
御臨終の燃料ポンプ
まさか、二日続けて燃料ポンプを交換することになるとは…。
さて、ガソリン臭い私、「立石かんな」でございますw
この三連休は、1日目ダラダラ(というわけでも…)、2日目燃料ポンプ交換、3日目燃料ポンプ交換となりました。
1日目に、頼んでおいた新品のFD3S燃料ポンプが到着。
一瞬、売り飛ばそうかとも思いましたが、思いとどまりました(^^;
その他、新品バッテリーも到着。
1日目の終わりに、バッテリーとポンプを持って千葉へ戻るのです。
2日目、売り飛ばし用の社外アルミハブ(といえば…一つしかないw)をO/Hに出しにと、ガンメタセブン君用のタイヤ2本を整備工場へお届け。
社外アルミハブについていたナックルが、加工ナックルだったことに今気が付きましたw
高く売れるかなぁ…。
そして、セブン君の燃料ポンプを見よう見真似で交換します。
この時のために用意した新品のポンプ。
ゼロクロムの関係でメッキを変えたのかな??
試行錯誤しながら、燃料ポンプを交換。
お疲れさま、純正ポンプw
外した純正ポンプは、やはりかなりお疲れ気味だったようで、フィルターのところどころに鉄粉?アルミ粉?が。
細かいザラザラした錆のようなものも付いていました。
記憶があるとすれば…、ミクスチャー用のオイルを実験で再生オイルを入れたことかな?
再生オイルって言ったって、使用したエンジンオイルを濾しただけだけどwww
かなりフィルターは細かいのですが、エンジンオイルの粘粘度で少し浮いたから、その時に流れ込んだ汚れかな?
確かにあの時、濾した受け皿にはちょっとした汚れのザラザラがあったし。
燃料ポンプ下のゴムはしっかりとしていました。
そうそう、前期は後期と違ってフロートがフィルター前ではないんですよね。
そのため、FDのフィルターをそのまま使いました。
後期だとフロートがフィルター前になるので、フィルターと干渉しないか心配しておりましたが、後期と前期で違うようです。
ちゃんと、タンクの中にちょっとした仕切りがあるのねー。
交換後エンジンを掛けると、アイドリングに不整脈無し!
乗り始めてから、ずーっと不整脈がありましたが、まさか燃料ポンプとは…。
ドリフトで回されていれば仕方がないのかもしれません。
配線を切られてブーストカットされないようになっていたので、燃料濃いめで乗っていたせいだと思っていました。
2,000rpm以下はズズズズ…っと力がない感じでしたが、交換したらあら粘ること!
こんなに使いやすくなったのはびっくりです。
アルミテープどころの話じゃないわよw
気を良くして、白セブン君のところへ。
バッテリー交換して、心配なのでセブン君から自作のジャンプケーブル接続。
20sqもあるんだから大丈夫でしょ。
ガソリンを携行缶から移して、キーON!
ボボッ、バタバタバタバタ…。
エンジン掛かったけれど、なんか2ストの耕運機とか農機具みたいなバタバタ音。
そして、すぐにストンと止まってしまいましたorz
何度かチャレンジするも掛かりません。
かぶりかなぁ…。
セブン君の回転を5,000rpmまで上げてキーを回してもかからず。
プラグを外して確認するも…、黒いけれど綺麗。
以前、圧縮音が弱く、圧縮していないようなモーター音だけしたセル。
今回は、シュ、シュ、シュン、シュ、シュ、シュンと一発だけ圧縮音が弱い。
掛かっていたエンジンなので、ブローはない。
強いて言うなら、整備士さんが無理にセルを回したくらい。
カーボンロックかなぁ…。
バタバタバタバタという音も、一発点火していないからでしょうかねー(><)
ここで、嫌なことに気が付きます。
そういえば、ヒューズを挿したままクランキングしちゃったけれど、ガソリン臭くない。
あれ、そういえばそういえば、プラグも臭くない。
何…。
ここで、時間切れ。
次の日までに作戦を練ります。
疑わしいのは、燃料ポンプ。
道具は限られています。
ただ、ポンプ交換できるレンチ類は持ってきています。
ただ、セルは回したくない。
(セル回して、エアフロ動かないと普通は燃料ポンプ動かない。)
そういえば、短絡端子で短絡してキーONで燃料ポンプが回ったはず。
目の前の家のおっさんがウザいので、あんまりセル回したくないのよね。
さっきもわざわざ出てきてこっち見てるし。
早速次の日、ご飯も食べずに作業ですw(←いつものことw)
端子短絡して、給油キャップを外してキーONすると…。
シーン…。
マジでか!(--;
昨日と同じことをやらないといけないとは…。
それも、環境が良くないw
まあ、昨日の手順と同じなので、反省点を確認しつつリアラゲッジに座って作業です。
燃料ポンプのホースを抜いて…、あれ?出てこない。
ねじを外して、抜き取り…。
わっ!
