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立石かんなのブログ一覧

2016年07月31日 イイね!

真理値表

やっとお休みって感じでしたが、もう明日は仕事の私、「立石かんな」であります。




なんか休んだ気がしません(^^;



先週の休みは、すべて某社に捧げたために休みなしでした。

まったく、某社のシステムがミスをやらかさなければ、もっと自由に過ごせたのに…。

現物確認しないから、こういうことになるのよ。

おかげで、組立・組立・検査・検査…。



某巨大企業からのプレッシャーもあり、負けましたwww




さて。


表題の真理値表。

例えば、A OR Bとすれば…。

A B | X
0 0 | 0
0 1 | 1
1 0 | 1
1 1 | 1

ですね。

A AND Bとすれば…。

A B | X
0 0 | 0
0 1 | 0
1 0 | 0
1 1 | 1

なわけです。



まあ、回路なんて作っていると、ちょこちょこと出てきますし、FPGAにしても出てきます。

好きに組み合わせれば、良いんですね。


車のECUにしてもデジタルであればそうです。

まあ、アナログにしても、何らかの入力があって計算してなんらかの値が出てくるだけで、一緒です。



難しくないでしょ。



でも、これがわからないプログラマがいたりします。

自称プログラマw


よくこんなんで何百万も取るよと思うような、外注任せの自称プログラマw




もうこんな組み合わせは一生ありませんが、私がお客様の回路に追加回路を作り、この自称プログラマwがプログラムを追加すると。


量産も始まり…、ある時お客様から最初のSDカードダウンロードが終わらないとの不具合報告が…。



この自称プログラマwが、開口一番「ハードが悪い!」と。




んな、アホな。

繋げられるようにしか、繋げてないんだけど(^^;


悪くもない回路を連日深夜まで調べることになるのです。
(という建前で、さらっと回路を見直しただけですがw)



結果的には、ソフトが悪かったのですが…。

実に初歩的なミスです。



AとBが同じ場所にいて、Aが一歩進みます。

Aが一歩進んだら、BがAが進んでいることを確認して、Bが一歩進みます。

AはBが同じところまで来たら、今度はAが一歩進みます。


という自称プログラマwの説明。


で、今回の不具合はw

AよりもBが先に進んじゃったwwwというもの。


「Bが先に進むなんてありえない。」と自称プログラマw


あーた、そんなこと言ってるから、自称プログラマwから抜け出せないんでしょうがwww




つまり。

真理値表のすべて網羅していれば、動作不具合など起きないわけです。

すべての状況を想定する。

難しいことではありません。


まあ、どうソフトを作ったか知りませんが、ほしい状況や自身の都合のよい部分のみを抜き出していたということです。

先ほどのORの例を使えば…。

A B | X
0 0 | 0
0 1 | 1
1 0 | N/A
1 1 | N/A


みたいな。


この自称プログラマw、この後某巨大企業のお客様を怒らせてえらいことになってしまいますがwww
(お客様は自称プログラマwということはわかっているので、私などには影響はありませんがw)



プログラムの場合は、すべての状況を網羅してそれに対する結果を入力するわけですが。

これは、普段の生活にも言えることです。

少し違うのは、自分で結果を決めるのではなく、結果が周りから与えられるということでしょうか。

どうすれば、どうなるのか?

それを考えねばなりません。



真理値表の結果がN/Aだった代表的な例といれば、バカッターに代表されるエラーでしょうか?w

少し考えれば、どうなるかという結果は容易に導かれるわけですが…。

真理値表のすべてを網羅していないがために、結果として炎上するわけです。



「想定外だった…。」とか、「予想外だった…。」というのは、この場合使えません。

この言葉が使えるのは、真理値表の結果と違う結果だった場合だけで、未定義の場合には使えません。

なぜならば、想定外・予想外ではなく、想定していない・予想していないという怠慢だからです。




よく勘違いされるのは、「人とは違うことをする。」という文言。

一時期、「ぶっちゃけ」という言葉が流行りだした頃から、もうおかしくなっていたような気がします。


昔、お話ししたかもしれませんが、京急の横浜駅で電車の到着を待っていた時に、隣の若い男性連中が「俺、実は万引きしたことあるんだ。」という内容を「ぶっちゃけ」という言葉を用いて話していたわけです。

まあ、「ぶっちゃけ」ってつければ、それがまるで免罪符のようになるのかもしれませんが…。


芸人が笑いを取るのは、結果があってそれに合わせた真理値表があります。

真理値表の中でも、選ばれる確率の低いところを狙うから、笑いが取れます。

でも、それは計算されたことであって、真理値表の中でも問題ない部分を使うからです。

そう、そこには0か1かの答えがあって、N/Aではないのです。



そりゃ、だれも鍋の中に入ったり、冷凍庫の中に入ったりしませんよね。

そういう意味では、「人とは違うこと」ではありますが、本来の「人とは違うこと」ではないはずです。

なぜならば、N/Aで行動し、かつ真理値表の結果はNGだからです。

画面の中とは結果は違うのですよ。




また、よくあるDIYブログ。

某所もそんなところですね。


おい、マジであれで公道走るのか?!みたいな。


これをしたらどうなるのか?

