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2019年11月16日

久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります!

久々にオーディオの話④、トールボーイ・スピーカー導入であります! 45年前の愛用アンプをメインに復活させた、
オーディオを久々にレベルアップしました!
数年前にオークションでレコードやカセット、CDに加えCD-R、SDやUSBの録音再生に対応した、AM/FMラジオ付ミニコンポ「VERSOS VS-M003」を、格安でゲットしてレコードを聴いたことで、数十年振りにオーディオ好きの虫がムクムクと起き出してしまいました。
そこで45年前の学生時代にバイトして買った、PAIONEER製「SA-6700」アンプを復活させてから、色々とレベルアップしていました。 近頃のアナログレコードの復活ブームもあり、昔みたいな大きなスピーカーで聴いてみようかなと思うようになりました。 現在は13㎝ウーハーのスピーカーですが、昔はPAIONEER製FBコーンの2way 20㎝ウーハーキットを入れたブックシェルフと、メーカー不明の30㎝ 3wayウーハーの大型床置き型を使っていました。
今さら高級・高額のスピーカーなんぞ買う気も無いので、何時ものようにオークションで検索していくと、大きめの物はちゃんと音が出るか不安の昔の物ばかりです。 色々探している内にトールボーイ型のスピーカーなら、あまり古くもなく昔の大型スピーカーの代わりになりそうだと判りました。
  
トールボーイ型はピンからキリまで千差万別で、多くのメーカーから多数販売されています。 そんな中で昔使っていた物と同じインピーダンス8Ωで、使用感も少なく程度の良いKENWOOD製16cmツインウーファー3ウェイ4スピーカーシステムの「LS-V530-W」を見つけました。  KENWOODのトールボーイはあまり人気が無いらしく、なんと6000円で落札できました。 到着したスピーカーは本当にきれいで音出しも問題ありません。
オーディオ・オカルトには縁がありませんが、ホームセンターで購入した角材と硬質フェルトで、計500円也のインシュレーターを自作して履かせました。 インシュレーター効果はよく判りませんが、並べて聞き比べてみると、付けている方にバランスを少し回したように、存在感をやや強く感じます。
  
「LS-V530-W」をシステムに繋ぎ、色々とジャンルを変えながら各種音楽を聞いていくと、全体的にクリアーで高音から低音までの広がりもバランスが良く、とても自分の好みに合った良い音がするのでちょっと感激しました。 そこで今まで使っていたONKYO製「D-N7FX」に切り替えてみると、「ん?」っと一瞬耳を疑ってしまうほど音質が違います。 もう一度切り替え直してみましたがやはり違って聞こえます、どう違うかというと、一枚ベールが掛ったようにクリアーさがありません。 これまでは何の疑問も無くこの音を聞いていたのですが、一体新しいスピーカーとどこが違うのか比べてみると、インピーダンスが4Ωと8Ωの違いだけのようです。 勿論アンプは4Ωから16Ωに対応しています。 そこで8Ωの小型スピーカーを買って比べてみることにしました。
  
またまたオークションでブックシェルフや2wayの、8Ωスピーカーを検索しましたが、最近の小型スピーカーのインピーダンスは、4Ωや6Ωばかりで中々ありません。 ようやくSONY製のミニコンポに付属していた「SS-D55HD」を見つけましたが、ウーハーは「D-N7FX」より、ひと回り小さい11㎝ほど(公称は12㎝)でしたが、他に見つからないので1000円丁度で落札しました。 
到着した「SS-D55HD」はスピーカー端子も無いコード直結式で、重量もさして重くないので、あまり期待せずに「D-N7FX」と聞き比べてみると、これがクリアーで中々良い音が出てきます。 これなら「D-N7FX」の代わりに使えそうなので、少々手を加えることにしました。 どうも直結式のスピーカーコードは戴けないので、背板にスピーカー端子を取付けますが、「SS-D55HD」はどこにもスピーカー取付けや、キャビネット分解用のネジが出ていません。
  
