
「答えは必ずある」という、マツダの人見さんの本を途中まで読んだ私、『立石かんな』でございます。
まあ、とにかくよくある電気自動車叩きから始まる本です。
ちょっと、変な難癖もありますが…。
電気自動車が1回の充電で200㌔走るとして、30㌔/Lのガソリン車なら約7L。
タンクが7Lで満タンになる車と考えると、不安で仕方がないとか…。
いやいや(^^;
その理論おかしいだろ?w
200㌔走るんだから、別に7Lで不安になる必要ないでしょ。
だって1Lで30㌔も走るんですよ?
7LタンクのFCなら確実に「アホやろ?」となるけれど、200㌔走れば街乗り自動車と考えれば別に何ら問題ないと思うんですけれどねー。
そもそも、ガソリン車と電気自動車は別物と考えないと。
それに…、この本に限って言うならば、「できない」とは言わないと言いながら、電気自動車は全力で否定するという矛盾。
まあ、本の構成上仕方がないのかもしれませんが、「できない」とだけ言わないだけではダメなんですよ。
仕事をするにも何をするにもそうですが、出来ない理由を考えたり口に出したりするのではなく、出来る理由を考えたり口に出したりすることです。
電気自動車がダメって否定していること自体にもう矛盾が生まれるんです。
さすがに理由づけとはいえ、さすがにこれは辞めて欲しかったなと。
しょっぱなから読む気を半分なくしたのが、正直なところです。
マツダってこんなもんだったの?って。
まあ、あくまでも私の個人的な感想ですけれどね。
いくらSKYCTIVが良くったって、こういったことがダメでは良さも半減するような気がします。
充電に時間がかかるっていうけど、別に買い物行くときに行った先で充電するだけじゃないでしょ?
24時間走りっぱなしなわけでも、運転しっぱなしでもないし。
寝てる間に充電すれば良いじゃない?
電力のピークは生活の流れで決まっていて、負荷平準化することが電力の課題であり、SMESだったりキャパシタだったり開発するわけです。
発電機のレスポンスは良くないですから、極端にピークがあってもよくないですし、空回しで燃料食ってもよくありませんし。
そもそも、じゃあ充電がどれだけかぶんのよ?
誰もかれも、空っぽから充電するわけじゃないでしょ。
そんなぎりぎりで使ってるの?
スマホやらなんやら、バッテリー機器を身の回りでふんだんに使っていてそれぞれ考えて使っているのに、なんで電気自動車だけ特別?
とかとか、電気やってると思うわけです。
つーか、200km走れなくて困るような使い方は普段しないと思うし、どんだけの人が200kmで困ってるのよ?って気もするし。
そんだけ1日走らなきゃ、別に充電に時間がかかるわけでもなく、もちろん電池の特性にもよるだろうけれど、継ぎ足し継ぎ足しでも別に困らないんじゃ?とも思うし。
継ぎ足ししていたら、短期間で壊れましたってスマホ見たことないし。
充電スタンドがーっていうけれど、それなりに需要が見込めれば、別に自家発おけば良いだけの話でしょ。
だって、燃料はそこにあるんだしw
燃料があって発電できれば、熱回収もできるし。
電力会社以外で自前の発電所持ってる会社はあるわけだし。
なんかこう、料理とか無駄なくとか使うのに、どうしてそれ以外の部分ではそれができないのかいつも不思議でしょうがないですねー。
もちろん、法律だったりなんだったりの規制があるでしょうから、それを変えることも必要ですけれどねー。
この本を読んでいると、逆に見れば良い意味で技術屋さんがそのまま書いたなーって感じもします。
本としての体裁というか、本らしくない本というか。
まんま本を書く人が書いた本ではないという感じ。
技術屋さんは癖のある人が多いですから、それをまんま表したような感じですかね。
というか、前置きが長くなってしまいましたorz
どうも、セブン君の調子が良く無く感じるのです。
先日の高速燃費は良さげだけれど、なんでプラグが真っ黒け?というのが気になり、まあ毎日通勤で貸してもらいながら、傾向を見ているわけですが…。
そんな中で思い立ち、BACVなんかを清掃済みのものと交換してみようかと考えたわけです。
で、ガスケットを入手しようとすると…前期は入手不可。
後期のガスケットは入手可能だけれど、写真のように形状が異なります。
出口が四角じゃないのよね。
なんでFD用流用しないの?と思うかもしれませんが、ソレノイドの駆動方法及びソレノイドのインピーダンス等々わからないので、マッチングしなかったときにECU等を壊したくないというのが正直なところ。
余計な要素を増やして、迷宮入りしても嫌だし。
水温補正があるのに、水温の影響がない状態のソレノイドというのもねー。
で。
サージ側の穴とBACVの穴が○なのに、間に挟むガスケットが四角というのもなんか変だし、ガスケットで隔壁を作ることになるし、微妙に邪魔。
つーか、サージの穴を○のままにするんだったら、後期のBACVも○にすればよかったのに。
というわけで、なんとなく気に入らないので汎用ガスケットで作り直しました。
写真を撮った角度が良くなかったのか歪に見えますが、うまく作れました。
さすがに1㎜厚のガスケットは打ち抜きがうまくいきませんでした。
買ったポンチが良くなかったです。
本体から模りして、厚紙に写し…、さらにガスケットに写すと。
1㎜厚でなくても良かったかも。
後期で代用できるから、前期は製廃なのかもしれませんが、意外と異なることも多そうですね。
まあ、気にしなくても動くとは思います。
でも、制限するのはなんか気持ち悪いし。
相変わらず、水温が上がるとアクセルオフで回転低下に引っ掛かりを感じる(よく言う1,100rpm付近のひっかかり。)ので、これもどこか水温に関係した部分に影響がありそうです。
それもBACVを交換する一つの理由。
冷却水路にエアがいるのか、それともBACVまでの接触面積が少ないからなのか、それとも温度が上がるとBACV自体が歪むのか、水温補正にずれが出るのか。
エンジンの負荷をかけると回転数は規定値まで落ちるのと、水温が上がりきるまでは引っかからないので、BACVのせいではない可能性もありますが、まあ手元にスペアパーツがあるので、一つだけ要素を変えてみることにします。
うまく、サージ側のガスケット落とせるかしら…。