
画像は3Dプリンタで作った生爪のモックアップ。
2024年がやってきましたね。
あけましておめでとうございます。
昨晩3D_CADやっていて遅くまで起きていて、年を越えてから寝ましたので起きたのは10:30くらいかなw
特段、年末年始だから何をするというわけでもなく、いつも通りの平常運転でした。
で、大晦日から年越しの間に作っていたのが、画像の生爪です。
ミニ旋盤のスクロールチャックには標準の硬爪がついてきますが、この標準の爪で把握できないようなものを削るために使うのが生爪です。
この場合はスクロールチャックなので、把握したいものに合わせて旋盤で削って所望の爪を作ります。
このcompact7には、オプション品でアルミの生爪が売っているのですが、加工毎に治具感覚で用意するのはちょっと高め。
また、爪の長さや高さも旋盤の許す範囲でいろいろと用意したいとなると、別途考えないといけません。
汎用の大型旋盤だと、スクロールに掛かる部分と爪とがボルト固定で分かれているため、任意の爪を用意しやすいのですが、残念ながらこのcompact7は1種類のアルミ生爪だけになります。(昔は真鍮も売ってた。)
というわけで、年末年始は3D_CADを駆使しながら生爪のデータを作ってました(^^;
ちなみに画像は80㎜のスクロールチャック(compact7標準のチャック)に取り付けた一体型のモックアップです。
スクロールの歯も、いろいろと考えながらなんとか作っています。
これはPLAで充填率50%で作った爪ですが、もちろん負荷がかかっていなければスクロールさせて動作確認できますw
これは一体型の生爪ですが、最終的には分割型の爪にするつもりです。
画像にはありませんが、100㎜のチャックはすでに分割タイプのモックを使って確認をしています。
年明けに時間をみて外注さんに頼んで作ってみたいと思います。
多分ですが、メーカーオプションのアルミ生爪を使うと、ショートボスは把握できそうですが、ACVのバルブは長さがあるのでちょっと難しそうです。
さて、上手く生爪として機能することができるでしょうか。
Posted at 2024/01/01 11:55:45 | |
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自由気ままに物づくり | 日記