
流石に中古の家は…。
セブン君がいないのと、色々とやりたいことはあれど、お金のやりくりで手一杯な私、「立石かんな」でございますw
さて、私の住処は微妙に「?」が付くことがあります。
まあ、建売だからしょうがないのかも。
画像の散水栓も駐車場にあるのですが、蓋の裏には確か車道使用禁止の文字が。
ところがです!
車を駐車場から出すのに、どうしてもタイヤがこの位置を通るwww
流石に年月経つのと、たぶんタイヤの溝に石でも挟まっていたんでしょうか。
(一部微妙に、駐車場に砂利があるので…。なんでだろ???)
おかげで蓋が割れましたorz
正確には、ひびが入って途中まで割れたんですけれどねっ。
直すとしたら、二液のエポキシしか…。
ウレタンのメグミックスでも良いのですが、量が多い場合はあまり向きません。
(ミックスノズルがすぐに詰まるのと、高いので。)
というわけで、今回はアラルダイトのスタンダードを使用して修理です。
クイック5とか、クイックメンダーとか色々とエポキシ系はあるんですが、今回は評価の良かったアラルダイトで行きましょう。
ちなみに、これは本体がABS製で蓋がPP製です。
できれば、蓋もABS製にしてほしかったなぁ…。
なぜならば、ABS製であれば、セメダインのABS用で溶着できるからです。
一体化した方が良いのはもちろん。
今回は、難接着のPPです。
試しにまずは、ヒートナイフで溶かしてくっつけることに。
そして、接着と強度アップを兼ねてアラルダイトで固定します。
PEやPPは難接着で有名であり、はじいてしまいますね。
接着剤がくっつかないのも良くある話。
今回は、下処理をしてからアラルダイトを流し込みます。
流石にヒートナイフを入れたところは、難接着が復活w
今回のアラルダイトはスタンダードタイプで即硬化ではないので、落ち着いて作業ができます。
(その代わり、しばらくしてから混合比間違えて硬化不良かと思った(^^;))
温度が低いと粘度が高いので、混合前もしくは混合後に流し込んでから温めてあげます。
やりすぎると逆効果になりますが、粘度が下がって気泡が抜けてきます。
(完全には抜けないけれど、大きいのは抜けますよ。)
イソプロなど添加して気泡抜きをする方法もあるようですが、硬化不良を起こすと面倒なので、余計なことはしない方向で。
とりあえず、すべてのブロックを埋めるのではなく、十字二つで埋めてみました。
気温が20℃以下だと反応が止まるのと、クイック5のような即硬化ではないので、しばらくして触ってもベタベタのママ。
硬化剤が多くても硬化不良になるので、やばい!硬化剤が微妙に多すぎた?と焦りもしましたが、環境温度が低かったのと、アラルダイトスタンダードは12時間で硬化ということで、そのままにしておいたらきちんとカチカチに硬化していました(^^)
問題は剥がれないかですねー。
下処理をしたとはいえ、すべてがすべて強力に接着できるわけではないので。
可能性としては、荷重が掛かった時に製氷皿の氷のようにバキッと剥がれる可能性がありますが、剥がれた場合はまた別の方法を考えましょう。
接着は非常に奥が深く、その内容に合わせた処理が必要になりますので、色々と調べてみると面白いですね。
Posted at 2017/11/05 00:24:23 | |
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