体調があまり良くない私、『立石かんな』ですorz
なんか調子がおかしくてね。。。
さっきも気持ち悪くて。。。手が震えたので。。。なんだろう?と。
気持ち悪いし、運転中(一応パーキングで休んだ。)だし。。。飴でも舐めれば。。。
一応、落ち着いたみたいで、震えはなくなったけれど。。。相変わらず気持ちが悪い。
低血糖ってわけでもないと思うんですけれどねー。
朝ちゃんと御飯食べたし。
強いて言うなら、今日はちょっと暑かったってところかな。
家に着いて、どっと出た汗が止まらず。。。なんだかおかしいなぁ。。。(汗)
さて。
腹黒いオルタネーター(通称:ブラックオルタネーター)の件についてわかりづらかったみたいなので。。。
ちょっと簡単に書いてみます。(※不明点?であろう充電制御についてです。)
まず、最近の(といっても、結構前?)オルタネーターは充電制御機能がついています。
今までのオルタネーターは、電圧を監視して14.2Vとか14.7Vとかで一定になるように制御するレギュレーターというのがくっついています。
これは、それ以上の電圧にならないようにしている番人で、色々と電気を使うと電圧は落ちてきます。
例えば、カーステを付けつつ。。。エアコンMAXで。。。ライトなんか点けたりとかしちゃっていると、電圧が落ちてきます。
渋滞中で、真夏の暑い日にバッテリーが上がっちゃってエンコしちゃったなんてのは、使いすぎですね。
このレギュレーターという番人は、電圧が例えば14.2Vとか14.7Vとかにあがらないように見ているだけで、下がるのは無視してます。
で、新しいオルタネーターというのは。。。
充電を制御するんです。
エコですね。
特に、ブレーキ踏んで減速している時って、凄く簡単に言うとエネルギーを無駄遣いしているわけですが、このときにオルタネーターの発電量を増やしてあげると、運動エネルギー(車を動かし続けようとするエネルギー)を電気的なエネルギーに変えるんです。
今まではブレーキによって熱エネルギー(ローターをパッドで摩擦して。)にして捨てていたわけですが、これを有効利用しようというわけです。
逆に加速中は、発電量を少なくしてエンジンで作ったエネルギーを有効に運動エネルギーに変えるわけです。
で、確かにブラックオルタネーターにもその機能がついています。
がっ!
ところが。。。FC用のブラックオルタネーター(多分、他車種の一部のブラックオルタネーターも。)は、この充電制御の機能がついていても。。。
それを有効に制御する司令塔がいません。
http://www.sp01.jp/an-05[1].pdf
上記は、デンソーの参考資料です。
この7ページのD型レギュレーターを見てくださいね。
これと同じものがFC用のブラックオルタネーターには付いていますが。。。
どうでしょう?資料にはECUという司令塔がいます。
ところが。。。FC(車体側)にはこの端子(資料のCと書かれている端子。)がなく、接続もされていません。
御自身のブラックオルタネーターを見ていただくとわかるかと思いますが、オルタネーター側は3極のコネクタであり、車体側は2極のコネクタです。
1極使っていないところ(配線が無くメクラがしてある。)があると思いますが、このメクラしてある奥に使われていないC端子(充電制御をするための端子。)があります。
たとえば、トヨタ系の車種には同じようなオルタネーターがついていますが、この端子にも配線が接続されていて、ECUがその制御をつかさどっているはずです。
つまり、ブレーキを踏んでいるときには、
"今、ブレーキを踏んで減速中だから、発電量を増やせ。"とか、
"今、アクセルを踏まれて加速中だから、発電量を減らせ。"とか、
車の状態を良く知るECUがオルタネーターに命令しているんですね。
命令されたオルタネーターは、中にいる番人(レギュレーター。)を使ってちょこちょこと弄くるわけです。
オルタネーター単品では、今車が加速中か減速中かはわからないのですね。
ということは。。。
FCのECUからの配線が繋がっていませんから、ECUは知らんぷり(汗)
オルタネーターが路頭に迷うといけないので、"常に発電せよ"(7ページの説明にあるC端子がオープン。)と思い込まされています。
また。。。
充電制御付きのオルタネーターを搭載した車にはディープサイクルバッテリーが積まれていると思います。
通常のバッテリーは、深放電(電圧が低いところまで使えるという意味。)はあまり良くなく、常にフローティング(満充電もしくは、それに近い状態。つまり通常のバッテリーの電圧。)で使うことが推奨されているはずで、11Vとか10Vとか9Vとかまで放電してしまうとバッテリーにダメージを与える可能性があります。
しかし、充電制御付きオルタネーターを搭載した最近の車に積まれているディープサイクルバッテリーは、ちょっとやそっと電圧が落ちてもバッテリーが耐えられるようになっています。
