オルタネータ換装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
20万キロ越えのWISH。
オルタネータもそろそろブラシが摩耗してきていると思われます。ただ、アイドリング時で13.5Vは出ているのでまだ大丈夫でしょうが、遠出をしたときに限ってこの手のトラブルは発生するので、交換することにしました。
中央左に鎮座しているオルタネータはさすがに汚れてくたびれています。
2
当然新品は無理なので、リビルト品をチョイス。
ネットショップ経由ではなく、メーカーに直接問い合わせ。
互換品の在庫が1個あるとのことで、無加工ボルトオン取り付けを確認し注文。
今回は信越電装さんの品物。
税込み37,180円也。
当然、新品よりかなりリーズナブル。
2年間4万キロ保証付き。
注文翌日には配達されました。
丁寧に梱包されてきましたよ。
当然、取り外したコアは返却箱に入れて2週間以内に返却。
天気が良いうちに交換です。
3
箱から取り出したところ。
バッテリー端子取付用のナットは付属してます。
ブラスト処理等がなされており、見た目新品同然。
4
作業開始。
シリンダヘッドカバー取り外し。
赤矢印のナットと黄色矢印のクリップを外します。
プラグ交換でも記載のとおり、我が家のWISHは、点検の度に黄矢印のクリップがボルトに変化しています💧
バッテリーのマイナスターミナルも忘れずに取り外します。
5
赤矢印2ヶ所の配線のワイヤーハーネスクランプを取り外します。
オルタネータ側は、構造がわからないので10ミリのソケットレンチでステーごと取り外し。
下部のエアコンコンプレッサー側のクランプは内装外し用の工具で抉ると外れます。
6
赤矢印のターミナルキャップを外し、10ミリのナットを外しバッテリーケーブルを外します。
黄矢印のコネクタを取り外します。
7
オルタネータ本体の取り外し。
赤矢印のボルトは12mm、黄矢印のボルトは14mmです。
赤矢印のボルトは力が入りやすい為緩みやすいですが。黄矢印のボルトは、狭いところにあるのでロングスパナが入らず、ソケットにスピンナーハンドルを取り付け力を入れると緩みます。
2本ともボルトを引き抜きます。
8
左の長いボルトがオルタネータ下側のボルト。
右の短いボルトが上側になります。
9
赤矢印付近に(不明瞭ですみません)ベルトを張っているテンショナーがありますが、そこに緩めるための19mmのナット状の突起があります。
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そこに19mmにロングスパナを嵌め込み赤矢印方向に押し下げるとベルトが緩みます。
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オルタネータからベルトを外し、オルタネータを外します。
5キロほどありそこそこ重いので、ケガをしないように注意。
写真の荷造りひもは、ほかのプーリーに嵌っているベルトが緩んで外れないよう張っておくために準備しましたが、徒労に終わりました。(無駄)
12
お約束の新旧比較。
当然左が新しい物。
右が20万キロ走行の今までの物です。
汚れ、錆び、腐食が著しく過酷な環境下で稼働していたことがうかがい知れます。
本当にご苦労様です。
13
オルタネータを取り外したところ。
青矢印が、テンショナーの突起の部分。
赤矢印は、オルタネータ上側のボルト取付位置。
黄矢印が、ルタネータ下側のボルト取付位置になります。
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取り外した手順の逆の手順で取り付けていきます。
ボルトやナットの落下に注意。
(実際オルタネータ上側のボルトが落下して、エアコンコンプレッサーの隙間に挟まって苦労しました)
締付トルクは下記のとおりです。
赤矢印 25N・m
黄矢印 54N・m
青矢印 9.8N・m
ベルトが決められたプーリーを通っているかよく確認します。
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シリンダヘッドカバーを取り付けて完了。
違和感を覚えるほど、新品感が漂っています。
試運転をおこない、異音無し発電13.6Vで問題なし。
恐らく最後までこのオルタネーターで行くのでしょう。
頑張ってください。
16
旧オルタネータ様、21年間20万キロご苦労様でした。
リビルトの上、新天地で頑張ってください。
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