
絶賛散財中な私、「立石かんな」です。
画像はFC3S純正プラグコードね。
何か違いがあるかと思い、2つ買ってみました。
が…。
何も変わりませんでしたw
いや、プラグコードを留めているステーが違うかな。
1本多めにコードに留められるようになっています。
それ以外に違いは無し。
矢崎総業の純正コード。
抵抗値も一緒(厳密には誤差の範囲で違います。)。
で。
良く巷で、NGKのパワーコードとか、永井のウルトラ?でしたっけ??
社外のコードが出ていますが。
低抵抗で良いとか。
で、「純正をノーマル以外で使うやつはアホ!」と、どこかの加工屋がテスターで測りつつ申しております。
測り方間違ってますけどw
まあ、そんな私も純正はテスターでしか測っていないわけですがwww
と言いますか、そこまでこだわっていないし、低くすることが逆に怖いのもあります。
単純に測れないのは、LCRメータで測らないといけないんですね。
厳密にいえば、点火のパルス波形で測らないといけないのかもしれません。
単なる抵抗だけでなく、インピーダンスを考えないと、電流がどれだけ流れるかはわからないはずなんですけれどね。
一般的に抵抗が高いとか、抵抗が低いとかと言った場合、理想的な直流電源を掛けつづけた場合の抵抗値です。
V=RIであらわされるものね。
でも、点火の場合は、おおざっぱにいえば急激に立ち上がって、放電で急激に立下がるはず。
交流であります。
放電開始直前までは、絶縁破壊が起きていないから電圧だけ掛かるけれど、放電開始直後からはドカンと電流が流れようとします。
で、例えばNGKのパワーケーブルの場合、バリアブルピッチ巻き線でしたか?でコイル状に巻いてあるようなのですよ。
コイルは、電流を流しにくく、止めにくい成分がありますから、ドカンと電流を流そうと思っても流れません。
テスターは直流電源で測りますから、この成分は入っていないんです。
過渡的な特性は無いんですね。
コイルは、直流電源では0Ωです。
逆にコンデンサは無限大。
LCRメータを買おうかとも思うのですが、放電が始まると巻き線が邪魔して立ち上がりが遅くなります。
そして、放電が終わろうとしても巻き線に貯まった磁界が流し続けようとするわけです。
ゆっくりな状態ではそうですが、もしバチバチと頻繁にON,OFFしていた場合、インピーダンスが高くなり、電流は流れにくくなります。
永井の場合は、製品によっては巻き線抵抗器のL成分云々と書いてあるので、インピーダンスが存在することが解ります。
無誘導巻ではないようですから、無誘導巻にしなかった理由があるのでしょう。
(製品によっては無誘導かどうかはわからない。)
「純正をノーマル以外で使うやつはアホ!」というのは、テスターで測っている限りは測っている奴がアホ!というわけです。
単純に巻き線だけのことを考えれば、電流が流れにくく止めにくい構造なので、芯線がたとえ低抵抗であっても流れる電流はインピーダンスの総和となってかつ抵抗だけで落としている場合よりもだらしなく電流が流れることになります。
(流れている時間は抵抗器だけの時よりも長くなる。)
実際測ったわけではありませんから、効力のほどは如何程かはわかりませんが、本当に抵抗値だけで決まるならば、いくらでも低く出来ますし、無誘導にすることもできるわけです。
あえてしないということは、何らかの理由があるはずです。
もちろん、逆に純正よりもだらしなくしないようにもなっているはずです。
性能が良いかどうかは測っていないのでわかりませんが、単純に抵抗値だけでは決まらないというお話です。
インピーダンスは高周波になればなるほど値が大きくなります。
つまり流れにくくなります。
高回転になればなるほど、点火の間隔は短くなりますので、抵抗値に対してだらしなく電流が流れる巻き線は次の点火が始まるまでダラダラと流れ続けてしまうかもしれません。
また、点火の間隔以外にコイルが発生する電圧が低かったり、時間幅が狭くなれば、単なる抵抗だけの時よりも流れる電流は少なくなります。
設定を間違えれば、高回転で失火なんてこともあるかもしれません。
(もっとも、そんなことにならないようにメーカーは設定しているでしょうけれど。)
NGKのパワーコードは、ケーブル軸方向にフェライトコアがあり磁界が発生するので、隣のコードなどに与える影響は少ないですので悪くはないと思いますが…。
早速、セブン君のプラグコードを交換しました。
過去、整備士さんが取り付けた方法は流れはあっているものの、ステーの向きが逆でした(^^;
色々と苦労して取り回しましたが、やっぱりT1が窮屈ですね(><)
リア寄りに這わせても良いのですが、なるべくT2から離したかったので、前回同様エアコンのコンプレッサー配管の隙間を一回通してから装着です。
交換後…。
まあ、劇的には変わりませんが、多少ボコボコ言っていたのが収まった程度でしょうか。
全体に存在した振動は軽減しましたが、2,800rpm付近の振動はどうやら機械的な振動のようで、そこだけ共振している感じです。
東名が工事中だったので、仕方なく首都高や横横などをグルグルとまったり走ってきましたが、燃費は9km/Lでした。
途中、中央環状線で後ろに白いクラウンにぴったりと付けられましたが、まったりしすぎてやる気を見せなかったので諦めて行ってしまいました(^^;
その日は、いろいろとそれらしき車にお犬様が群がっていたので、そっち系の車だと思われたのかもしれません。
負圧が回復するわけではなかったので、まだまだどこかに問題を抱えているように思います。
流石にゴールデンウィークまで待つのは微妙なので、ノックセンサを後期の位置にタップを切って仮固定しようか考え中。
多少は良くなってくれれば、良いのですが…。
あと残り5,000㌔。