つまり。。。
充電制御つきオルタネーターと、それに命令を出すECU、そしてディープサイクルバッテリーの3つが揃っていることが必要だと思われます。
また、ECUには今の状況を把握する手段が必要で、"今アクセルが踏まれているのか。"、"それとも、ブレーキが踏まれているのか。"、"バッテリーの状態はどうなのか。"、"どれだけ電流を流し込んだのか。"なーんてこともやっていたりします。
一部車種では、バッテリーに繋がった純正のマイナス配線に電流センサが付いていて充電状態を監視しているのですが、アーシングでオルタが壊れた(確かBMWだったかな。)とか言うのも、電流センサを通る電流が減ったため(アーシングで追加した線を迂回したため。)、ECUが勘違いしてオルタネーターに"馬鹿やろう、もっと発電しろ。"と重労働をさせて過労死させたようなもんです。
FCには、充電制御をつかさどるECUがいません。
そのため、オルタネーターに充電制御機能があっても、それを命令する人がいません。
命令する人がいないと、オルタネーターが路頭に迷ってしまうので、常に"発電せよ。"と幻聴を聞かされ洗脳されていますw
なので、基本的には充電制御機能付きのブラックオルタネーターでも、電圧が同じ条件(たとえば、カーステだけ使っている状態で走行していたりとか。)で電圧が上がり下がりすることはありません。
勝手に、発電を止めたり発電を始めたりってことはないかと思います。
(先ほどのデンソーの資料を見る限り、制御端子が電気的に壊れていなければ。)
だって、そうだとすると。。。おりこうさんのオルタネーターにわざわざECUが命令する必要なくなってしまうんです。。。
ECUは職を奪われてしまいます。
また。。。
電圧が高い場合、バッテリーがオーバーチャージになることがあります。
おなか一杯のバッテリーに、"馬鹿やろう、もっと食うんだよ!"と無理やり押し込めば。。。バッテリーはメタボリックまっしぐら。。。というか、寿命を短くしているようなもんです。
逆に電圧が低い(バッテリーの12Vより低い電圧、たとえば11Vとか10Vとか9Vとか。)と、それも通常のバッテリーには寿命を短くする要素になります。
例えばの話。。。
バケツ(バッテリーね。)を考えてください。
そこに水を入れます。
水位が電圧だと思ってください。
蛇口がオルタネーターです。
バケツからは常に一定の水が流れ出しています。
(つまり、カーステで電気を使うようなもの。)
たとえば、14.2Vが正常で、バケツの八分目だとすれば。。。
じゃんじゃん、水を流し込むと。。。八分目を通り過ぎ、やがては水が溢れて。。。
そのうちバケツが耐えられなくなると、底が抜けたり取っ手が外れたりします。
(安い粗悪なバケツって重さに耐えられなくてすぐ取っ手が壊れるのよね。)
逆に水がちょろちょろと流れている状態だと、入ってくる水よりも出て行く水の方が多いので、
どんどんと水位が下がり(つまり電圧が下がり)、最後は空になります。
理想的なことを言えば、普通のバケツ(バッテリー)は常に八分目であって欲しいわけです。
ディープサイクルバケツ(ディープサイクルバッテリー)は、多少水が減っても(電圧が下がっても)OKなんです。
もし、発電電圧が9Vを下回るようであるならば。。。
最悪走行不能に陥ります。
走行中にオルタが壊れた経験のある方ならわかるかと思いますが。。。
バッテリーの電圧が極端に下がってくると。。。
私の経験談だと、まずETCがカードが入っていて読めていたのに、なぜかカードを読めなくなり『カードが挿入されていません。』と言われ。。。
そのうち、後付けの装置(私の場合、TEINのEDFC)がリセット。。。そして、電源ダウン。
カーステもダウン。
で、センサーが正常に動作しなくなり、突然の重ステ(汗)
エンジンも加速しなくなり。。。
最悪、走行中にエンジンストップ。
(流石に、ここまでは行かなかった。)
エンジンが止まると、ブレーキアシストが無くなり、ブレーキペダル激重で止まれなくなるなんてことも。
私の場合、エンジンは止まらなかったので良かったですが、夜の車が多い時間帯だったので、最悪ブレーキ利かずに追突とかでしょうか(汗)
オルタが死ぬと、警告灯が点くんじゃ。。。なんて思いますが。。。
あれ、FCの場合チェックランプを点けるリレーが低電圧で動かなくなるので、警告灯がつかない場合もあります。(経験済み。)
また、僅かにでも発電していると。。。点かないこともあり。。。
もし、あまりにも電圧が落ちる(例えば12Vを切る)ようであれば、念のためオルタネーターを交換してください。
事故や出先での故障で大変なことになる前に、予防しておいた方が良いと思いますよ。
※すんごく端折って書いていますんで、その点寛大にみていただければと思います。