どういう結果を生み出すのか。


特に、人間と違って機械は正直です。

まさしく、真理値表が当てはまると思います。


素人DIYで、「プロには笑われちゃうけれど、出来ちゃいました。」的なものも見受けられますが、その内容に問題のない根拠であり担保があれば問題ないとは思いますが、そうでないものも多く見受けられます。


だーれもいない道路上で止まるのなら良いのでしょうが、公道であれば誰かしら走っています。
すぐにリカバリーできますか?
迷惑をかけずに済むでしょうか?

もし、これを行ってこういう問題が発生する可能性があって、その時こういう状況だったらどうなるのか?
そこまで考えて素人DIYは行ってほしいと思います。


また、もしそれを参考にしてDIYを行うのであれば、安易に真似するのではなく、その裏に隠れているものも見逃さないでください。

一部を除いて素人DIYほど担保にならないものはないのですから。


まあ、専門と名乗っていても、素人DIY並みのところもありますが…。


複雑になればなるほど、真理値表の結果は複雑になります。
しかし、一つずつ漏らすことなく評価しないといけません。
Posted at 2016/07/31 18:43:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | ちょっと雑談 | 日記
2016年07月02日 イイね!

アルミのロウ付けに挑戦。  ~本番に一回失敗したけれど、成功w~

アルミのロウ付けに挑戦。  ~本番に一回失敗したけれど、成功w~汚くなっちゃったけれどねw










ちょっとロウ付けに再度チャレンジしてみました私、『立石かんな』でございます。


さて、以前画像のサーモカバーのロウ付けに失敗しましたw


今回はなんとかくっつきましたwww

一部、イカサマしていますが(^^;




えーっと、本来の目的はセブン君についている社外ラジエータのリザーバータンクへの取り出し口が吸気口の方を向いているんです。

普通は、逆を向いていて干渉しないようになっているはずですが…。

干渉してしまうので、一部吸気口をカットしてあるんですね。


ただ、なんかエンジンルームの熱気を吸っているような気も…。

カット部分が小さいからそんなに影響ないだろうと思っていたのですが、まああまり良くは無いですね。


それで、リザーバータンクへの取り出し口を短くカットして抜け留めをつけてと考えていたのですが、どうやらスペース的に微妙。

最悪の場合も考えて、ラジエータ側を殺してエンジン側でリザーバーに戻すことに。


前期の途中からラジエータ側とエンジン側両方にフィラーキャップがあります。

まあ、エンジン側は蓋がしてあるだけなんだけれどね。


前期の最初の頃はエンジン側のみ取り付けでリザーバーへ返していました。



というわけで、先祖返りです(--;


まあ、ラジエータが駄目になるまでの暫定処置ということで。




ただ、部品を手配して本当に取り出し口がついたものが来るかわからない(部品番号からもちろん手配しましたが、ちょっと心配w)のと、おそらくプラスチックのフィラーがくると思われる(ラジエータと共用ならば)ので、ラジエータ側のフィラーに似せて中古のフィラーを使いアルミパイプをロウ付けしました。


まあ、プラスチックのでも良いんでしょうが…。




さて、過去の経験上ではうまくいきませんでしたねw

アルミのロウ付けに挑戦。  ~本番に見事に失敗w~




おそらくサイズが小さいのでうまくいくかも知れませんが、なるべく失敗したくないために、ここでイカサマをします。


前回は、新富士のアルミ硬ロウとアルミソルダーでした。

今回は、ストレートのアルミ専用ロウ付け棒を使います。


これはフラックス不要なので、炙っている最中に「フラックスがぁ~!(泣)」とかならないと思いますw



きちんとバイスクランプに固定し、そしてロウ付け用のクリップで固定します。

今回は距離が近かったため、あまり使っていないロウ付け用のクリップ台のクリップを焼入れして駄目にしてしまうというwww

クリップが馬鹿になってしまいましたorz




今回は試し無しにいきなり本番です。


まずは、接合したいもの同士の接触部と近接部分を鑢でゴリゴリと削ります。

削ったら、セットしてバーナー点火!!



