[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM]
秋真っ只中の今日この頃。
1年の終わりに近い季節でもあります。
だからなのか、哀愁ただよう秋・・・とでもいいましょうか。
何気にもの寂しさが一段と感じやすい、そんな季節かもしれません。
いつもならそれだけで済みますけど、今年は事情が違っています。
やはり、先日の実祖母の逝去が大きいですね。
葬儀が終わった先週以降、両親と共に祖母の遺品整理をしています。
先週末は嫁さんの実家から借りた軽トラックに不要品を積み込み、ゴミ処理場と自宅を何度も往復。不要品の中にはつい先日まで祖母が使っていた見慣れた物品もたくさんあったので、往復して捨てに行くたびに悲しさがこみ上げてきていました。
「もう本当にサヨナラなんだなぁ」・・・と。
そう実感するやいなや、目に涙を浮かべてしまうこともありましたね。
一時、ゴミ処理場から自宅に戻って、ブルーな気分で一休みしていた時のこと。
遺品整理していた両親からざわつく声がありました。
そこで見に行ってみると・・・
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM] ※PSEで少しぼかしを入れています。
タンスの奥から次々と、昔の写真が出てきていたのでした。
↑の写真の中には初代セドリックバンらしき車両も写っていますね。
かつて自宅では店を営んでいたので、きっと当時お世話になっていた問屋さんかと。
僕が幼少の頃まで見られた店内の写真もたくさんありました。
こういった日常の一コマに、旅行先などでの非日常の一コマ等など。
若かりし日の祖父母に両親の写真もたくさんありましたし、小さい頃のおいらの写真、妹の写真もありました。
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM] ※PSEで少しぼかしを入れています。
↑は恐らく小学校低学年の頃の写真かもしれません。
さらに驚いた写真もありまして・・・
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM] ※PSEで少しぼかしを入れています。
数十年前に亡くなった実祖父の本家だと思われますが、戦時中の出征時の集合写真までありました。
戦争の「せ」の字も知らないおいら。
戦争があった時代を、ここまで身近に感じさせられたことがありませんでしたね。
どの写真も、色褪せなどの劣化が少なくとてもキレイに保存されていました。
ピンぼけしている写真も本当に少なかったです。
これだけ鮮明に写り、鮮明に残っているのであれば、きっと良いカメラを使われていたのではないか、と。
そう思っていると、ある物が出てきました。
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM]
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM]
ミノルタのコンパクトカメラ「16P」に・・・
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM]
「Yashica Rookie」という二眼レフカメラ!!
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM]
[Canon EOS 7D - Canon EF-S 24mm F2.8 STM]
真上から見るファインダーが新鮮でしたね。
祖父はきっと、この2台で当時を捉えられていたのかもしれませんね。
ただ、色々調べていますと2台とも戦後に生産されたようですので、戦時中の写真はまた違うカメラかもしれません。
親父が昔使っていたミノルタの一眼レフを持ち出し・・・
[iPad mini 2 Retina Display - Outside Camera]
3世代の愛機を並べてみたりw
今思えば3世代ともに・・・
「写真とカメラが趣味なんだなぁ」
と思わされたBriskenです。
そういえば最近、デジイチを持ち出す機会が少なかった。
単に息抜きとか、オフタイムを愉しむために撮ることも大事かもしれません。
けれど、先祖が遺してくれたたくさんの写真とカメラを大切に預かりつつ、今を捉えて後世へ永遠に繋げていくことが僕の務めじゃないかと認識しました。
これで少しは祖母を失った悲しみが解けて、前向きになれたかもしれませんね。
Posted at 2015/10/24 22:00:27 | |
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