細部を観察すると、どうやらサランネットを取付けるゴム受けの内部で、前面パネルとキャビネットを接着しているようです。 少々乱暴ですが、ゴム受けを抜いた穴の底を、ドリルで掘って接着部を破壊して分解しました。 ウーハーを外せばエンクロージャー内部が見えるので、背板側から端子取付用の穴を空けてから、端子を取付け太めのコードで内部配線をします。 ちなみにネットワークはツイーターに2.2μFの電解コンデンサが付いていました。
また、驚いたことにエンクロージャーには全く吸音材が入っていませんでした。 このままでも良いのかもしれませんが、丁度手元にスリット入りウレタンフォームがあったので、背面だけでも吸音材を入れることにしました。 ウレタンフォームにはスリットが入っているので、バスレフダクト部分だけ切り取れるので簡単に、エンクロージャーの背板内側に取付けが出来ました。
  
エンクロージャーを組立てる前に、分解時に破壊した接続部分にエポキシ接着剤を充填し、硬化後に中心部へネジ止めするための穴を空けておきます。 前面パネルをワッシャ付のタッピングネジで、キャビネットへ取付ければ一丁上がりです。 アンプのスピーカーB 端子と、「SS-D55HD」に新設したスピーカー端子をスピーカーコードで接続し、「D-N7FX」と入れ替えて設置完了です。 ちょっと音出しをした感じでは、改良前よりも低音の出が良くなった感じです。
お役御免にしたONKYO「D-N7FX」はSONY製とは違い、エンクロージャーは全て堅牢な木製で、内部には吸音材もたくさん入っておりました。 ネットワークは「SS-D55HD」と同様にツイーターに電解コンデンサが付いていました。 この構造で音質があんなに違うのは、やっぱりアンプとの相性が合わないんじゃないかと思います。 確かに45年前には4Ωのこんなに小さいスピーカーなんて見なかったですから、アンプのチューニング時の想定には無かったでしょうね。 ちなみに「D-N7FX」は軽井沢の姉の所へ貰われた、「VERSOS VS-M003」で使ってもらう予定です。
  
当初の予定とは異なり小型スピーカーも、8Ωの物に入れ替えましたが、実は新たにFMチューナーも導入しました。 とは言っても新品じゃなく、45年前にSA6700を購入した時に欲しかった、同じPIONEER製TX-6300の中古で、アンプと共通デザインです。 当時はバイトの身で高額商品を2台は、とても購入できませんでした。 たまたまオークションを見ていたら、一応通電するジャンクとして350円で出品されており、取り敢えず入札したらそのまま落札しちゃいました。 各部をチェックすると故障は、ステレオ・インジケーターの麦球が切れていただけなので、LEDに交換して完動品となりました。
またFMチューナーを加えたことで、CDデッキの置き場所が無くなってしまったので、プレーヤーを台に置きその下に収めることにしました。 ただ、レコードプレーヤーに振動は禁物ですから、市販品のような組立式では強度が足りないので、昔使っていたパソコンデスクの強化天板の板材を、微動だにしないようにガッチリ加工して、プレーヤーにピッタリのサイズに自作しました。
  オーディオ関係を色々とリニューアルしたので、古くなったLPレコードの汚れたジャケットカバーも、NAGAOKA製レコードジャケット保護カバーに替えて、きれいな新品同様に復活させました。
アンプのSA6700にはスピーカーを2系統接続できますので、A 端子には「LS-V530-W」を繋ぎ、B 端子に「SS-D55HD」を接続して、各種音源を聞き比べました。 両スピーカーとも音質が良く似ているため、「LS-V530-W」から「SS-D55HD」に切換えると、やや中・高音域が強まり低音の広がりが減少します。 また逆に切換えると、中・高音域が弱まって低音域が広がります。 ただどちらの場合も音質がほぼ同じため、「D-N7FX」の時のような切替え時の違和感は、全く感じませんでした。
スピーカーの低音域を確認する時は、いつも「エンジェル・ハート」のメインテーマに使われていた、伊沢 麻未の「Battlefield of love」を再生してみます。 この曲は全編に亘り、強めのドラムスが続く名曲で、韓国でレコーディングされたとても上質な録音です。 ドラムスの続く中でも伊沢 麻未のボーカルが際立ち、高音部もバランス良いのでオーディオの試聴に利用しますが、「LS-V530-W」「SS-D55HD」のどちらも十分に合格点の音がでました。
  