バーナーで炙りつつ、バーナーをよけてロウ棒をこすっていきます。

本体の温度が上がると、バーナーをよけていてもロウ棒が溶けてくれますので、以前より楽です♪


もちろん、部材を暖めすぎると駄目になっちゃいますがw

ちなみにRUN・MAXからも似たのが出ていて動画がありますが、あの動画を見ると裏がえらいことになっているので、たぶん炙りすぎだと思います。



本体温度がそれなりに上がると、少しずつ表面に付着していきます。

この時、引き摺るように摺った方が良いかも知れません。
押して摺ると、暖め過ぎの場合ずるっとボテ盛になってしまうので。


一度表面に付着したら、バーナーで炙って溶け具合を見つつ、更にロウ棒をこすり付けていきます。

バーナーで炙りつつ、バーナー退かしてロウ棒こすりつつ。


この時、溶けたロウ材の端がまるっとしているとおそらくうまくくっついていません。
(内部でくっついているかも知れませんが…、後でくっついているか削らないといけない。)


端っこが半田付けのように、さらっと同化していると良いです。(境目の隙間が見えない状態。)



これは便利ですよ。





実は、一回失敗しています。

最初、根元だけをさらっと付けたかったので、鋳物の周りは削りませんでした。

しかし、通常の半田と違ってさらっと流れてはくれません。

ここが難しいところ。


ボテッと付くのよね。



鋳物肌を落とさずにやったため、見た目上鋳物肌にくっついているように見えますが、ロウ材の端が丸っとしています。


まあ、大丈夫だろうなんてはじめは思っていたのですが、気になって外しました。


そうすると、やっぱり表面上くっついているように見えて、熱するとさらっと取れちゃうんですよね。

さすがに鋳物肌には残りませんでした。


たぶん、同化はしないけれどくっついているんだとは思いますが、後々隙間ができて漏れても嫌なので、今度は鑢でゴリゴリと削ってしっかりとくっつくように。


綺麗にフィレットが出来れば大丈夫だと思います。



フラックスの心配をしなくて良いので、非常にやりやすいイカサマでした。

これは、非常に便利です。

もちろん、融点は高くないので高温になるようなものには使えませんが、それでも380~390℃なので、意外と使い道があるのではないでしょうか。



正直言うと、今回はアルミ同士なので硬ロウでも良かったかも知れません。
フラックスをうまく使えば、さらっと根元だけに硬ロウという方が綺麗だったかも。



ついでに…。

前回熱量で失敗したと思ったサーモカバー。

もしかしたら…、うまくいくんじゃないかしら?



やってみると、これが意外とうまくいくんです。

前回アルミソルダーで失敗していますが、熱量よりかは筒状なのでフラックスが流れてしまって実際に作業する時にうまく反応してくれないのかも知れません。


新富士の動画を見ると、さらっと綺麗にやっていますが、サイズが小さいのと平板であまり流れないので綺麗についているような気がします。



ストレートのロウ棒は、ボテッと盛り付けるような今回のサーモカバーには良かったのかも知れません。




今回、ロウ棒の融点が低いからか、意外とバーナーで炙ってもそんなに部材が駄目にならなかったこと。

もっとデロッとか本体が溶けちゃうかなーなんてビビッてやっていましたが、最初の引っかきとくっついたロウ材を良く見ていれば大丈夫のような気がします。



フラックス不要とはいえ、ロウ材の中に入っていないのかしら??
洗浄しろって書いていないんですよねー。
(急冷するなとは書いてあります。)

洗浄不要であるならば、更にありがたいですね。



新富士の硬ロウやアルミソルダーを極めるのが本当は格好良いのですが、自分の腕にあう材料を使うのも良いのかも知れません。
(簡単な方に流れてしまうかも知れませんので、腕を上げるには新富士ですが…。)



抜け留め作成用の工具といい、やっと役目を果たせたような気がします。



そうそう、必ず溶接用の手袋をして、温度が下がるまでしっかりと待ちましょうね。

今回も溶接用の手袋で触っているとしばらくすると火傷しそうな状況で、サーモカバーが倒れたので、ついうっかりと(大丈夫だろうと思って)中指と親指でつまんだら…。




























熱っ!!












見事に火傷しましたorz

全然、学習していないですね。

冷えるまでかなり時間が掛かると思いますので、ご注意を。
Posted at 2016/07/02 20:22:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自由気ままに物づくり | 日記

プロフィール

「今度は、お金かけないとアイデアのパクリはできないでしょ。」
何シテル?   07/17 03:35
復活しました。 立石かんなですw 基本的には、ネットの中にのみ存在します。 たまにあっちへふらふら、こっちへふらふらしていますが、見つけても暖かい...
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