スロットルコンピューター修理 その1
1
スロットルコンピューターが不安定なので
例の準備していたコンデンサ交換を試みた。
何が正しいのか、試行錯誤の連続。
主に使用した道具
はんだ吸取器
はんだこて(セラミックヒーター70W 450℃)
プリント基板用フラックス
プリント基板用フラックス洗浄剤
フラックスが重宝した~。
2
どこがどう悪いのかわからないので、
8カ所のアルミ電解コンデンサを全て交換。
前回確認した時は
C21、C30から液漏れの跡が確認できた。
3
C21の周辺に気泡がある~。
4
コンデンサを外したけど、なかなか外れてくれない。
ここからかなりの日数を
はんだこてのスペックに翻弄された。
最初、セラミックヒーター30W 470℃のはんだこてを
使っていたけどはんだが溶けてくれない。
問題点推理:
1. コテ先の温度が低いのか
はんだこて買い替え
コテ先温度計購入
230℃が322℃まで上昇
(コテ先適温は340~360℃らしい)
2. コテ先の形状が悪いのか
ペン形状(B)⇒マイナスドライバー形状(2.4D)に変更
基板の穴径的には1.6Dがあってるけど、
大きいものをチョイス
標準でついてくるペン形状は熱の伝わりが悪いよう
(太いほうがいいらしい)
3. はんだ吸取器が悪いのか
数千円のもので現状維持
ほんとうは数万~数十万のものを使えば
数秒ですぐ取れるのかな
(頻度の少ないものに金をかけたくない)
でも65W 450℃や130W 450℃と温度的には
使ってるはんだこてと近いんだけどなぁ
何が違うのか何回確認しても不明
5
1個とるのに数十分以上。
何日かに分けてやっと取り外し完了。
3層?スルーホールはハイパワーでやらないと
だめなのか??
プラス側は、はんだが溶けてくれるけど
マイナス側が基板のパターン幅が広いせいか
熱がどんどん逃げていき溶けない。
1. フラックス塗布
2. 溶けるまでこてあて
3. はんだ吸取器で吸い上げ
4. 1~3をひたすら続ける
5. スルーホールが貫通してきたらこてをあてながら
部品を引っ張ってとる
6. スルーホールの残存はんだの除去
これ以上の熱を加えすぎて
ランドの金属剥がれが怖かったのでパス
7. フラックス洗浄剤を数回塗布してきれいに
フラックスを塗布すると基板がベタベタになるので
あまり塗りたくなかったけど、はんだが溶けやすかったので仕方ない。
青〇部分にコンデンサから漏れた油があったけど、
フラックス洗浄剤できれいになった。
洗浄後に青〇部分で地金が見えているところを発見。
コンデンサを取る時に、はんだこてで傷をつけてしまった。
ほんとうは絶縁処理のレジスト?(緑コーティング)を
塗ったほうがいいのだろうけど、まっいっか。
6
一番最初に取り掛かったところ。ここ苦戦したな~。
いいやり方わからないから、熱が奪われないよう
コンデンサの足を切ってからはんだを溶かそうとしたら、
足がとれなくなった。
(待ち針が役に立った)
最悪だったのは、コテ先をずっとあてていたら
パターンのその先のはんだが溶けてしまったこと。
7
あてすぎで焦げたり...
フラックス洗浄後、布巾でふいたけど基板の
表面コーティング?がボロボロ剥がれた。
これ以降、洗浄後の拭き上げはしないようにした。
8
なんか表面コーティングが溶けているように見える...
熱??
コンデンサ漏れ??
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