15.5Vまで故障診断の時に許容していますが。。。
あまりバッテリーにとってよろしくありません。



レギュレーターの意味は、バッテリーに掛かる電圧を一定にすることです。
もち、電気負荷にも。



さて、高負荷になってくると通常電圧が下がってきますね。
特に、アイドリングで放置してライトだとかエアコンだとか入れるとね。


一つ前のブログでの高負荷というのは、下記のような組み合わせです。

ライトON+デフォッガー作動+ブロワー全開+電動ファン強制駆動


セブン君はエアコンが壊れているので、電動ファンを強制駆動です。



この状態で、FD純正オルタ(とはいえ、メーカーズの自称150Aオルタ?)では、12.6V~12.8Vでした。

低いですか?



バッテリーが12Vですから、まだ充電方向ですね。




オルタの回転数が同じであれば、発電量は同じです。
通常であれば、負荷に引っ張られて若干回転数が落ちると思いますが。。。

発電量が同じということは、送り込む電流量が同じです。


軽負荷の時には、オルタの発電量があまりすぎるため、レギュレーターで14.2V以上(セブン君の場合。)は出ないようになっています。

高負荷をかけると、電流量は同じで負荷が大きくなるので、単純に電圧は下がりますよね。



このとき、純正オルタであれば、問題ないレベルで電圧降下が起こるはずです。






さて、ブラックオルタの謳い文句は、『負荷を減らして電圧を上げる』だったようです。



この状態から、じゃあどうすればよいのか?



単純に発電量(電流量)を増やせば良いのです。

そうすれば、オルタの回転は軽くなり、電圧は上がります。




そうなるはずなのね。





前にも書きましたが、お手元にマブチモーターでも何でも良いのでご用意を。


まずは、端子を開放したまま手でまわしてください。

軽くまわると思います。



さて、そこで端子に負荷を繋げたり。。。端子を短絡してみてください。

負荷が増えると重くなると思います。



もちろん、大き目のモーターにすれば、同じ負荷でまわしやすくなると思います。








でも。。。

今回のブラックオルタの試験では、高負荷の同じ条件で電圧はバッテリー電圧ぎりぎりでした。


純正よりも発電量が少ないですね。





じゃあ、今回のブラックオルタはどうしているのか?


上記のように純正よりも発電量が少ないような感じで。。。電圧を上げるには?






単純にレギュレーターの電圧を上げているだけに見えますね。


14.7Vでレギュレートされる状態のものを15.3Vとかにしている感じです。



発電量(電流量)を増やさずに、電圧だけ上げてあるような感じです。






こうすると。。。

確かに『負荷が減って電圧が上がる。』ように見えるんです。




同じ負荷でオルタネーターが電圧をレギュレートしているような状況下では、レギュレーターの設定で電圧が決まります。

そりゃそうですよね。
レギュレーターがそう設定されていれば。



ところが、負荷が掛かると一気に落ちる。

発電量が増えていないのに、見せ掛けだけレギュレーターの電圧を上げているため、同じ回転数でレギュレーターが動作しない領域(レギュレーターの設定された電圧に達しないとき。)ではどんと電圧が落ちているような感じです。




そりゃ、増速してレギュレーターがレギュレートする電圧まで達すれば見かけ上発電量は増えているように見えますし。。。

しかし、発電量を上げているものと単にレギュレーターの電圧を上げている状況では根本から違うのです。




さらに困ったことに、レギュレーターの電圧を上げてしまうと。。。

高回転や走行中軽負荷になると、バッテリーが過充電のままが続くことになります。



そうなると。。。やったー発電量が増えたーって喜んでいると。。。あとで痛い目にあいます。







なので。。。


重要なのは、レギュレーターの動作電圧が14.2~14.7V近辺でかつ高負荷時に電圧が下がらないことなのです。


電圧があがるとかあげるとかではなく、下がらないことです。



それができるのは、上記電圧でレギュレートするレギュレーターと容量の増えたオルタです。








今回のオルタに関しては、レギュレーターを交換してみるとわかるはずです。








まあ、アイドル高負荷で電圧が下がりすぎる時点で問題だとは思いますが(^^;




なので、発電容量アップというのとレギュレーターの電圧を上げるということは違うことなのです。


レギュレーターの電圧をあげるというのは、見かけ上の話です。
Posted at 2012/08/05 21:49:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | 電気のはなし | 日記

プロフィール

「部品単品で設定があれば、デンソー品番で部品屋さん(部販ではなく、なんとか部品というような名前のお店)注文が可能ですが、純正部品からデンソー品番を引っ張ろうとするとちょっと大変ですね。」
何シテル?   06/13 15:06
復活しました。 立石かんなですw 基本的には、ネットの中にのみ存在します。 たまにあっちへふらふら、こっちへふらふらしていますが、見つけても暖かい...
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