CDとLPレコードの音を比較する場合は、昔からのファンであるシャーリー・バッシーが、1973年にカーネギーホールで行ったライブを収録した、CDとLPレコードを聞き比べます。 トールボーイ型の「LS-V530-W」は低音から高音まで音の広がりが良いので、ライブ録音には向いているようで、特にレコード版を聞くとまるでその場にいるように感じます。 昔は大型スピーカーで低音を強調して聞くのが普通でしたが、トールボーイ型の音の方がクリアーで原音に近いのかなと感じました。
さて、SA6700をはじめ多くのプリメインアンプにはスピーカーを2系統接続でき、普通はスピーカー切換えスイッチでAとBを切換えて使います。 スイッチにはA+Bのポジションもありますが、通常はAとBのスピーカーを別の部屋などに設置して、同時に鳴らす時などに使います。 同じ場所に並べている場合は、特性が合わないので一緒には鳴らしません。 実際「D-N7FX」を接続していた時に、インピーダンスの違う「LS-V530-W」と同時に、アンプに負担を掛けないよう音量を絞って鳴らしてみましたが、特性が合わず「D-N7FX」からはほとんど音が出ませんでした。
新しい「SS-D55HD」は「LS-V530-W」と同じ8Ωで、アンプの許容範囲に収まるので、試しに同時に音を出してみたところ、予想外に4台のスピーカーから、ほぼ同じ音量できれいに音が出ました。 音質に加え特性も近いようで、聞いている限り音の干渉は感じません。 試しに色々と音源を聞いてみましたが、ズービン・メータ指揮の組曲「惑星」や、Amy Nuttallの「Greensleeves」などは、A、B、単独で聴くよりも良い感じがします。 アンプの性能が良いのか、各スピーカーの性能が良いのか分かりませんが、偶然的にバランスが合ってしまったようです。 高嶋ちさ子さんのバイオリンソロ「君をのせて」も、とてもきれいな高音が出ていました。
久々のオーディオ・レベルアップは、タイトル写真のように一応終了しましたが、今後もまた色々と手を出してしまうんだろうなぁ・・・・と思うのであります。

◎関連のブログは下記をご覧下さい。
①レコード・カセット・CD&メモリーコンポをゲット! オーディオの話①
②CDマルチミニコンポをレベルアップ中! オーディオの話②
③今度はD.D.プレーヤーを復活であります! オーディオの話③
⑤「KENWOOD R-K731-B」導入であります! オーディオの話⑤
⑥スピーカーセレクター組立てました! オーディオの話⑥
⑦色々と聴き比べてます! オーディオの話⑦
⑧ハイレゾ対応ラジカセ「TY-AK2」導入です! オーディオの話⑧
⑨Bluetooth オーディオ・レシーバー導入であります! オーディオの話⑨
⑩愛用パソコンもBluetoothでオーディオに接続です! オーディオの話⑩
⑪音楽CD取込み(リッピング)ソフト変更しました。  オーディオの話⑪
⑫プア・オーディオ・ビジュアル化であります。  オーディオの話⑫
⑬アナログ・アンプをオーバーホールであります。  オーディオの話⑬
⑭今年の夏は暑すぎる! なので熱対策なのだ!  オーディオの話⑭
⑮Ortofon OMEGA オーディオの話⑮
⑯D.D.プレーヤーの回転調整ボリュームを修理!  オーディオの話⑯
ブログ一覧 | オーディオ | 趣味
Posted at 2019/11/16 10:32:53

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