ちょ、なんだこれは…。
臭い!
さすが、2年前のガソリン(+新しいガソリン)。
とんでもなく臭い!
想像していた以上に臭い!
新品のガソリンの匂いは好きなんですが、さすがに古くなると臭いです(><)
で、またこれが酷いんだわw
燃料ポンプは長いこと半身浴していたためか、ザラザラ。
で、燃料ポンプ下のゴムは、ブチルゴムのようにデロデロ。
さらには溶け落ちて、燃料ポンプ下で固まってるし…。
これ、不思議なのよね。
ガソリンという溶剤に強いゴムなんでしょうけれど、普通素人考えだとガソリン漬けってデロデロになりそうじゃない?
でも、常にガソリンが入れ替わっている場合デロデロニならないのね。
で、2年位放置の半身浴ガソリンだと、間違いなくデロデロ。
ガソリンが変質するからなのかしらね。
ガンメタセブン君の時の教訓から、セブン君用に予備ゴムを用意していたのでした。
(おむすびライフさんから貰った燃料ポンプAss'yについていたもの。)
デロデロになったゴムを素手で除去。
タンクの中に手を突っ込んで、取れるだけ取ると。
で、ポンプ。
本当はFDの中古とかが良いんでしょうが、早くエンジンを掛けたい。
というわけで、セブン君から取り外したお疲れ気味な燃料ポンプにもう一仕事してもらいます。
フィルター交換せずにそのまま取り付け。(後でFD純正中古に交換するので。)
ポンプ交換できたことに安心して、ホース戻さないでラゲッジの床蓋閉めたのは内緒ですw
改めて、ホース接続してまずは強制駆動。
給油口の中から、ミーンと音がします。
さっきはシーンとしてたから、今度はエンジン掛かるはず。
しばらく、ミーンと回してガソリンを送り込み。
さて、キーを回してみましょうか。
セルを回すと、アンバランスな圧縮音とともに、エンジンが掛かりました。
ボボッ、バタバタバタバタバタ、ボボボボボボボボボボボボボッ。
最初のうち、農機具みたいだった音が今まで通りの等間隔の排気音に。
エンジンに火が入ったから、カーボンロックも取れたかな?
多少圧縮がばらついているかもしれませんが、そのうちまた揃うことでしょう。
て、いうか揃わないと困りますw
もともと、揃っていなかったのかも…まさかね(^^;
しばらくアイドリングさせて、マフラーからの白煙が無くなりオイルが回ったらエンジン停止。
また、一週間後にでも火を入れましょう。
エンジン掛けなくても、やっぱりガソリンは満タンに入っていた方が良いのかもしれませんねー。
ガンメタセブン君も白セブン君もどちらも燃料ポンプは半身浴でした。
過去、白セブン君が不動だった時もありますが、あの時はガソリンが満タンじゃなくても燃料ポンプが全部沈んでいた時だと思います。
(ガソリンのゲージ的に沈んでいます。)
ガソリンてゴムとかポンプには重要なんですねー。
今回、すべての燃料ポンプを交換してしまいましたが、動かしていなくてもガソリンだけは何とかしないといけないというのがわかりました。
そういう意味では、昔からセブン君は強運の持ち主なのかもしれません。
セブン君引き取った時に車台番号見てそう思ったんですよねー。
さて、まだまだ輸送までにはやることがいっぱいです(^^;